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和書 882814 (96)



街並みの美学 (同時代ライブラリー)
販売元: 岩波書店

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銀座ソニービルの建築でも知られ、近年、惜しくも亡くなられた著者による、単一の建築を飛び越え、建築等の集合体としての美しい「空間」「街並み」について考察した古典的名著です。50の図、60を超える写真と共に、「京都の町屋」「イタリアの広場」「イランのバザール」「パリのシャンゼリーゼ通り」等の魅力的な空間はなぜ素晴らしいのかを論理的に説明してもらえるのは非常に刺激的です。一方、日本とりわけ高度成長期以降の街並みがなぜかくも乱雑なのかを、日本人の住宅・空間感とともに説明すると共に、日比谷公園や銀座通りの街並み等の改善案についても提起しています。
初稿が79年のため、やや古い記述があるのも確かですが、空間・街並みに関心のある方にはお奨めの本です。




民俗の思想―常民の世界観と死生観 (同時代ライブラリー (282))
販売元: 岩波書店

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無文字社会の歴史―西アフリカ・モシ族の事例を中心に (同時代ライブラリー)
販売元: 岩波書店

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明治精神の構造 (同時代ライブラリー (165))
販売元: 岩波書店

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明治の東京計画 (同時代ライブラリー)
販売元: 岩波書店

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明治の文化 (同時代ライブラリー (307))
販売元: 岩波書店

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文字の文化史 (同時代ライブラリー83)
販売元: 岩波書店

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モンゴル 民族と自由 (同時代ライブラリー)
販売元: 岩波書店

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 人民革命党独裁政権から民主化されて間もない本書が出版された一九九二年当時の情勢と、以来十五年を経る今日を比較するとき、「モンゴル」と「モンゴル人」について多くの示唆を与える一冊。第一に日本人でモンゴルに関わる者として「ノモンハン事件(ハルハ河戦争、一九三九年五月−九月)を知らずして」、という問題意識。第二にペレストロイカによるソ連共産党からの「自由」の獲得(一九九〇年)。第三にその民主化に伴う「新聞」を核とする出版の自由の行使。近年の対韓・中関係に鑑み、モンゴル赴任に際し著者同様私自身モンゴルが過去日本から傷みを被った歴史の把握に努めました。しかし今日のモンゴル人は過去にこだわらず、むしろ近代史の議論そのものから目を逸らす風潮すら。民主化で「自由」を獲得したモンゴルは、“特権と抑圧”を象徴した“ロシア文字”に嫌悪を示し、縦書きのモンゴル固有文字を一九九四年に公用として復活させる決定をしたとするも、その後の経緯で今日までこの固有文字はマイナーのまま。またチンギス・ハンを不名誉な地位に陥れ、民族の精神的支柱であった数多くのラマ僧の粛清を葬るまで、過去甚大な生命の犠牲・思想抑圧・言論統制を甘受した背景があってこそ、解放と同時に数多の「新聞」を発行し、今日まで真実を余すところなく表明しようと試みる“民族”意識を理解させるのに本書は豊富な情報源。しかしモンゴルで「新聞」といえば根拠に薄くスキャンダルを暴く式も目立ち、昨今その責任性が問われている側面も事実です。本来の「民族」の「自由」が民主の名の下、数々の無責任や処世の現実に脅かされる一方、本心の「自由」探求の声は今日もモンゴルの社会で大衆運動を通じて活発に叫ばれています。モンゴル研究者としてロシアや中国内蒙古に跨る「汎モンゴル」統一文化形成の可能性を示唆するかのような著者の筆致には共感を覚えます。




柳田国男と折口信夫 (同時代ライブラリー (202))
販売元: 岩波書店

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柳田国男と折口信夫を対比させながら日本民俗学が生みだされてきた状況を、二人に縁の深い文学者池田弥三郎と民俗学者谷川健一が語る。とくに池田弥三郎はリアルタイムで二人に長く接しており、他では聞けない逸話が次々と登場する。とくに、南方熊楠を含めた三大巨人の人間性を含めて絡み合いぶつかり合う姿が臨場感たっぷりに紹介され、興味深い。




幽霊―冥土・いん・じゃぱん (同時代ライブラリー (317))
販売元: 岩波書店

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