和書 882814 (49)
![]()
学校とテスト (1977年) (朝日選書〈90〉)
販売元： 朝日新聞社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
「ガン」遺伝子治療 (講談社選書メチエ)
販売元： 講談社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
ガンダーラ 仏の不思議 (講談社選書メチエ)
販売元： 講談社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
記憶―「創造」と「想起」の力 (講談社選書メチエ)
販売元： 講談社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
読み通すのがきつい。その原因のひとつは、当方の教養と関心の狭さによるのであろう。つまり、「記憶」について文系、理系を問わずさまざまな学問分野の成果を示すことによって論じているのだが、登場する学問分野や固有名詞が私には広範囲過ぎて、ピンとこないのだ。膨大な知見を駆使しているわりには、議論自体が掘り下げ不足で物足りない気がするし。概して、ある種の評論家の文章ってこんな感じ（知識は広く浅く駆使するが、言っていることの理論のツメが甘いってこと）なのだろう・・・というのが私の偏見。（あ、もちろんそうでない評論家もいるけど。）ぱらぱらとざっと見て、関心のあるタームや話題のとこだけ拾い読みするという使い方に適した本。ただし、初心者向け。その分野のプロパーが読んだら、どの話題も食い足りないと思います。（私の場合、思想を少しかじった者なので、ベンヤミンについての記述がちょっと・・・。）
記号論 (1) (同時代ライブラリー (270))
販売元： 岩波書店
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
記号論 (2) (同時代ライブラリー (271))
販売元： 岩波書店
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
起請文の精神史-中世の神仏世界 (講談社選書メチエ)
販売元： 講談社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
「起請」というのは、落語の世界から入って知りました。まじめな歴史好きの読者のために少しだけ書いておくと、花魁がこれぞと決めた男に年季が明けたら夫婦になることを誓うというもので、もしこれを破ると、熊野でからすが３羽死ぬ･･･といった話がいくつかの廓噺に出てくる。
そんなこともあって、この本をとってみたが、唖然、呆然ですね。
中世日本の精神世界が、落語のお笑いの部分にしか残っていないような「起請」にこめられていたとは驚きであります。
なぜ天照大神に誓いを立ててはならないのか。私は、「熊野でからすが３羽死ぬ」から、誓いの対象は天照大神かと思っていたが違ったのですね。
このほかに、神と仏はどちらが上位かを論じ、神仏習合から新仏教まで、中世日本人の精神世界を論じきっている。
落語も、こうしたまじめな精神世界の勉強の役に立つのですね。
筆者には、動機が不純と怒られそうですが。
![]()
寄生バチをめぐる「三角関係」 (講談社選書メチエ)
販売元： 講談社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
奇想天外・英文学講義―シェイクスピアから「ホームズ」へ (講談社選書メチエ)
販売元： 講談社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
英文学者を志す者として、この『奇想天外・英文学講義』に出会えたことに非常な満足感を覚えている。’奇想天外’というふざけたタイトルに、「ヒースクリフは殺人者か？」（星1つ）的な揚げ足取りの内容かと思いきや、純英文学を大きく超えた内容に歓喜した。視覚というモチーフが底流を流れ、表面を漂うのはシェイクスピア、ロビンソン・クルーソー、ホームズ、不思議の国のアリスといった馴染みの深いキャラクター達だ。これらを通して'超'英文学者・高山宏は、17－20世紀にわたる知的冒険を繰り広げる。キーワードは光のパラダイム。但しこの本は英文学への入門ではなく、英文学者とその卵たちへの挑戦状である。
北の十字軍―「ヨーロッパ」の北方拡大 (講談社選書メチエ)
販売元： 講談社
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
中世ヨーロッパの法制史研究で有名な山内氏による北方十字軍の概説書。ここまでネタ本（山内氏自身が後書きで明かされていますが）に忠実な本もあまりないので・・・。わが国ではあまり知られていない北方十字軍を世間に知らしめるという意味では好著なのかもしれませんが、ネタ本を知っているものとしては、学者がこんなことをしていいのかと疑問に思ってしまいます。また、著書がネタ本を離れてどれだけ同時代の関連文献に当たったのか、疑わしいことこの上ないです。
素直にネタ本の翻訳にされていたほうがよかったのではないでしょうか。