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和書 882814 (9)



ウイグル―その人びとと文化 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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江戸の酒―その技術・経済・文化 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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酒は昔から欠くべからざる商品だった。そうでなければ、酒製造の一家、鴻池が大坂を代表する一豪商になれたわけがない。腐りやすいという欠点を抱きながら、清酒はその味に改良を加え、一大産業としての地歩を固めていく。

面白いのは、当初甘口で知られた日本酒が、時代を追っていくうちに辛口に変化していく様だ。甘さというものが贅沢だった時代、きっと酒も甘さを要求されたのであろうが、甘さを伴った食品が世に出回るにつれ、飲兵衛も辛口好みになっていったのではないだろうか?

鉱山町の酒の様子など、社会史的な記述も楽しい。




江戸人の歴史意識
販売元: 朝日新聞社

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江戸人の歴史意識 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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オセアニア 暮らしの考古学 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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 太平洋の小さな島々を思うとき、多くの日本人はリゾートという文字しか頭に思い浮かばないのではないか。そして実際にそれらの島々を訪れても、本人の意識の中に「生活の場としての島」という見方が生まれることはまず期待できない。本書は「楽園」や「自然との共存」といったような「島々を訪れる側によって作られた幻想」とはほど遠い島の暮らしを生き生きと解き明かし、人間の持つ宿命を鮮やかに浮かびあがらせる。太平洋人類史のすぐれた入門書である。





親と子の社会力 非社会時代の子育てと教育 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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子どもが起こした悲惨な事件、その裏側にある子どもと大人のギャップについて解説してあります。本当の子育てと教育の意義、疲弊した子どもとそれを理解できない大人達。子どもの両親や教師の方におすすめだと思います、ディスカッションの元ネタにも良いと思います。




女歌の系譜 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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絵画の領分―近代日本比較文化史研究 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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 江戸が東京へと変貌し始める頃、日本の洋画史も歩みを始めた。アメリカ合衆国も建国の時期そうであったように近代日本の成立期、模倣から独自の(文化)を産み出すための(迷い)(苦しみ)(彷徨)(格闘)(没落)というような隘路を抜け出すプロセスが必要だった。日本洋画の勃興期、芸術家たちがたどった周囲の偏見や無理解、守旧派の圧力とどう対峙していったのか。パイオニアとしての画家、道楽としての画家、職業としての画家、芸術家としての画家、がどう成立し、いかに認知されていったのか。近代に名を残す10名を俎上にしてこれまでまったく知り得ることのなかった背景や歴史をわくわくする期待と新鮮な驚きとで読み通すことのできるとても読みやすい近代日本の比較文化史となっている。その理由の多くの部分、作者のとても切れの良い文章によると思います。




海道の社会史―東南アジア多島海の人びと (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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東南アジア多島海。今は形上インドネシア共和国やフィリピンなどという国に属してはいるものの、もともとひとつの強大な政権の成立しにくい土地柄である。

そのため多島海の歴史の記述も、どうしても普通の政権史や政治史的アプローチでは描ききれないこととなる。政権史の代わりに本書で採り上げられるのは、ヤシやマングローブ・ナマコといった交易商品である。その交易の姿により多島海の歴史を形作られていく。

国境なき土地を記述する一方法を提示してくれる良書。




カウンセリングとは何か (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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少し古い本だが、実に良く書かれた本であることが、本書を読んだ人にはわかると思います。帯にもありますが、基本的にカウンセリングを受けたいと考えている人も、知りたいと考えている人も、学ぼうと考えている人も、一度は読んでおいて損はない本です。

特に第一部は、カウンセリングのプロセスとして、一つとして同じプロセスを歩まないカウンセリングという方法を出来る限り一般化、普遍化して、その内容を詳しく説明しています。

それは、カウンセラーとクライアントの助走から始まり、インテーク面接から初期、中期、後期を経て、終結までの流れを、実に分かりやすく語っています。そして、いずれの中でも多く語られているのが、ラポール・信頼関係の重要さです。

カウンセリングとは、カウンセラーとクライアントの一対一の一種緊張した、そしてまた別の意味で親和な、そしてまたカウンセラーとしては理性的な立場からの視線を必要とする、特別なコミュニケーションの場です。

その中で、カウンセラーはまずクライアントの主訴を聞くことになります。その際に、カウンセラーはクライアントの主訴の背景や、性格などについても、徐々に情報を収集し、受容や理解を深めるための手段に係わるものとして蓄えておきます。

そういった基本的なことから、インテーク面接の重要性、初期、中期、後期それぞれの問題点、カウンセリング終結における手順など、様々な点についてきちんとした解説を踏まえて、普遍化している点で非常に評価できる著作だと思います。

第二部は、少し専門的になり、恐らくこの著書の前に書かれた「カウンセリングの話」のような、技法に焦点をあてた内容になっています。最も、二部は一部よりもボリュームが少なく、内容的にも技法には多少触れるものの、基本的には統合折衝案についての説明がなされています。ここの部分に付いては、カウンセリングを「受けたい人」が読む必要はないと考えます。第一部だけで十分説明されています。

より、専門的にカウンセリングを学びたい人にとってはこの本は入門書に過ぎません。技法については、前著「カウンセリングの話」を読む必要があるでしょうし、それ以外にも、カウンセリングの教科書的な書籍を読み、勉強する必要があるでしょう。そういう意味ではこの本は導入部、もしくは、勉強した後の、全体的な「振り返り」として読まれるのが良い方法だと思います。


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