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和書 720720 (75)



がん患者学〈3〉がん生還者たち―病から生まれ出づるもの (中公文庫)
販売元: 中央公論新社

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 この本の表題は「がん生還者たち」となっています。病気の克服記録かと思って読み始めると違和感を感じましす。最初の2例はいずれも膵臓がんと卵巣がん(筆者と同じ)で死去するというところから始まります。社会的に恵まれた人とそうでない人の差が出てきますが、同時に日本の悲しい医療の現実を突きつけられます。大学の教授をしていても簡単に自分の死を受け入れられるわけではないし、人は自分がもっとも輝いていたときの記憶を頼りに生きていこうとするものなのかもしれません。健常者が想像する以上に悲痛ながん患者の心理描写に迫力を感じます。

 次に膨大な内容のアンケート結果が報告され(ちょっと字が小さくなるので読みづらくなります)、その次の章からはメキシコやアメリカの取材報告となります。がん生還者達というのは海外でのこういった取材での「元患者達」をさしているものですが、ドキュメンタリー風にインタビューに答える形をとっています。このあたりはやや冗長な感じがします(ページ数が多く読み疲れします)。最後に米国のレイチェル医師との会話がありますがこの本のエッセンスはそこに凝縮されています。

 レイチェル医師の生死観というのは非常に参考になります。この本は患者としての立場で書かれていますが、医師であり、同時に患者でもあった人は医師の立場も患者の立場もともに理解できるわけです。人が何のために生きているのかという人類の遠大なテーマに対して、がん患者は健常人よりも先に一つの回答を得ることができるようです。いわばアイデンティティを確立する上で病気も役に立つものと考えられます。なお、この本を出されたあとで著者はがんが再発しています。この本が患者の悲痛な叫びを代弁しているならば、がん治療に携わる医者にも是非読んでほしいと考えます。




がん産業〈1〉―がん治療をめぐる政治的力関係の構図
販売元: 学樹書院

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がん産業〈2〉―予防の妨害と科学の抑圧
販売元: 学樹書院

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がん疼痛治療のレシピ
販売元: 春秋社

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白衣のポケットに入る大きさの本ですが、内容は実践に則したもので、とても重宝しております。
癌疼痛治療の現場がいかに混乱と誤解に満ちあふれているかを、感じさせられました。
デュロテップパッチの使い方やレスキュードーズの調節法にも触れており、最新の情報も得られます。
この価格でこんなに使える本は今までありませんでした。




がん細胞と免疫細胞 (1978年)
販売元: 講談社

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がん遺伝子―生命科学の本質に迫る
販売元: 講談社

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きれいになるメディカル・ハーブ (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)
販売元: 三笠書房

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ハーブやアロマオイルの基本的なことが易しく書いてあり、初心者の私でも
わかりやすく読めました。色々な使い方が出ているのですが、「綺麗になれそう」
という気持ちを盛り上げてくれるものが多く、とても女心をくすぐられます。
様々な悩みに効果的なアロマオイルの紹介など、海原先生の本は女性らしい感覚
に溢れていて大好きです。




「きれい好き」が免疫力を落とす (講談社プラスアルファ文庫)
販売元: 講談社

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筆者の腹の虫、寄生虫のきよみちゃん、名前をつけてしまうくらいかわいがってしまうんですね。最高です。
簡単な文章でわかりやすく、清潔大国日本の危険性を指摘しています。私が小学生のときは確か義務だった検便と寄生虫検査、うれし恥ずかしい記憶ですが、最近小学校ではやらないそうですね。それが果たしていいことなのかどうなのか・・・。
読み終わるころには、自分も寄生虫を飼ってみようかなとさえ思ってしまいます。
これを呼んで、目黒の寄生虫博物館にでも出向いてみたらいかがでしょか。




くしゃみおならどうしてでるの? (からだのふしぎしりたいな (2-6))
販売元: 学研

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くすりとからだ (1967年)
販売元: 東京大学出版会

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