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和書 882816 (18)



ブッシュ家とケネディ家 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 豊富なエピソードはいいのですが、それが思いつくままに並んでいる感じで、
時代が行ったり来たりするのには閉口しました。文章も翻訳調で日本語として
不自然なところが多く、読むのにとても時間がかかりました。
 また似たような名前の人物がおおぜい登場するのに、家系図や主要人物の
相関図をつけていないところも、不親切だと思います。




ブルースだってただの唄―黒人女性のマニフェスト (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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ブレアのイラク戦争―イギリスの世界戦略 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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新聞で好評を受けていたので購入しました。評価はきびし目ですが、イギリスがどのような背景を持ちながらイラク戦争に加担したかが分かります。

気になったのは、次の2点。
①必ずしもイギリス全体が参戦に好意的ではなく、首相の意思が大きなウェイトを占めている
②本来、左翼的な労働党の党首であるブレア首相が、戦争にも積極的な保守党と同じ思考回路を持った

そして、この2点が日本にも当てはまるということ。これが、本書を読んで得た一番のポイント。詰まるところ、思想の自由はあっても、政権を担うという重責下では、選択肢が非常に限られるのではないでしょうか。日本の行く末を占う上でも、本書は役に立ちます。




兵士たちの日露戦争―500通の軍事郵便から (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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彷徨する中国 (朝日選書 (387))
販売元: 朝日新聞社

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報道電報検閲秘史―丸亀郵便局の日露戦争 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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 著者は、こみ入った内容をわかりやすく展開するのが、とても上手な人だ。
 まず、年輩の日本人ならみんな知っている軍国の母の実話「一太郎やあい」から始まる。明治37年8月28日、香川県多度津の港から日露戦争の激戦地旅順に向けて、丸亀の歩兵第12連隊を乗せた土佐丸が出ていく。「うちのことは心配せず天子様にご奉公するだよ」と港で叫ぶ母にこたえて甲板で鉄砲を掲げる一太郎。そのとき旅順では乃木大将率いる軍が突撃の度に死傷者の山を築いていた。多度津の港を出た兵士たちの何割かが遺骨になり、あるいは負傷兵となって送り返され、入れ替わりに補充兵が出ていく。一太郎はその補充兵の1人だった。
 当時各地の通信員は電報で本社へ記事を送っていた。著者が調べてみると、8月23日時事新報丸亀通信員が東京本社に送った電文が、丸亀郵便局の電報頼信紙の綴りの中にあった。電文には傷病兵300名が多度津に上陸入院予定、看護人500名募集、歩兵12連隊の補充大隊出発にともなう指揮官の着任という3項目がある。この記事は25日付時事新報紙面に載るが、紙面には傷病者の帰着と看護人募集だけで、補充大隊出発の件はない。この落差は何によって発生したのか。
 電報は郵便局で検閲され、軍事機密に触れると判断されたものは差し止められたのだった。検閲の基準はあいまいで、かなり恣意的だった。
 著者は、ふとしたきっかけで入手した丸亀郵便局の『停止電報綴』から検閲の仕組みを解明していく。その経過をたどるのは、よくできたミステリーを読むようだ。おもしろく読み進むうちに、明治の日露戦争のときの話が、けっしてただの昔のおはなしではないことに気がついた。新聞に報道されなかった大勢の一太郎たち。





補助金の政治経済学 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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北方領土問題―歴史と未来 (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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 日本政府の北方領土の論拠は、1980年代中ごろまで「南千島は千島ではない」が前面に出ていました。これは、下田条約・千島樺太交換条約の日本語条文で、クリル群島がウルップ以北と読めるためです。

 本書の著者である和田春樹氏は、政府の論拠は、日本語の誤訳に基づく誤解であり、条約の他の言語を読む限り日本政府の論拠は成立しないことを明らかにしました。和田論文以降、政府の北方領土の論拠は「固有の領土」論が前面に出るようになっているようです。

 本書は、北方領土の歴史から説き起こし、外交文書の検討等、詳細緻密な考察により、北方領土問題を冷静に考察しています。また、その上に立って、日露関係を見直しています。
 北方領土問題を、感情に流されることなく、まじめにまともに考えようとする人には恰好の参考書です。




ホロコーストの子供たち (朝日選書 (256))
販売元: 朝日新聞社

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暴力の子供たち―コロンビアの少年ギャング (朝日選書)
販売元: 朝日新聞社

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これを読んだのは刊行された時に、朝日で石井苗子(??)か誰かが評を書いていたのを見てからなのですが、まずその評でとても驚き、内容も非常に激しいものでした。

形式自体はある町の少年のケースなどをいくつもとりあげ、その様子を延々と書かれていたものだったと思います。
延々というのも、ある派がある派を刺激する、片方が攻撃と認識し、報復する。派の構成員の少年達(10歳前後など)が殺しあうという同じような繰り返しだったからのように記憶している。その状態が壮絶で、暗くずっと続く本書の内容がそのままがコロンビアの中で抗争に明け暮れる彼らの日常なのだろうと想った。

貴重なドキュメントだと思うが、
救いがなかったように思う。

ただ、危ない空気と言うのが一つの雰囲気を持っているという言い方も出来る。(例えば、アメリカのHIPHOPのミュージックビデオで下層階級のアパートの「プロジェクト」が映ったりすると、独特の雰囲気に目がいってしまうのと似たように。)
また、やはり、平和な国が当然だと思っている日常に刺激が与えられるかもしれない。(ただ、平和がよくないとは言わない。)

他で書かれているように
閉じこもって死に行き着いてしまうのと、
暴力の中で死に行き着くのを比べることは、
僕はできないと思うが、(苦悩と言うのも一つのサバイバルだとも言えるし)変な言い方だが、どちらかにどちらかが足りないという考え方は出来るかもしれないと思った。


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