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ミュージック 3233081 (55)



危機
販売元: イーストウエスト・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

1972年リリースの本作がイエスの打ち建てた金字塔である事は間違いないが、あまりに絶賛
一色だと精神衛生上気持ち悪いのであえて云うが、、

確かに「危機」、「同志」、「シベリアン・カトゥール」とどれをとってもこれ以上ない
緊張感で心はフルに振幅しぱなっしだが、あまりに語り尽くされてる前提を抜けばこの作品
には旧来のイエスにない難点が多々あるし、その後の一皮剥ける兆候はまだない。
コンセプトという意味では「リレイヤー」の方が数段上だし(私的イエス最高傑作)。
メンバー各々の個性、そして絶妙な調和を感じたいなら「こわれもの」の方が優れている。
この作品は本当に良くも悪くもリック・ウェイクマンにレイプされたイエスって感が否めない
と思う。前作、前々作にあったハウの浮世離れしたスタイルも影を潜め、大作にこだわるが
故にアンダーソンの個性も消滅し(彼はこの作品で変に哲学的なレッテルを貼られることにな
るが、実際はもっと余計な物を削ぎ落とした、それこそacoustic guitar一本で表現できるような本質的な音楽観の持ち主で、取って付けたような本作の詩は何の魅力も感じない、、)、
何よりリック・ウェイクマンの加入により居場所が消えたのがブラッフォードであって、彼の
プレイスタイルは「余裕」、「間」というものを持たないウェイクマンとは最も噛み合わない
部分がある。(いわゆる同属嫌悪的な)

巨大すぎる前提を取っ払って真摯に聴けば、みえてくるものがあまりに多すぎて、、絶賛一色
の解釈にはおいおい勘弁なと思う次第だ。今となって思えばこの黄金期といわれる
ラインナップでこの作品に満足感を感じてるのはウェイクマンとすっごいベース聴かせてる
クリス・スクワイアだけじゃないかと思ったりもする。ただこう云々してると僕がリック・ウ
ェイクマンが嫌いなだけじゃないかと誤解されそうだが、僕は彼のソロ作品はほぼ持っていて
その上で考察するとやはり彼の「スター性」はバンドの一員なんてポジションじゃうまく機能
しないと感じる。
だが彼がいなきゃこの作品は絶対に出来なかった、もっというならブラッフォードもいなきゃ
できなかった。だからといって次作の「海洋地形学の物語」の様などうしようもなく形容でき
ない世界観でもない本作は、まさにこれ以下でも、これ以上でもない一瞬だけの輝きだったん
だろう。だからこそこの【危機】は比類ないスリリングさを持つことになったのだと思う。

と、不満をツラツラ連ねる事になったが、まだイエスを聴いたことがない人にとってはどうで
もいいことで、未聴の人で興味を持った方はすぐさま聴かれたしだな。きっとあなたの知らな
い「悦び」がある事だけは絶対に間違いない。すごいぞ。





キッド・グローヴス
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






昨日よりも若く(完全生産限定紙ジャケット仕様)
販売元: Sony Music Direct

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ザ・バーズの67年のアルバムの紙ジャケ・リマスター盤。内容は97年リマスター盤と同じでボーナス・トラックを6曲収録。前作でジーン・クラークが脱退し、ロジャー・マッギン色が薄まり、クリス・ヒルマンとデヴィッド・クロスビーの個性が強く出たきたアルバムだ。ディラン作の9曲目以外はすべてオリジナル曲で勝負、1曲目の混沌さが示すように、エフェクトや逆回転など、今までにないサウンドを展開しているのも特徴。だが、全体的には散漫な印象もある。クロスビー作(6、8曲目)は彼らしいルーズな曲で、そのままCSN&Yに直結しそう。ヒルマン作はカントリー色が濃い。マッギンはと言えば、9曲目で相変わらずのディランぶりを披露しているが、影は薄い。注目はボーナス・トラックの、その「My Back Pages」のオルガンを前面に出した別テイク。正規ヴァージョンより素晴らしい出来でバーズ・ファンは必聴。この曲だけでも買う価値あり。でも、この紙ジャケ・シリーズはすべてシングル・ジャケだし、デザインも凝ったものではないので、バーズ・マニア以外はあまり必要ないように思えるが。




キャメル・ファースト・アルバム+2
販売元: ユニバーサル インターナショナル

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

キャメルが1973年にリリースしたデビュー作。まんべんなく粒の揃った曲がある秀作だ。

まず「Slow Yourself Down」で幕を開ける。この曲こそまさにキャメル「独自」のサウンド
だ。響きはシンフォニックなのにビートはナチュラルという相反する要素が無理なく融合し
ていて、最初聞いたときは戸惑うが慣れてくればクセになるんです。
続いて[2」の「Mystic Queen」は繊細なacoustic guitarのバッキングが印象的なメロディア
スな曲。アンドリュー・ラティマーの湿ってるギターの音色がとかく泣ける。。まるで
オーディオから水滴がしたたるようなそんな音色だ。
次はインストナンバーの「Six Ate」。この曲もキャメルらしくてシンフォニックでファンタ
ジーな仕上がり。RPGで流れてる雰囲気です。
[4]の「Separation」は前半はラティマーのギターリフを主体としたブリティッシュな流れで
後半はピーター・バーデンスのテクが光るシンフォニックな展開に、、、実に巧い作りだ。

そして大目玉、キャメル初期の代表作「Never Let Go」。心の深層部まで到達する実に感動的
な名曲です。ラスト一分のラティマーのギターソロはまさに感涙の極み。

[6]の「Curiosity」はメンバー四人それぞれの楽器がバランスよく自己主張してる佳曲。
ラストの「Arubaluba」は僕のお気に入りナンバーとゆうか中毒ナンバー(笑)。多分この
アルバムで一番繰り返し聞いた一曲ですね。
このインスト曲、とにかくエキセントリックでめくるめくような展開です。聴く者に与える
疾走感と緊迫感はすさまじいです。なのにキャッチーで叙情的、、これもやはりキャメルなら
ではの味わいですね。

是非キャメル「独自」のサウンドを愉しんでみてください。




キャント・バイ・ア・スリル(紙ジャケット仕様)
販売元: ユニバーサル ビクター

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オリジナルは1972年に発売たスティーリー ダンのデビュー作品。
ウォルター ベッカー(ベース)とドナルド フェイガン(Key)を中心
にし、他にデイビッド パーマー(Vocal), ジェフ ”スカンク”             
バクスター(ギター)、 ジム ホッダー(ドラムス)、 ダニー 

ディアス(ギター)の6人から結成されたなるスティーリー ダン
ですが、 この6人でレコーディングされたのは、 この作品一枚だけ
になりました。 この直後ウ゛ォーカルのデイビッド パーマーが脱退
してしまいました。 #6。”リーリング イン ジ イヤーズ”
におけるエリオット ランドールのギター ソロは素晴らしいです。

”ドゥー イット アゲイン”、”ブルックリン”、”ダーティー
ワーク” も是非聴いて頂きたい曲です。




狂気
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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72年発表の作品。邦題「狂気」。10年以上もの長きの間、チャートTop200にランクインしていたモンスターアルバム。自分が洋楽聴き始めた頃もランクインしてました。音楽表現の限界に挑んだこの作品、必聴!「Time」「Money」がメジャーな曲。当時Pink Floydは、あのBeatlesと同じAbby Road Studioを使っていました。




恐怖の頭脳改革
販売元: ビクターエンタテインメント

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 個人個人、好みはありますが、私は”恐怖の頭脳改革”が、エマーソン・レイク&パーマーのベストアルバムだと信じています。彼らの一番脂の乗っていた時期で、当時彼らが設立した”マンティコア”レーベル(タルカスの中に出てくるサソリの尻尾をしたライオンのような動物がマーク〉からの最新アルバムでした。

 もともと、天才3人組ですが、その力が目一杯発揮されており、どの曲をとってもその完成度の高さはピカイチです。”悪の教典#9”なんかは、その構成が高度なため、ライブなどには不向きと思われるのですが、結構やってます。残念なのは、アルバムのタイトルである”BRAIN SALAD SURGERY”という曲が、収録されていませんでした。その直後の”カリフォルニアジャム”というライブ(当時海賊版が出回った〉で演奏していて、非常にこのアルバムにあっているのに、なぜ収録されなかったのか残念です。




霧の5次元(完全生産限定紙ジャケット仕様)
販売元: Sony Music Direct

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ザ・バーズの66年のアルバムの紙ジャケ・リマスター盤。内容は97年リマスター盤と同じでボーナス・トラックを6曲収録。前2作のフォーク・ロックからロック・バンドへの変身を示した3枚目のアルバムで、米サイケデリックの先端ともなったアルバムでもある。それまでのロジャー・マッギンとジーン・クラーク中心から、デヴィッド・クロスビーの才能が表立ってきており、クロスビーの初ソロ作の5曲目、ジミ・ヘンで有名な8曲目(アグレッシヴなヴォーカルが若い!)、ボーナス・トラックの14曲目での活躍は注目だろう(代わりにジーン・クラークが脱退したのは残念だが)。相変わらずディラン調のマッギン作の1曲目、大ヒットしたラーガ・ロックの7曲目などのシングル曲や、思いっきりローファイなイン!ストの9曲目、音楽番組のテーマ曲みたいな11曲目など、内容はバラエティに富んでおり、過渡期の作品ながら、彼らの実験精神が大いに発揮され、今の耳には1番面白く聞ける作品でもある。現在のオルタナ的な感覚もあり、録音も他のアルバムに比べて生々しい。ボーナス・トラックの15曲目は当初シングルで出される予定だった「Eight Miles High」のオリジナル・テイクで、クロスビー曰く「正規盤よりずっと強力」。




キープ・ザ・フェイス
販売元: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

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解散の危機を乗り越えて・・・とは言っても、方向性に迷いが感じられるアルバム。
"I'll Sleep When I'm Dead"のような吹っ切れた曲もあれば
"Fear"
"If I Was Your Mother"のような気が滅入りそうな曲もある。

でも
"I Believe"
"Keep The Faith"のタイトル通り突き進もうとする意欲は感じられます。
聞き込むうちに
"In These Arms"
"Bed Of Roses"
"Dry County"
など、名曲がある事に気が付きます。
アレックが脱退前のラストアルバムです。




ギター
販売元: ビデオアーツ・ミュージック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

Frank Zappaの長いキャリアの中でも、この2枚組CDは特異な位置にある。
何しろ、ライブで演奏したいろんな曲の即興的ギターソロ部分だけを曲間もなしに延々並べたものだからだ。
同様のアルバムにShut Up'N' Play Yer Guitar(CD2枚組)があるが、この作品はその続編にあたり、80年代前半ライブレコーディングされたものが中心である。
曲目も一部を除いて、その場限り的に命名されたと考えて支障ないだろうし、曲単位の解説の必要もない。
ただしオリジナルライナーノーツには録音日時、バンドメンバー、Zappaが使用したギターなど、かなり細かいデータが記載されている。

ギターヒーローとしてはスティーヴ・ヴァイやウォーレン・ククルロの方が支持者が多く、また彼らのプロフィールに「師匠」として登場してしまうFrank Zappa。
「フランク・ザッパって誰よ?」という若いギタリストにとって、彼のどの名作を聴くより、このCDセットを聴く方が手っ取り早いかもしれない。


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