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和書 882814 (64)



哲学問題としてのテクノロジー―ダイダロスの迷宮と翼 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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思想としては、(値段相応に)見るべきところが少ない気がします。

「文化の気象学」「自己編集性」といった魅力的な概念もほとんど説明されずに終わっており、残念に思います。

ただ著者のペシミズム的な視点はかなり共感しました……。




天国と地獄―キリスト教からよむ世界の終焉 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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天才音楽家たちの友情記念帳 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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天才数学者はこう解いた、こう生きた―方程式四千年の歴史 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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 数学を学んでいる中高生にとって、数学の代表的なイメージといえばやはり方程式ではないだろうか。特に2次方程式とその解の公式には十人十色の思いがあったと思う。ところで、2次方程式があれば当然3次や4次の方程式も考えることができるのだが、その解の公式はいかなるものか。実はこの点は高校の授業では習わないし、大学においても数学科以外では問題にされることもないのである。(私の学んだ物理学科でも、そんな講義は無かった)その理由は、方程式には複素数の範囲なら解があることは分かっており、なおかつ実用上は物理的に意味のある解しか興味がないためである。さらに公式がなくとも数値計算によって近似解が求まれば十分であるため、公式の存在が問題にならないのである。
 しかし解の公式の発見する努力は、数世紀に渡って多くの数学者によって行われてきた。本書はその公式発見に携わってきた数学者達のエピソードをふんだんに取り入れており、歴史的な流れを知ることができる。数学の歴史といえばどうしても古代ギリシャの時代の次には、17世紀のニュートンへ一挙に飛んでしまうことが多いが、本書はその間の期間において活躍した数学者達の物語を記しており興味深い読み物となっている。方程式という数学の身近な題材から、数学の歴史に触れてみたいという中高生に本書はお勧めしたい。なお、5次以上の方程式に解の公式は存在しないが、より理論的な話を知りたい方は「アーベルの証明」も手に取ってみて欲しい。





伝統中国―〈盆地〉〈宗族〉にみる明清時代 (講談社選書メチエ (35))
販売元: 講談社

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 日本人と中国人とを比べてみれば、風俗や習慣が違うだけなく、そもそものモノの見方や考え方も同じではありません。それに応じて、日本と中国の社会構造や社会的価値観などには大きな違いがあります。ことほどさように、中国の社会は、アメリカともフランスとも日本とも異なり、中国ならではの特色を持っています。しかしながら、その具体的な内容はいったいどんなものでしょうか。
 本書は、気鋭の中国史家が、浙江省のある盆地の歴史を題材として、14世紀半ばから19世紀半ばまでに至る人々の暮らしと歩みの中から、中国社会における伝統的な特質を説き明かそうとするものです。
その際に著者は、宗族(リニージ)の在り方に注目し、個人・社会・国家のつながりや地域的な社会統合において、宗族が重要な役割・機能を担ってきたことを丁寧に論じています。いわば文化人類学と歴史学をシンクロさせたような内容であり、たいへん勉強になりました。キャッチフレーズ的な切り口の提示も斬新で面白く感じました。
 他方、「名詞的社会関係」「形容詞的社会関係」などの切り口には、些か付会牽強的なところも感じられました。また、著者は、地域の景観や気候が社会に及ぼす影響、宗族などの親族結合と社会との関係、そして社会内部における国家支配の契機を、「史的システム論」なる方法論によって有機的に統合して論じようしていますが、この点、どのように統合しようとしているのか、率直に言ってよく分かりませんでした。
 いずれにせよ、本書は、中国社会の特質を論じる際の大切な視座を提供しようとするものであり、現代中国の動向を見ていく上でも参考とすべきものがあるように感じました。




唐から見た遣唐使―混血児たちの大唐帝国 (講談社選書メチエ (125))
販売元: 講談社

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おなじみ阿倍仲麻呂や吉備真備、羽栗吉麻呂など遣唐使たちの異国での青春、恋愛、その結果生まれた日本と唐の混血児たちの活躍や遣唐使たちを取り巻く人々を紹介しています。
意外な人物が、唐人と遣唐使として唐に渡った日本人との間に生まれた子だったりして、へぇ〜といった感じ。お前ら、ちゃっかり青春してたんやな!
ただし、ちょっと作者の想像がいきすぎかなといったところも。でもそのおかげで少し歴史のロマンスを感じます。
作者の推測や想像がちゃんと史料で裏づけられたらいいなぁと思います。




東京裁判への道(下) (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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東京裁判への道(上) (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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『朝日ジャーナル』に連載された文章に加筆されたものと聞くと東京裁判史観を打破せよという人々から相手にされそうもないが、著者は新発見の一次資料である尋問調書を丹念に当って冷静に東京裁判の前史を描いている。「勝者の裁き」だとあの裁判を否定する人も、だからこそその裁きに日本の指導者達がどのように立ち向かったのか知るべきであり、日本の敗戦に指導者達がどのように落とし前をつけようとしたのか、彼らの発言だけでも読む価値は十分にある。上巻は東京裁判の方向性を決定付けた木戸幸一と田中隆吉の発言を軸に、下巻は闇に葬られた細菌戦や、その他の戦犯たちの発言を取り上げている。
皇道派の領袖であった真崎甚三郎は「天皇の力をもってさえ実現できなかったことが、米国の力によって達成されたことを実感しています」などと親米発言を繰り返す。若手将校がどのような思いで聞けばよいのか。笹川良一は他人の責任を延々と語り、石原莞爾は満州建国の大義については堂々と語るも満州柳条湖事件の関与は否定し、廣田弘毅は城山三郎が言うようにYesかNo以外を語らなかったわけではなく、真摯に自らの知るところを語っている。
東京裁判は、宮廷における木戸と近衛の争い、陸海軍の縄張り争い、皇道派と統制派のいがみあいなど、戦前の日本の中枢でどれほど意思統一がなされなかったのかを露骨に示すという意味で、日本人自身が検証する価値は十分に価値がある。そして責任の取り方に指導者の器の大きさは表れるとすれば、日本が当時抱いていた指導者の器はどれほどのものだったのか、私たちは知る必要がある。




闘牛―スペイン生の芸術 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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統合失調症あるいは精神分裂病 精神病学の虚実 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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統合失調症の初期治療に関して学ぶのによい本。脳の働きが明らかになるにつれて現在問題となっていることも違ってみえてくることに希望が持てる。できれば退院後の治療についても読みたいと思った。


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