ミュージック 569246 (47)
![]()
ひかりあふれて
販売元： テイチク
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
ひつじのかぞえ唄
販売元： ファンハウス
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
![]()
ひとり会(1)
販売元： コロムビアミュージックエンタテインメント
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
1965年と言えば40年以上前の口演で､談志が真打になって間もないか､成って直の頃の録音である｡それだけに､かなり聞き取り難い部分もあるが､貴重なCDと言える｡元々､二つ目時代より｢天才落語家｣と賞賛されて居ただけあって､噺自体は巧く仕上がっている｡談志の凄さは､その稀に見る話芸だが､さり気無い中に､実に的確に人物描写をしてしまえる事である｡それは即ち､どれだけ作品を理解し､自分の中で消化しているかに掛ってくる｡元々寄席が大好きで､噺家を目指したとしても､この作品への思いは､師匠の小さんの影響が無かったとは言えないだろう｡それが｢宿屋の富｣では富札が当たった時の主人公の描写に､そして｢らくだ｣では､紙屑屋が酔ってくだを巻く場面に現れている｡｢らくだ｣はこの後､｢らくだ(完演)｣と言う物が有り､これは脂の乗り切った談志が､らくだの死骸を火屋迄運び､途中で樽の底が抜け､道端で寝ていた願人坊主を火に懸けてしまうと言う最後まで演じている物がある｡これは､滅多に聞けない物なので､談志ﾌｧﾝ､古典落語ﾌｧﾝには必携のCDである｡何れにしろ､これから大名人立川流家元｢立川談志｣になる､その端緒の談志を聞ける､貴重な1枚である｡
ひとり会(10)
販売元： コロムビアミュージックエンタテインメント
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
ひとり会(2)
販売元： コロムビアミュージックエンタテインメント
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
このCDの2席は､共に談志の得意とする"ｲﾘｭｰｼﾞｮﾝ"物である｡談志の凄い処は､｢へっつい幽霊｣の様な滑稽噺でも､｢鉄拐｣の様な怪奇物でも､平気で熟してしまう処である｡先ず｢へっつい幽霊｣では､古道具屋からへっついを買って行った客の怖がり様､気弱だが博打好きの幽霊､胆の座った熊公を､極めて的確に､それでいて面白可笑しく表現している｡一方｢鉄拐｣では､その旨い話芸で､聴衆をｲﾘｭｰｼﾞｮﾝの世界へと招き入れ､まるで､鉄拐が其処にいるかの様な雰囲気を作り出している｡聴衆は､この仙人が下界に降りて来て芸を披露すると言う､荒唐無稽な噺を現実に有ったかの様な不思議な錯覚の中で､笑い､楽しんでいる｡'60年代末から'70年初期に掛けての録音だと思われるが､家元の話芸が既に､咲き始めている様に感じられる｡｢へっつい幽霊｣の出来は､ﾋﾟｶいちであり､｢鉄拐｣も､今(ｷﾁﾝと=金を払って聴くに堪えられる様)演じられるとすれば､談志の他には､小三治くらいな物なので､落語ﾌｧﾝには､買っておく事をお勧めする｡又､2席とも､談志のﾃﾝｼｮﾝが極めて高く､談志ﾌｧﾝには一聴の価値がある｡
ひとり会(3)
販売元： コロムビアミュージックエンタテインメント
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
講談好きだった談志だけあって､巧くこの｢三方ｹ原軍記｣を語り下ろしている｡但し､如何に話芸のﾌﾟﾛで有っても､畑違いの感は否めず､私の知っている､先代の馬琴､貞鳳と較べると､些か格の違いを感じてしまう｡｢ひとり会｣の中で､お遊び的な意味合いで演じたのだろうが､それでも十分に聴くに堪える口演である｡次の｢鼠穴｣は､火事の前後の兄弟の心理描写が実に巧い｡談志は､この噺を､敢えてｸｽｸﾞﾘを入れず､ｻﾗｯと真正面から語っている｡この辺りが､談志の談志たる由縁で聴衆はいつの間にか､談志の話芸に魅了され､噺の世界に引き込まれてしまう｡非常に難しい噺を極々普通に演じてしまう家元には､いつも驚かされる｡
ひとり会(4)
販売元： コロムビアミュージックエンタテインメント
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
ひとり会(5)
販売元： コロムビアミュージックエンタテインメント
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
古典落語の名作「芝浜」である。演じる立川談志のキャラクターの心情表現は実に繊細で本人が十八番と豪語するだけのことはある出来。私は江戸落語より上方落語の方が好きなのだが、聴くたびにこういう粋な噺はどうあがいても江戸の方々に上方は勝てないのだと思い知らされる。
ひとり会(6)
販売元： コロムビアミュージックエンタテインメント
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）
ひとり会(7)
販売元： コロムビアミュージックエンタテインメント
Amazonのカスタマーレビュー（口コミ）