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和書 882816 (17)



日本人の起源 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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花街 異空間の都市史 (朝日選書785)
販売元: 朝日新聞社

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知っているようで知らない花街。行ってみたいが敷居が高く行く勇気もない。
結局、本で読むしかなかったが、これまでのものは主観的な本が多く、
やたら物語性やドラマ性にあふれすぎ、神秘性ばかりが強調されてきた。
本書は、都市研究の立場から冷静にかつ丹念に花街の歴史を調べ上げたもので
あり、そこから都市に渦巻く人間の姿や都市の役割を浮き彫りにする。
ここまで客観的に調べたものはこれまでなかった筈だ。読み応えがあった。




パンツが見える。―羞恥心の現代史 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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まず、あの有名な白木屋ズロース伝説が全くの出鱈目であるという出だしに驚き。
洋装が導入されるまで日本の女性はほとんど下着らしい下着を着けていなかったことや女性もたち小便をしていた時代があったと言うことは知識として知っていた。しかし、そんな時代はほんの数十年であったことにも驚き。

また、隠されるからこそ羞恥心を感じるという過程も面白い。開けっぴろげな時代には陰部に過大な関心を持つことはない。ズロースと呼ばれていた時代、隠すものでなかった下着にも隠微な魅力は存在しなかった。隠される陰部、そして陰部を隠す下着。隠されたものへの興味と隠されるものへの羞恥心。下着の呼称がズロースからパンティへと移り変わるとともに隠すべき存在へと転化していく過程は純粋に興味深い事例である。さらに近年下着が見せるものになるにつれかえって見ても楽しくないものになってしまっている時代、この著者の解き明かした羞恥心の行く先はどこになったのだろうか。


著者はこの本で自分の一人前の風俗史家と自負をもてるようになったとのこと。
パンツを巡る羞恥心の歴史を同時代の新聞雑誌の記事から小説の記述に至るまで広く漁り、これまでの常識を覆すようなパンツを巡る近代史を描き出した著者の労力と筆力には感服である。現在の知識や見識から過去を測るのではなく、同時代の人々の目を意識した著作は学者としての力量の確かさを余すところなく示している。
さらに興味本位、生涯一好事家という意気込みがこの著作を支えている。対象に対する愛情のなせる技である。対象が対象だけに開き直りとも言えなくもないが、これくらいの度胸が学者にも必要と言うことだろう。




被差別部落の暮らしから (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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1926年生まれの筆者が、子供のころの長野県の被差別部落の生活ぶりを描いた前半。貧困と差別に苦しんでいる人たち、という間違いではないが薄っぺらい理解を、少しでも厚みのあるものにするには、こういう温かみのある視線は、とても役立つと思う。

しかし、これはこれで、苦しみはすべて差別から、つまり、ムラの外からもたらされるもので、ムラの人たち自体は、助け合って心優しく力強く暮らしていた、という別の図式に陥っているような気もする。とくに、女性に関する視点が欠けていること。「むらと宗教」という部分で、ムラの女性のほうが男性より宗教心が強かったのは、女性のほうが苦労が多かったから、という記述があるが、なぜ女性のほうが男性よりたいへんだったのか、というところまでは踏み込んでいない。ムラの中にも当然男女差別はあったはずだが、そこは避けて通っているようだ。

ムラの人々の信心深さを描いた後で、差別戒名のことが語られているので、読んでいてとても胸が痛む。そんなに昔の話ではないのだ。




ヒトラーと映画 (朝日選書 (39))
販売元: 朝日新聞社

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ヒトラー独裁下のジャーナリストたち (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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美食の社会史 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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二つの母国に生きて (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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 欧米人の日本研究者としてはサイデンステッカー氏とともに双璧をなすのがドナルド・キーン氏である。その氏がリーダーズ・ダイジェスト誌や朝日新聞等に書き綴った日本と日本人への思い出が詰まったものである。

 4部構成となっており、
1. 日本との関わり
2. 日本及び日本人に対する考察
3. 日本の伝統芸能に対する評論
4. 日本の文学者たちとの交遊の思い出
 が収まっているが、掲出されている紙面が異なるにも関わらず全体の構成を崩すことなく仕上がっているのが不思議な感じがする。それだけ、このドナルド・キーン氏の日本と日本人に対する視点がぶれていないからだろう。

 そして、学生時代に初めて氏の日本及び日本人論を読んだが、随分と長い年数が経過しているのだが、その時と変わらぬ優しさを感じる。氏も書いておられるが、前世は日本人だったのではとあるように、日本人よりも日本人的精神の持ち主なのかもしれない。

 本書は三島由紀夫を研究する方には参考になると思われるし、谷崎潤一郎がノーベル文学賞の候補であったことが窺えて興味深い。







フランス革命200年 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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革命二〇〇年を記念して、旧稿をまとめたものらしい。
序章は、すこぶる読みやすい。革命10年間の簡単なサマリーになっている。これは新しく書かれたのだそうだ。

しかし、ほかの章は古いものばかり。読めたものではない。

第一章などは、ブルジョア、商業・高利貸資本、マニュファクチュアなど、昔風の概念を使って文章を書かれるとかさばって仕方がない。それで、史書に必要な具体性がどんどん失われてしまう。
まあ、日本の戦後思想史を見直すようなメリットはありますが。

序章だけ、買えないものかなあ・・・。




舞台・ベルリン―占領下のドイツ日記 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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