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ミュージック 575440 (56)



Chicago XIV
販売元: Warner Bros.

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

シカゴとしてはこの次の「シカゴ16」で、サポートメンバーでつぎはぎして来て
空席のままだったギタリストの座にビル・チャンプリンが入り、
その流れでデヴィッド・フォスターのプロデュースによるピーター・セテラの唄う
「素直になれなくて」の大ヒットでバラード・バンドのイメージが成立して
今に至っているのですが、今作はその「16」の前作にあたり
(シカゴの通算15枚めは中途半端なグレイテスト・ヒッツ盤でした)、
まだ、バンドにテリー・キャスの亡きあとのシカゴの方向性に迷っているような感じも聴き受けます。
ロバート・ラムは「マニュピレイション」「憧れのリッチマン(I'd rather rich)」の
ヴォーカル2曲にピーターと共作の「アポン・アライヴァル」で存在感を見せていますが、
今作は圧倒的に、「ソング・フォー・ユー」や「バースディ・ボーイ」など
バラードの名手ピーターの独壇場となり、今作が出た80年当時の、米国西海岸バンドの
AORへの移り変わりも多分に感じられます。
レコードで言うM-5までのA面にはしっとり目の曲が並びますが、B面にあたるM-6以降は
新たな試みと言いますか、「オーヴァーナイト・カフェ」「サンダー&ライトニング」
「アメリカン・ドリーム」に象徴されるようなAORサウンドの導入をこの段階から積極的に行っています。
トム・ダウドがプロデュースをしているのですが、とても良くまとめていると思いますし、
硬軟自在な音の取り合わせに思えて、まったく駄作ではありません。
ただ、古きファンからは非難ゴウゴウ、新しいファンにとっては垂涎の「シカゴ16」は、
この「シカゴ14」を聴くと、こうなるべくしてなったのだな、という感想は出てきます。
内容が良いのに売れなかったのは、シカゴという「ブラス・ロック・バンド」の
時代の賞味期限切れだったのか、単にこの指紋のジャケットが地味なせいだったのか。。。

RHINOの良質なリマスター盤、ボーナスにはロバートの曲2曲とジェームズ・パンコウの曲が
収録、こちらも良いです。




Chicago XIV
販売元: ZYX

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Chicago XXVI -- The Live Album
販売元: Warner Bros.

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Chicago XXX
販売元: Rhino

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久方の新作ですね。 良くも悪くも すぐにシカゴとわかる楽曲にアレンジ、基本的な音に脱帽。
1曲目の「フィール」は意外感も否定出来ない音で、かるく挨拶代わりのジャブってとこでしょうか。
全体のイメージとしては、キャリア後半のメンバー「ジェイソン、ビル」のツートップのカラーが
強く 全体をロバートが引き締める作り?。  トリスとジェームスの匂いが少ないですね。
ベストトラックは「キャロライン、オールレディゴーン、ベター」。 このあたりは、未発表の「ストーン・・・」
あたりに通じる楽曲と思います。やはり未だにこのあたりの音をシカゴもやりたいのでは?
次作があるなら、 パワー重視で楽曲のミックスダウンをしっかりとやれば、傑作の可能性も?「ただし二年以内」。
ラスカルフラッツの起用で意外にも失敗、、、。  セルフプロデュースでも良かったのでは。




Chicago's First Christmas
販売元: Chicago

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Chicago: The Box
販売元: Rhino

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CD5枚プラスDVD1枚、02年までのシカゴの歴史を俯瞰できる最も適切なセットです。
70年代の「Saturday in the Park」や「If you leave me now」、80年代の「Hard to say I'm sorry」
「Look Away」などのシングルヒットはもちろん、売れようが売れまいがシカゴが出したすべての
アルバムからの代表曲を5枚に詰め込んだ、リマスター担当のライノの企画はさすがだと思います。
通常のベスト盤には入らない初期のシカゴの醍醐味である「Balllet for a girl in buchannon」や
「movement」、「Travel suit」などの組曲も編集されて収録、テリー・キャス没後の低迷期の
「ホット・ストリート」〜「シカゴ13」「シカゴXIV」からもそれぞれ3〜4曲ピックアップされていたり、
90年代のシカゴの新しいスタイルとなる手前でお蔵入りにされた未発表作「Stone of sysiphus」からも
3曲、ジャズ・スタンダード・カヴァー集で話題になった「ナイト&ディ」からも1曲。
ベストとして申し分ありません
(「拝啓トルーマン大統領」がベストに入ったのは初めて? でも「孤独なポリスマン」も入れてほしかった)。

どうしても今のシカゴは、新作の「シカゴXXX」でもそうでしたが、「19」以来のパワーバラードあたりの
イメージが強くなっていてどうしてもそれを残した作りにせねばいけない点で、メンバーの自由な活動に
おのずと制約がついてきてしまい、またそのイメージの陳腐さ故に、ブームが去るとリスナーから
聴かれなくなってしまうバンドになりかけているのですが、このアンソロジー・ボックスの前半で、70年代の
彼らの多様な音楽性と独創性、そして演奏力のすごさがよくわかっていただけるのではないでしょうか。

DVDもかなりレア度高めですが、時代的になんか偏りある気も。
前半はテリー在籍時のライヴ、と、最後の2曲はテリーに代わる2代目ギタリストのドニー・ディカス
在籍時のものです。ピーター・セテラ〜ジェイソン・シェフ主導のAOR転向以降のものがないのが
意外と言えば意外ですが、それはまだ一般に流通しているということでしょうかね。




Children of the World
販売元: WSM

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「フィーバー」前夜。いまにも爆発しそうなビージーズを堪能できます。全編チープなシンセがみなぎっていますが、彼らの鉄壁のコーラス・ワークはものともしません。ジャケットの、自信に溢れる三人の表情を見よ!





Christmas
販売元: EMI America

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The Christmas Album
販売元: Sony

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A Christmas Album
販売元: Sony Extra Value

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67年リリースのバーブラ・ストライサンド初のクリスマス・アルバムです。誰もが知っているクリスマス・ソングの定番「ジングル・ベル」に?をつけた豪快なオープニングに始まり、バースからきっちりと歌った「ホワイト・クリスマス」や、このアルバムリリースの翌年、夏のセントラル・パークのコンサートでも歌われた「きよしこの夜」などの有名曲、バーブラがこのアルバムで取り上げてから、クリスマス・ソングの定番と化してしまったようなサウンド・オブ・ミュージックの「マイ・フェイバリット・シング」など、一筋縄ではいかないバーブラらしいクリスマスが展開されます。宗教的な部分からこのアルバムを否定する向きもあるようですが、ひとつのエンターテイメントとして純粋に楽しみたいアルバムです。クリスマス・チャートの常連ですが、全米アルバム・チャートでは82年に108位、90年に167位という記録が残っています。


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