各曲とも内容は音創りから曲調まで Optical Race の延長線上にあり、こ
こでも大作指向の曲は無く、最長で 7:11(Tr.13 Long Island Sunset)
の中・短編集となっています。
前作同様、憶えやすいメロディと心地よい音色のエレクトロニック・イン
スト曲のお手本の様なアルバムです。
また、アコースティックピアノがメインの Tr.8 Twenty-Nine Palms や
ソプラノサックスをフィーチャーした Tr.13 Long Island Sunset 等は
前作に比べサウンドに幅をもたらす大きな要因となっています。
メンバーも前作同様 Edgar Froese と Paul Haslinger が中心ですが、
Tr.10 Radio City に翌1990年からレギュラーメンバーとなる Edgar の
息子 Jerome Froese がギターで参加しています。
逆に前作 Optical Race のレコーディング終盤で参加した Ralf Wadephal
がクレジットされておらず、スタジオアルバムとしては前作のみの参加と
なった様です。
70年代頃の作品と比べると、孤高の芸術性と言うか、一般的には難解とも
取れる近寄りがたさは全くと言って良いほど姿を消しており、一見ポップ
になり旧来のファンからはその評価を下げる意見も見られますが、個人的
にはこの頃の作品を通して作曲集団としてのTDにもっと評価を与えても良
いのでは…と感じます。
各曲とも内容は音創りから曲調まで Optical Race の延長線上にあり、こ
こでも大作指向の曲は無く、最長で 7:11(Tr.13 Long Island Sunset)
の中・短編集となっています。
前作同様、憶えやすいメロディと心地よい音色のエレクトロニック・イン
スト曲のお手本の様なアルバムです。
また、アコースティックピアノがメインの Tr.8 Twenty-Nine Palms や
ソプラノサックスをフィーチャーした Tr.13 Long Island Sunset 等は
前作に比べサウンドに幅をもたらす大きな要因となっています。
メンバーも前作同様 Edgar Froese と Paul Haslinger が中心ですが、
Tr.10 Radio City に翌1990年からレギュラーメンバーとなる Edgar の
息子 Jerome Froese がギターで参加しています。
逆に前作 Optical Race のレコーディング終盤で参加した Ralf Wadephal
がクレジットされておらず、スタジオアルバムとしては前作のみの参加と
なった様です。
70年代頃の作品と比べると、孤高の芸術性と言うか、一般的には難解とも
取れる近寄りがたさは全くと言って良いほど姿を消しており、一見ポップ
になり旧来のファンからはその評価を下げる意見も見られますが、個人的
にはこの頃の作品を通して作曲集団としてのTDにもっと評価を与えても良
いのでは…と感じます。