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和書 882814 (86)



ドイツ病に学べ (新潮選書)
販売元: 新潮社

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 先進国として突っ走ってきた日本。しかし世の中見渡してみると何だかその歯車が少しずれてきているのでは? 「ニートやパートといった労働者の問題」、「消費税率問題」、「年金問題」、「財政破綻」、「少子高齢化問題」などなど。いままであまり気づかなかった小さな綻びが、次第に大きくなり社会問題化してきています。アメリカ中心のアングロサクソン流の経済が世界を席巻している中、ドイツでは独自のライン型経済を進めてきたのだそうです。本書をよく読むと、日本の進めてきた経済もどちらかというとライン型に近いのでは?それを最近になって急激にアングロサクソン型に転換し始めたのでは??
 第二次世界大戦後に同じく敗戦し、また時同じく自らの技術力で世界の先進国となって経済を牽引してきた両国。その両国にはやはり同じ共通点があったのだと再び認識しました。本書では現在のドイツが陥っているのは、慢性的な「先進国病」とのこと。似通っている日本もやはり「先進国病」にかかっているのか?もしかかっていたら、最後は……。
 明日の日本の姿はこうなってもらいたくないという方、必読です。

 著者は元NHKの職員で、現在はジャーナリストとしてドイツに16年間滞在しています。現地だからわかる生のドイツを客観的にレポートしています。ややデータが多くて読みにくいところもありましたが、逆に信憑性が高く感じられました。




銅の文化史 (新潮選書)
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読書と或る人生 (新潮選書)
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泥の文明 (新潮選書)
販売元: 新潮社

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風土論は数限りなく書かれてきたがこれはその新版。文明を石の文明、砂の文明、泥の文明に大別したのが目新しい。本書は著者も否定していないが、和辻風土論の焼き直しである。泥の文明というなら高温多雨のインドや東南アジアのモンスーンアジアが本場の筈だが、モンスーンアジアの考察は乏しい。しかしそもそも「泥の文明」とは何なのか?メソポタミアを見れば高温多雨が「泥の文明」の条件でないことはすぐ判る。一方では、石の文明というのにエジプトに一言も触れず、ましてマヤの石の文明などまるで眼中にない。トインビーくらい読んでから著作にかかった方がよいのでは。




二十世紀を歩く (新潮選書)
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二十世紀を動かした思想家たち (新潮選書)
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二十世紀を騒がせた本 (新潮選書)
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日本宗教とは何か (新潮選書)
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日本経済近代化の主役たち (新潮選書)
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日本的なもの、ヨーロッパ的なもの (新潮選書)
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