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和書 554314 (133)



繁栄TOKYO裏通り
販売元: 文藝春秋

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反逆する風景
販売元: 講談社

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 辺見庸氏のベストセラー『もの食う人びと』が陽だとしたら、本書は陰である。
 『もの食う人びと』は大衆受けするように書かれている感が否めないが、本書はいわゆる辺見庸氏らしい文体で書かれた作品になっている。
 人間というものは自分ばかりでなく、他人の行動やとある場所にあるもの、そして自分の目の前にある風景にさえ意味を持たせようとする。しかし、無意味な行動やものもあるのではないか…
 本作品を読んだら、意味という桎梏から解き放たれ、なにか軽くなったような気して、気分爽快になるだろう。

 ソレデハ…




反骨―鈴木東民の生涯
販売元: 講談社

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化けるサラリーマン―辞めたヤツに訊け!!!
販売元: にんげん出版

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脱サラ・転職後どうなったのかというコラムをまとめた本です。
似たような書籍は他にも多数ありますが、本書は成功例だけでなく
厳しい状況になってしまった例も多数収録されており、
単に脱サラ・転職を勧める内容じゃないところが気に入りました。




馬車は走る (文春文庫)
販売元: 文藝春秋

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政治、スポーツ、音楽、実業など、様々な分野で傑出した人物を、ある時はどっぷりと行動を共にしながら、またある時は人物の足跡を丹念に洗い出しながら、描いていく。例えば趙治勲については、武宮正樹との息詰まる棋聖戦を縦糸に、韓国人としての趙の出生や生育環境の複雑さを横糸に彼の人となりを織り成していき、「中に入って生きることが難しかった」という趙の言葉をキーワードとして、日本と韓国との間に引き裂かれたアイデンティティを彼の本質と結論付ける。
他編も同様、作者は登場人物を明らかにする際必ずテーマを設け、それを明らかにするために彼の生い立ち、生き様、周囲の人物などを丁寧に取材していく。その際最も大事にされるのは、何よりも作者が本人と接した際の印象、である。新鮮な生肉のようにジューシーな作者の感受性が、作品一編一編に命を吹き込んでいる。
短編の構成も読者を飽きさせない臨場感溢れるもので、読み応え十分である。




馬車は走る
販売元: 文藝春秋

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バブルと寝た女たち
販売元: 講談社

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バブルなんて懐かしい時代もあったものである。
とはいっても今も東京の六本木あたりにいると同じ層の人は
色々と見受けられるような気もする。
ある意味一時代を論じながらも全ての時代に通ずる
男女の悲哀を説いた本なのかも知れない。




バンコクの妻と娘 (文春文庫 (269‐2))
販売元: 文芸春秋

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若くしてなくなられた著者の作品のなかでは、私はこれが一番のお気に入りです。何がお気に入りかというと、出張と執筆の多い仕事をこなしながら、東京に置いてきた娘ユンのことを親として温かくかつ厳しく見守っていることです。ユンは結局、東京のリセでは道をみつけられなくて著者のいるバンコクに合流しますが、そうなる過程で、著者と東京リセの校長との手紙によるやりとりが白眉。校長もユンをよくみており、この子どもの今後を、将来を推し量る思い溢れる手紙に、読者として思わず涙しました。それが★5つにした理由でもあります。最初は、私自身が独身で近隣諸国で仕事をしていた時でした。著者をお見かけしたこともあります。東南アジア諸国の生活事情も良くわかっていただけに多少のひいきもあったかなと思います。ただ、子どもの親となった今、日本で再読してまた涙しました。著者の筆力にもよるのでしょうが、それだけではない他国間にわたる仕事をしているもの同士(著者とリセの校長や教員)の真剣な向かい合いに強く心を打たれます。この著者の娘さんや奥さんのことをいろいろと言われる方もおられますが、私には著者が両者に示した愛溢れる姿に感動を覚えます。著者やこのリセの校長のような姿勢が、日本の教育陣に少しでもあれば、ここまで日本の教育もおかしくなることは無かったのでしょうか。そんな思いを込めて、連作の中では一番のおすすめでしょう。




バーバラ・ハリスの「臨死体験」
販売元: 講談社

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バーボン・ストリート
販売元: 新潮社

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こういった文章というのは書き手の人としての魅力が大きく反映されるものだと思う。沢木さんがとりとめもなく話すのを、講演会という形でだが一度だけ聞いたことがある。沢木さんは旅に出ると必ずおもしろい目に遭うというようなことを話されていた。たぶんそれは同じ時間同じ場所にいても必ずしも味わえる体験ではないだろう。沢木さんという一人の興味深い?魅力的な人間の存在が手繰り寄せる経験である。日々起こることに対する感受性が高い人でもありそうだ。
女性であっても「死んじまってうれしいぜ」にはひどくロマンを感じる。
男性ってあんまり恋愛にロマンを感じないのでしょうかね?と思わないでもないけれど、そういう違いをこれっぽっちの反感もなく読めるのはとてもうれしい。人間同じ一生生きるなら、物事に敏感に、こんな風に生きてみるのも素敵だなぁ。



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