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和書 882814 (63)



中国人郵便配達問題=コンピュータサイエンス最大の難関 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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コンピュータで計算するとは?チューリング機械とは?から説明が始まります。そして、P=NP問題って何?これを解くために考えられている、ニューラルネットのモデルの説明、量子コンピュータの考え方が紹介されてます。分かりやすく、一から丁寧に説明してあります。が、ニューラルネット、量子コンピュータについては、考え方が中心のためか、そんなもんか?というレベルでした。想像力が足らないのかなぁ・・。じっくり読んで、分かった気には、なれましたが・・。

コンピュータサイエンスとは、こんな分野なんだ!その奥深さが、のぞけました。また、これからのコンピュータの進む方向の一つがわかると思います。読むために、前提知識は不要だと思いますが、数学が嫌いな方には、少しつらいかも、です。




中世音楽の精神史―グレゴリオ聖歌からルネサンス音楽へ (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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必要に迫られて、中世の音楽について調べる必要があったので、本棚にあったこの本を手に取りました。中世音楽についてあまり詳しくない私にとって、とてもわかりやすい説明で、ところどころ著者の独自の見解や推理などがあったり、いろいろなエピソードもちらほら。

なんとなく敬遠していた世界だったのですが、一読後、さっそくCDを買い集めたくなるような本。
品切れなのかなぁ、絶版なのかなぁ、残念。




中世都市鎌倉―遺跡が語る武士の都 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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長安の都市計画 (講談社選書メチエ (223))
販売元: 講談社

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長城の中国史―中華vs.遊牧六千キロの攻防 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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 中国と言えば、多くの日本人は先ず「万里の長城」をイメージするのではないかと思います。本書は、いわば中国の象徴とも言うべき長城の発展史を辿りつつ、歴代中華帝国と北方諸民族との間に繰り広げられた戦争と平和のドラマを語るものです。気が付いたのは以下の点です。
 (1) 本書によれば、前秦時代から宋朝の頃に至るまでの長城は、その名称とは裏腹に、基本的には小規模な防御拠点の集合体であり、いわば「点」の連なりに過ぎなかったのだそうです。明代に至り、モンゴル諸部との厳しい対立関係と、王朝自体の内向きの性格とが相俟って、はじめて「一線の壁」としての長城が成立したとのことです。意外なことで新鮮に感じました。
 (2) 扱う内容の特性上、地理に関する記述が多く、耳慣れない地名等が頻繁に登場します。普通だとウンザリしてしまいそうですが、本書では地図を効果的に使用しているほか、文章も平易で分かりやすいので、比較的苦労せずに、楽しく読み進めることができました。
 (3) 長城の物理的な発展そのものを語るだけではなく、中華・諸民族関係の推移や、中国にとっての辺境防衛の重要度と方策の変遷に着目し、そうした中における長城整備の意味を説き明かそうとしています。志の高い内容だと思います。
 中国と周辺民族との関係史に興味をお持ちの向きには、是非一読をおススメしたいと思います。




対馬藩江戸家老―近世日朝外交をささえた人びと (講談社選書メチエ (38))
販売元: 講談社

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帝王聖武―天平の勁き皇帝 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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帝国論 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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最大公約数的な帝国論のまとめの書。帝国または帝国論という言葉が独り歩きしているような感もある最近、主要な論点を偏りなく理解したうえでカバーされているイメージ。やや内容的には枝葉の議論と感じられるものも散見されるが、帝国論の中間決算という狙いは成功しているのではないか。特定の国や制度に対する意見をまとめたものではない。帝国の背景にある、力の行使の論理的正当性について、多角的にアプローチされていて勉強になる。




テクノリテラシーとは何か―巨大事故を読む技術 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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「不完全な情報下における制限的合理性」だとか「モノを媒介とした倫理」だとか、言いたいことはわかるのだが、それらを各論にどう結びつけるかが明確でない。各論部分は新聞で断片的に知っていた知識を補充体系化する上で非常におもしろいのだが、「だから、どうすればよかったのか」という肝心なことは、「ケースバイケース」というしかない。これといって得るもののない本だった。工学倫理が掛け声だけで大学の科目や講座として成立しない理由がよくわかった。




手塚治虫=ストーリーマンガの起源 (講談社選書メチエ)
販売元: 講談社

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まず、表紙の論述が間違っている。ストーリー漫画は手塚治虫以前に、既に存在していたからである。大正時代に発表された、『正ちゃんの冒険』がそうである。この作品は、少年少女向け漫画初のストーリー漫画であり、アメリカの新聞漫画に影響を受けている。そのことから、「日本の漫画は、海外の漫画の影響を受けていない。」とする、著者の論述が間違っていることがわかる。また、映画的手法を最初に用いたのは手塚治虫だ、と著者は書いているが、これも間違いで、既に昭和初期の『スピード太郎』で使われており、この作品が初の映画的手法を使った作品である。以上のことは、他の漫画評論家の中では、既に常識となっていることで、著者本人は、本当に漫画評論がしたいのか、と私は疑問に思うのである。


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