戻る

前ページ   次ページ

ミュージック 569300 (335)



A Sceptic's Universe
販売元: Sensory

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ノルウェー出身の超絶&変態プログレッシヴ・メタルバンド、Spiral Architectによる唯一の作品です。2000年に発表されていますが、実際には80年代半ばから活動をスタートしていたそうです。しかし、度重なるメンバーチェンジのため、なかなかアルバムがリリースされず、満を持しての入魂の作品です。

一聴するとWatchtowerやPsychotic Waltzあたりの変拍子を多用した変態系プログレッシヴ・メタルという感じですが、最初から最後まで無機質にかつクールに押し通すあたりは、さすが北欧出身のバンドだけあります。まったく隙がない徹底した超絶技巧、めまいがするような複雑な楽曲構成、そして変態音楽好きの琴線を刺激してやまない変拍子の嵐。Psychotic Waltzの変態性をさらに煮詰めて昇華させたうえで北欧風のスパイスを傷口に練り込んだ感じと表現すれば、彼らの変態性が伝わるでしょうか(何のこっちゃ)。

なかでも変態系ギターフリークを熱狂させるのがSteinar Gundersenのプレイ。おそらくはアラン・ホールズワースやスコット・ヘンダーソンあたりのテクニカル系ギタリストの影響を強く受けたと思われる変幻自在のプレイは、新しいギターヒーローの出現を予感させます。たたみ掛けるような変態フレーズの嵐に身を任せていると、よくもまぁ、これだけ変なフレーズを考えつくなと妙な感動さえ覚えます。ベーシスト、Lars K.Norbergの地をのたうつような変態ベースもなかなか。

Spiral Architectは次作を制作中との情報ですが、デビュー作に数年もかけるほどですから、一体いつになったら世の中に出るかは皆目見当もつきません。でも、再びとんでもない変態サウンドを聴かせてくれることだけは間違いありません。気長にあまり期待しないで待つことにしましょう。




Scheherazade & Other Stories
販売元: Import

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

なんでもプログレの中にはシンフォニックロックと呼ばれるジャンルがあるそうだ。メロトロンやシンセサイザーでシンフォニックに盛り上げるロックのことを言うらしいが、このバンドもそんな中に当てはめられているのだろう。しかし彼らは先程挙げたような当時の先端技術に頼るのではなく、アコースティック・ピアノとオーケストラによって生のクラシックのような雄大さを作り上げたのだ。これは真にプログレッシブなことではないだろうか。そんな彼らの代表作の一つに数えられるのが本作。
よくロックとクラシックの融合という際にELPの名前が出てくるが、彼らはちょっと違うと思う。僕が思うにELPは「クラシックを引用したキーボードによるハードロック」なのだ。それは本作を聴けば違いがよくわかる。全編を通したクラシカルで御伽噺のような雰囲気はELPのそれとは全く違うものである。そして何よりもこのグループにはアニー・ハズラムという唯一無比のヴォーカリストがいるので、まるでオペラを聴いているような気分になる。
1曲目「Trip To The Fair」からアニーのコケットな歌声とオルゴールのような音で気分はもう別世界へ。3曲目「Ocean Gypsy」では霧がかった海の情景が浮かんでくる。間奏のピアノソロでは天上の世界へ連れていかれてしまうだろう。そしてアナログB面を覆いつくした「シェエラザード組曲」。完全無音の部分なども登場するこの曲はまさにクラシックの組曲だ。
真の"クラシカル"ロックを聴きたい人にお薦めである。




Scheherazade & Other Stories
販売元: Musicrama

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






Scheherezade & Other Short
販売元: Htd

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






Schizoid Man
販売元: Virgin

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ファーストアルバムの1曲目として発売された、という事はクリムゾンが世界に発信した最初の1曲である「スキゾイドマン」ですが、エディットヴァージョンは別として、同じ曲をスタジオ録音、編成の異なる3つのライブヴァージョンで聴き比べるのは面白いですよ。これが発売された当時、まだ「Earth Bound」はCDになっておらず、貴重だったのですが、私個人としては、最も暴力的な、その1972年ヴァージョンがお気に入りなのです。音の悪さ(米アンペックス製カセットによるライン録音)も逆に曲とこの演奏にマッチし、これを聴かずして「スキゾイドマン」を語るなかれ!という壮絶さ!そして、テープが切れたような突然の終わり方はLPで聴いて以来、これしか無い!と思っています。さて、貴方は、どのヴァージョンがお好みですか?
 惜しいのは、2004年に発見されたオリジナルマスターによるスタジオ録音でない事ですが、クリムゾン入門にちょうど良い手頃さと、変貌し続けるクリムゾンを知る良い企画です。




Schizotrope: Life and Death of Marie Zorn
販売元: Sub Rosa

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






Schizotrope: Life and Death of Marie Zorn
販売元: Sub Rosa

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






Schwingungen
販売元: Ohr Musikproduktion

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






Schwingungen
販売元: Import

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

なぜかキタ●ウ氏のサウンドを思い出す

デトロイト・テクノの卵か民族音楽への回帰か?


個人的には、
アシュラテンペル時代の
このアルバムと同様なギター・ディレイ・オーケストラアルバム
「インヴェイション〜」

ゲッチングのソロ「E2-E4」
の方が好み





Schwingungen/Seven-Up
販売元: Cleopatra

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ