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和書 554314 (126)



ペルソナ―三島由紀夫伝 (日本の近代猪瀬直樹著作集 2)
販売元: 小学館

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1 官僚制、合理化の中で、人間性を輝かそう
 としたが、現実に、おしつぶされた、
 といった感じです。
2 ただ、文学は残る、ということでしょうか。




ピカレスク - 太宰治伝 (日本の近代 猪瀬直樹著作集 4)
販売元: 小学館

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これは、文学という毒にあてられた太宰治、井伏鱒二の、二人の軌跡をたどる猪瀬直樹の「私的な」作家評伝です。
社会の動向に左右される作家という頼りない仕事。二人は作家として生きるために、いかにしてこの、くえない世間にまき散らされた悪徳という毒にすがりついたのか。

 猪瀬氏は『井伏さんは悪人です』という太宰の唐突な言葉の謎を導きの紐として、そこに日本近代の軋みを見、日本文学史の狭隘さを重ね合わせて、作家という不可解な「存在」を紐解いていきます。
 作家の周辺や当時の時代状況も丹念に取材されており、読み応えは充分です。ぜひ一読を。




天皇の影法師 (日本の近代 猪瀬直樹著作集)
販売元: 小学館

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猪瀬氏のちょっと前の著作だが、鋭い視点と仮説はこの頃から本書に現れているようだ。
様々なヒアリングの積み重ねといった手法はこの頃から基礎があったのだろう。民営化論議でのこうした地道なデータ・情報収集と積み重ねが成果となって出ている。




日本凡人伝 (日本の近代 猪瀬直樹著作集)
販売元: 小学館

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普通の人に焦点をあてて、インタビューする、というアイディアは今ではそう珍しい
手法ではないようで、一時期TV番組でも一般の人をゲストに呼んでその人の人となり
にスポットを当てるというのがありました。

ただ、当時これを思いついたアイディアは大したものだと思います。
資生堂の調香師のお話は大変興味深いものです。

最後のソニー黒木氏へのインタビューはウォークマンの開発の話がほとんど出てこず
ガックリ。これがマイナス1点。




唱歌誕生―ふるさとを創った男 (日本の近代 猪瀬直樹著作集)
販売元: 小学館

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本書は唱歌「故郷」を作った高野辰之、岡野貞一という明治に生きた二人の男の物語である。彼らの作った歌は、文部省唱歌として教科書に載り、二人の名前は伏せられたままになっていたところに著者は鋭く切り込んでいく。

誰しもが中学校で教わる、土井晩翠・滝廉太郎という「荒城の月」をつくった名コンビは、主人公の辰之・貞一と同時代人で、「荒城の月」がつくられたのは、明治三十三年で、小学唱歌教科書編纂委員会で辰之と貞一が出会う約十年前なのである。「荒城の月」は必修の歌として、その成り立ちや作者の経歴などが学ばれている。十年といわずとも、せめてあと三年早く辰之と貞一がめぐり逢っていたならば、「故郷」は、「文部省唱歌」ではなく、「高野辰之作詞・岡野貞一作曲」として、華々しく音楽の授業に登場したかもしれない。しかし、彼らがそれぞれ故郷を離れてからの紆余曲折の二十年なくしては「故郷」の詞は誕生し得なかったのだ。

『唱歌誕生』には、島崎藤村、大谷光瑞という名脇役が登場する。主人公である辰之と貞一は陰の人生を歩んだが、彼らは陽を手にしていた。新体詩で文壇の寵児となり『破壊』で栄誉や名声を欲しいがままにした藤村は、光り輝くスターであった。金に厭目なくシルクロード探検に情熱を燃やし、人材教育に力を注ぎ、理想境を実現しようとした光瑞は、究極の夢追い人として大衆の目に眩しく映ったであろう。しかし、藤村は三人の愛娘を亡くし、光瑞の夢は人々の悪夢と化した。この二人は誰もがうらやむ陽とともに、想像を絶する陰を持ち合わせていたのだ。

一方、辰之と貞一は、平凡だがかけがいのない日々を暮らし、静かに老いた。彼の人生は、なだらかな起伏のある地味なものだったといえよう。しかし、彼らのつくった唱歌は、これからも親から子へと歌い継がれ、その詞は日本人の心を豊かにし、そのメロディーは日本人の心を癒してくれるはずである。




日本よ、勁き国となれ――論戦2007
販売元: ダイヤモンド社

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3月5日のTBS・NEWS23の多事争論で筑紫哲也氏は、慰安婦問題での安倍総理の答弁について
「業者にそういうこと(強制連行)をやらせたことに強制性があるという、まあ日本人が聞いてもわからない説明であります」
と述べている。
まず安倍総理はそうは述べていないし、「やらせ」た証拠もない。
通達の1枚たりともない。
「悪質な業者を取り締まれ」という通達ならある。
発言を捏造しておいて、日本人が聞いてもわからないとしている。
汚いとしか言いようがない。
慰安婦問題については、小林よしのり著『平成攘夷論』をぜひ読んでほしい。




日本人への遺言
販売元: 講談社

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絶妙のタイミングで「日本人への遺言」とあり「by 城山三郎」を「城山三郎著」と早とちりして買いました。
数十年前に読んだ「粗にして野だが卑ではない」を読み返していた時に、立て続けに城山三郎の本が出版されて(亡くなった為に)この本も買いました。
文面も殆どが高山文彦氏の喋りで、城山氏は相槌を打っているので同意しているのでしょうが、城山氏の文章の味は全くない。
「嬉しうて、そして・・」と「そうか、もう君はいないのか」の方が「遺言」のような気がします。




日本人とユダヤ人
販売元: 山本書店

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この本で描かれているユダヤ人像や、用語の多くが間違い、ウソであることは
浅見定雄らの批判書でもう知られている。しかし、たとえば浅見が真実によって
反論しているにもかかわらず、その反論はどこか見当違いな気がするのは私だけだろうか。
この本の問題は、内容の一つ一つの妥当性よりも、戦後昭和の一時期に、
たとえインチキ本であっても、こういう本が日本人論として現れたということ自体なのだ。
この本の言うことは確かにいかがわしい。しかしそのいかがわしさは、悲しいけれど
戦後民主主義が持っていたいかがわしさの鏡なのだ。だからこそ気に障るのだ。





和歌山県人 (1982年)
販売元: 新人物往来社

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日本が犯した七つの大罪
販売元: 新潮社

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