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ミュージック 575170 (342)



ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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「アメリカの指揮者とオケじゃねー!」と数年前まで高を括っていたが、どうしてどうして、ジェイムス・レヴァイン指揮のメトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団は、いつもオリジナルのテイストを醸し出す舞台演出と衣装で、大いに楽しませてくれる。このワーグナーの楽劇<ニュルンベルグのマイスタージンガー>も素晴らしい出来である。エヴァ役のカリタ・マッティラもベテランらしい演技と表情と歌声を聴かせてくれるが、なんと言ってもジェイムス・モリス扮するハンス・ザックスの歌と語りは、ドイツ文化の伝統を守り続けるマイスター達の魂まで感じさせられて素晴らしい。第三幕のクライマックスで、エヴァが歌合戦の勝者(騎士のヴァルター・フォン・シュトゥルツィング)に与えれた月桂樹の冠を、ハンス・ザックスに捧げる場面では、音楽の盛り上がりと共に、涙してしまった。ワーグナーのオペラを敬遠気味だった人には是非ともお薦めしたい一枚です。




ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》全曲
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

1980年当時、LPで4部作が発売され、ブーレーズ(当時55才)が、鮮明な音楽を繰り広げ、さらに、シェローの現代的演出に評価が分かれたが、LPでは、肝心のステージシーンは、ブックレットの写真から、想像するしか無かったが、ビデオやLDの発売を経て、25年ぶりにDVDとして鮮明な映像(観客席の一部を取り外し、カメラワークに細心の配慮をした)で鑑賞できる事。LD全集の大きさ、重さからは考えられないコンパクトさに、「購入して良かった!」と満足しています。ブーレーズも若い!80才になったブーレーズとは違う、「尖った」ブーレーズが健在です。この演出の初演は、評判(特に常連からの)が低かったのですが、この次のショルティ指揮による新演出もかなり大胆だった事を読んだ記憶がありますが、シェロー、ブーレーズのこの作品が有ったからこそ、次の挑戦が可能になったと思われます。
 バイロイトの歴史に残る作品がこの価格で購入できる事に感謝!




ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》
販売元: TDKコア

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シュツットガルトの「指輪」が映像化されたのは画期的だ。色々な事件が次々に起こる「ラインの黄金」は演出家がどう料理するか楽しみな作品である。舞台装置は最初から終わりまで一切変わらず、色彩的にも地味であるが、きわめて緻密な演技がなされており、それをどう読み解くかが非常に楽しい。歌手達の表情・細かい動作がよく分かるのはDVDならでは。音楽的にも充実しており、指揮・歌唱・オーケストラ全て水準以上である。個人的にはローベルト・キュンツリのローゲ、フィリッ・エンスのファフナーが特に気に入った。





ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》全曲
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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輸入盤の改訂でお送りします。
漸く出ました日本語DVDです!

演劇出身のパトリス・シェローと数学教授でもあるブーレーズのフランス人コンビによる世紀のワーグナーと騒がれた四部作の一番最初の作品。
 シェローが演劇出身なためとても、判り易い。最初娼婦のようだと騒がれたラインの乙女も役割的にはその実は本質でもあるので、御伽噺で誤魔化したりする人間にとっては現実を見せ付けられたりすると拒否反応が起きるのだと思う。
神々が実に煌びやか(此処にシェローの伏線があったりします)あの巨人達にしろちゃんと巨人しているのでとてもストレート。アルベリヒの変身振りがまた、眼を楽しませてくれるので、飽きない。
 今は古典となりつつあるシェローの演出としてのビジュアルと言う考え方の導入は必見だと思う。それは今でも決して色あせない。
 ちょっと面白いのは最後の神々のワルハラ入城のシーン。これがヤン・フリューゲルの「盲人のたとえ」とマタイの書を知っていると実に恐ろしい示唆に富んでいる事を思い知らされる。
 導く神々は全員「欺瞞」で目しいているのだ・・・・盲人ゆえに安全の為手を繋ぎ合わせはいるが先頭を導く者が陥穽に陥るとその安全というシステムが逆にカタストロフへの引き綱と変わり盲人ゆえにその悲劇を断ち切ることが出来ず成すが侭に破滅へと導かれる。
 シェローは深い・・・・




ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》
販売元: TDKコア

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奇抜な解釈と演出で批判と賞賛の両方をたくさん貰って話題となったシュトゥットガルトの指環。その第一夜「ワルキューレ」。演出はクリストフ・ネル。ここでは第一幕が大変素晴らしい。ジークムント役のロバート・ギャンビル、フンディング役のアッティラ・ユン、ジークリンデ役のアンゲラ・デノケの3人が創り出す独特の雰囲気は、最初から最後まで異様な緊張感に包まれている。特に歌唱力に定評のあるデノケの声はスケールが大きく温かい。第一幕最後の場面のジークムントとジークリンデが逆の方向を向いたまま決めのポーズ(2人のそれぞれの今後の闘争と逃走を表現したと思われる)のアイディアも最高。しかし、問題は第2幕以降、演出にも疑問があるが、特にブリュンヒルデ役のレナーテ・ベーレの表情の固さや、ヴォータン役のヤン−ヘンドゥリク・ロータリングのやる気の無いような演技のせいで、それまで保ってきた緊張感が完全に崩れてしまって非常に残念。第3幕の最後の”ビデオ再生”の演出も失敗で、演出を通してやりたかったこと、言いたかったことは理解できるが、全体的にいろんな要素を組み合わせすぎて(しかも、統一感がまるで無し)、逆に印象の薄いものとなってしまった。個人的にはシュトゥットガルトの指環の中では最も空回りとなった作品だと感じた。




ワーグナー:楽劇《ヴァルキューレ》全曲
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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ワーグナー:楽劇《神々の黄昏》全曲
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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輸入盤レビューより改訂

判り易い演劇性を追求したシェローの指環はこれで完結を迎える。
今までカラフルだった舞台はモノクロームの世界へ変わる。
ジークフリート役のマンフレート・ユングも元気で良いし、ギネス・ジョーンズのブリュンヒルデも又良い。(白い衣装がキー)
 シェローはハーゲン及びグートルーネに心砕いた様子が窺われる。ハーゲンの崩した衣装ぶりにはハーゲンの心の歪みとアウトローぶりを、グートルーネに現れる音のとおりに(基本的には素直な善い人)に徹している。(これも白い衣装がキー)
 ジークフリートに死の予言をするラインの乙女にしても、ラインの黄金のようなカラフルさを失っている。シェロー流視覚的ライトモチーフと言い換えてもいい。黄金の力を失い自然というものが失われてしまっている状態を説明と考えても良いかも知れない。
 薄汚れた娼婦達はジークフリートを魅惑する事があたわず退散するしかない、なぜなら黄金の力と魅力は娼婦達には存在せずジークフリート側にあるからだ。
 ジークフリートの死の際のブリュンヒルデの代わりに抱く白い布それに続くジークフリート葬送曲の間観客と舞台にて演じる役者の魂の位置交換の伏線。
 モノクロで占められた世界が炎で焼き尽くされてた後にもう一度の魂の位置交換の現代音楽風の不協和音の体現。
 支配する者の滅亡と自由に解放され其処から立ち上がる人間の物語で舞台はフィナーレを迎える
 凄い。





ワーグナー:歌劇≪ローエングリン≫全曲
販売元: クリエイティヴ・コア

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ワーグナー:歌劇《さまよえるオランダ人》
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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クプファーのバイロイトデビューとなった演出として知られ、バイロイト史上に残る「オランダ人」の名演。 ”パラノイア化した主人公ゼンタの暴走”といういわゆる読み替え演出を持ち込み、サイコスリラーばりの雰囲気でゼンタが妄想の頂点で飛び降り自殺で他界するというもの。序曲から終幕まで、その奇怪な世界を130分もの間、観る者を釘付けにする手腕には脱帽。ライナーノーツにも書かれているが、演出上の場面転換は12回にも及ぶという凄まじさ。バルスレフは肖像画を抱えたまま、一秒たりとも舞台から引っ込むことはなく、彼女のリアル感に富んだ病みきった表情と、「あら〜こいつ、完全にイっちゃっているよ」とビビる周囲の人々との一体感は素晴らしい。当方も観ていて思わず「もう、さっさと病院に連れて行けよ〜」と突っ込みを入れたくなったくらいだ(笑)。クプファーお得意の高低、前後の空間を縦横無尽に駆使した小細工も次から次に登場する。ネルソンの指揮は細部の詰めは甘いが、燃焼度は高く、スリリング溢れる演出にマッチしている。エステスやバルスレフの歌唱は手放しで賛美できない部分があるが、演出の凄さを前にそんなことどうでも良くなる。


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