ミュージック 569352 (75)
Open Aspects (Duo) 1982
販売元： Hat Hut
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Open, to Love
販売元： Ecm Records
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1972年9月11日オスロで録音。ECM初期の録音で最も傑作の一つ(本作はECM1023)でJan Erik Kongshaugの録音技術の高さやECM独特のカバー・デザインを支えるB & B Wojirschの高さを感じることができる。
ポール・ブレイの初期作の『イントロデューシング・ポール・ブレイ』あたりから聴いているリスナーにとって、彼の初ピアノ・ソロは意外かつ斬新なものだった。プリペアードされているのかと思わせるピアノは常に狂気をはらんでいる。陰で大きな影響を与えているのが、カーラ・ブレイとアーネット・ピーコックという二人の女性であるでことは間違いのないところで、カーラは3曲、アーネットは2曲をこのアルバムに提供している。
現代音楽の新ウィーン学派のピアノ曲を聴いてきた『派』にも響く傑作だ。
Open, to Love
販売元： Universal
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1972年9月11日オスロで録音。ECM初期の録音で最も傑作の一つ(本作はECM1023)でJan Erik Kongshaugの録音技術の高さやECM独特のカバー・デザインを支えるB & B Wojirschの高さを感じることができる。
ポール・ブレイの初期作の『イントロデューシング・ポール・ブレイ』あたりから聴いているリスナーにとって、彼の初ピアノ・ソロは意外かつ斬新なものだった。プリペアードされているのかと思わせるピアノは常に狂気をはらんでいる。陰で大きな影響を与えているのが、カーラ・ブレイとアーネット・ピーコックという二人の女性であるでことは間違いのないところで、カーラは3曲、アーネットは2曲をこのアルバムに提供している。
現代音楽の新ウィーン学派のピアノ曲を聴いてきた『派』にも響く傑作だ。
Orient
販売元： Fruit Tree
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前衛的実験的と言われる人だが、彼自身の内からの促しに
そのまま従っているだけであり、様々な民族楽器を駆使しての
没我的演奏は、原初のいのちと触れ合うようで、
生命のよろこびがこみ上げてくる。聴いていて
この感覚が入って来るとき、深い共感が生まれ、
いま生きていることの驚きさえ感じる。
Orient/Blue Lake
販売元： Snapper UK
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あー、なんだか気持ちいい。
ドン・チェリーは小難しくない演奏がいい。
ブルーノート盤や「永遠のリズム」みたいに構えるとおもしろくない。
ドンチャンガチャガチャ、ピーヒョロロー。
このＣＤや「mu」のような村祭りみたいなノリが、
ドン・チェりーの真骨頂だ。
晩年のA&Mのフュージョンっぽい作品も脳天気でいいけど、
ドン・チェリーはドンチャンガチャガチャ、ピーヒョロローでなくっちゃ。
別々に販売もされている60年代のライブ盤「Orient」「Blue Lake」をセットにした廉価な２枚組。あやうくそれぞれ別個に買うところだったけど、安上がりで助かった。
それにしても30年近く前の来日公演で、
盆踊りみたいなダンスを踊ったり、
「ラララー」とさえずっていたガキどもが、
ネナ・チェリーとイーグル・アイ・チェリーだったとは。
年をとるとは、こういうことだと実感しますね。
悪くないなってね
The Original Ellington Suite
販売元： Blue Note
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Original Jazz Classics Collection
販売元： Ojc
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Ornette on Tenor
販売元： Rhino
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1961年3月スタジオ録音。オーネット特有のリズム感に、あの病み付きになるメロデイーがたっぷり乗った、図太くて重心の低い、堂々たる演奏が繰り広げられる。オーネットの力量に、夢中になるというより、ぐーンと引き込まれて行く。溌剌としたエド・ブラックウエルのドラムスに加え、ベースのジミー・ギャリソンは手を休めることなく、分厚い音を奏で続ける。そしてドン・チェリーによる味付けは、この作品を深めて広げている。各プレヤーがそれぞれの役割と持ち味を十分発揮した本作は、落ち着いた大人のオーネットを楽しめる名盤だと思う。
Ornette!
販売元： Atlantic Jazz Masters
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1961年1月スタジオ録音。短いフレーズを続々と繰り出して行くのだが、これは創作のインスピレーションが次から次へ湧き出ているからのようで、形の上では５曲あるのだが、実質は通しの1曲の感じがする。メロデイーはほとんどなく、激しさといった要素もここでは無関係で、音楽の核の部分であるリズムの権化のようになって、音楽エネルギーの流れだけが捉えられている感じがする。何だかオーネット1人で演奏しているかのようで、ベースのスコット・ラファロに元気がないが、エド・ブラックウエルのドラムスはエネルギッシュで爽快だ。いずれにせよ、オーネットのこのリズム演奏は心地よい。
Other Aspects
販売元： Blue Note
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エリック・サティやシェーンベルク、ラヴィ・シャンカール、ピグミーの音楽を研究していたというエリック・ドルフィーですが、その成果は生前発表された商業的な録音ではあまり聴くことができませんでした。そんな研究の成果として残された録音を集めたこのＣＤは、『アウト・トゥ・ランチ』『ラスト・デイト』と同等の意義をもつ、優れた作品集だ、とあえて言いたい気がする…
アルトによる二つの演奏（そのうちのひとつはロン・カーターとの素晴らしいデュオ）と、フルートによるふたつのソロ（アビー・リンカーンの『ストレート・アヘッド』の歌の背後での、鳥のさえずりのようなピッコロ演奏を思いださせる）、そしてタブラその他の楽器と共演した長尺のフルート演奏…
ここに収められている音楽は、
自らを解放するための孤独な（ソロ/非ソロに関わりなく）作業としてのフリー・ジャズであり、
「ワールドミュージック」のようにムード的にではなく、体験として民族音楽と向き合おうとする試みであり、
それらはドルフィーの死後、時代の流れと共に、心ある人々によって表面化されてきた探求の形であり、これらの録音は、ドルフィーの音楽への姿勢の正しさと先駆性を改めて認識させるものだ。
それと同時に、当時、この優れた演奏家に自らの音楽を自然なかたちで発展させるための土壌を提供することのできなかった音楽業界というものの不毛さに、いまさらですが絶望を覚えました。