和書 720720 (245)
免疫、その驚異のメカニズム―人体と社会の危機管理 (ウェッジ選書―「地球学」シリーズ)
販売元： ウェッジ
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疫学という医学の分野がある。
わかったようで、わからない学問で、科学のようで、数学、物理学とは異なる価値判断をしている。
免疫の疫は、疫学の疫なので、免疫がわかったようで、わからないものであることもなんとなく想像できる。
第二章は、医学者と、経済学者、地球物理学者との鼎談である。
全体を読んで、免疫について、いかにわかっていなかったかは、わかった。
主要組織適合抗原（MHC)、生理活性物質（サイトカイン）といわれても、初耳だった。
脳はここまで解明された―内なる宇宙の神秘に挑む (ウェッジ選書)
販売元： ウェッジ
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編著者の合原氏は複雑数理モデルの第一人者でカオス工学を専攻しています。
そこから見た脳科学は
並列・分散的な情報処理に加えて学習や自己組織化の能力を備えたものという
考え方です。
神経回路網はフィードフォワード構造つまり何らかの入力があって神経細胞群が次のそれに
前向き信号を伝える、この構造を土台にして論点を展開していきます。
ここから遺伝子ネットワークへそしてバイオコンピューターへ話題が進みます。
結論は脳を複雑ネットワークの特徴づけに持っていく事、そして流行の
スモールワールド性とスケールフリー性からカオス・ニューロチップを
作成した流れへ話題は進みます。
何か脳は複雑系を使って考察したら解かり易いという結論です。
第二部の三者対談はなかなか生産的です。
というか脳科学は上記の複雑系以外にも様々な分野からのアプローチがありまして、
その研究をされている方々の接点がないとお互い確認する機会がない、
非常に複雑な研究対象なので双方向性が非常に必要とされています。
実際対談を読んでみて知的刺激を満たされます。
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ウェルニッケ‐コルサコフ症候群とその類縁疾患
販売元： ワールドプランニング
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私らしく更年期―からだと心の新しいスタートライン (ウェルネスブック)
販売元： 求龍堂
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ウエスト呼吸の整理と病態生理―症例から考える統合的アプローチ
販売元： メディカルサイエンスインターナショナル
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臨床の授業に入ったので呼吸器内科の勉強のために買いました。
この本の構成は、一つの症例があり、その身体所見や検査所見などが
まず並べられ、よく見るアプローチから確定診断をし、その病態生理とその病気を読むのに必要な生理学的知識の解説をする。そんな構成です。特筆すべきは分量の1/3が病気の事ですが2/3は呼吸生理の本となっている事。説明はとても丁寧ですが、この本が読者に求めている呼吸生理の基礎知識は、医学部で基礎医学をとりあえず終えてきた者にはちょっとハードルが高いような気もします。
たまに、なんで？という基礎知識も出てきます。
それは初学者故、なのかもしれませんが。
ですが、１歩ステップアップするには、ページ数的にも手頃な本です。
がんばって通読すれば、呼吸生理が見えてきます。
星４つとしたのは付属の問題についてです。各章の最後に５択くらいの問題がついているのですが、この問題は解答はあるのですが解説がありません。本を読み直すと根拠となる文はあるのですが、その根拠の文章がたまに次の章にあったりするので、初学者的にはイライラしてきます。
まあ、何回も見直す事が勉強だとしたならば、それも含めて良しとする
べきなのでしょうかね。
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ウォーキングと歩数の科学
販売元： 不昧堂出版
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動きを生み出すこころとからだのしくみ―スポーツの神経科学
販売元： あいり出版
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動きを測る―スポーツ・サイエンスの扉 (PH選書)
販売元： 大修館書店
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動きの解剖学 (2)
販売元： 科学新聞社
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動きの解剖学I
販売元： 科学新聞社
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読んでいくと、ん？ んんんっ？となるとことが結構あります。
きちんと解剖を勉強しているとわかるミスなんですが、知らないとなるほどと思ってしまうかもしれません。
一番まずいなと思ったのは、環軸関節の解説。
この本によると関節面（環椎の下関節面と軸椎の上関節面）が、両方凸になってるそうです。
そんな関節だったら、すぐに脱臼してしまいますよ。