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ミュージック 575448 (159)



Shag on Down by the Union Hall
販売元: Specialty

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 スペシャルティのもう一枚のGeorgia Peachが文字通りのベスト盤なら、このアルバムは別テイクの曲やレアな曲を集めた裏ベストといえるものです。私としてはBy the Light of the Silvery MoonやBoo Hoo Hoo Hooなどの佳作でGeorgia Peachには未収録の曲が有り難いです。1964年に古巣のスペシャルティに戻って作った曲が最後に5曲入っていたりします。The Legends of Specialty Seriesは他のアーティストでもそうですが微妙にベスト盤とレア盤で良い曲を振り分けているのが悩ましいです。余裕があればレア盤の方も良いかと思われます。




Shake It All About
販売元: Walt Disney Records

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Shakin' & Screamin' with Little Richard
販売元: Delta

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Shakin' Fit!
販売元: Candy

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Shakin' Up a Storm
販売元: EMI

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ロッカーズとモッズの抗争が始まった64年に、完全にロッカーズ向けに制作された一枚。ブルーキャップス以来、久々の固定バンドとなった「SHOUTS]の演奏もテンションが高く、リトル・リチャードのカバーやヘヴィー・アレンジされた自作の「BABY BLUE」などを聞かせる。特に「You Are My Sunshine」の格好良さは鳥肌モノ。当時モッズに押され気味だったロッカーズも、このアルバムで勇気付けられたに違いない。




Shimmy, Shimmy, Ko Ko Bop
販売元: Rhino

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Sicher Gibt Es Bessere Ze
販売元: SPV Import

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Silver Eagle Cross Country Presents Live: Carl Perkins
販売元: Silver Eagle

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Silver Eagle Presents Jerry Lee Lewis Live
販売元: Silver Eagle

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Silver Screen Stereo
販売元: Follow That Dream/BMG Denmark

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 エルヴィスのサントラには、確かにとほほ・な曲が多いかもしれない。でも、きらきらと光り輝く曲だってある。また、とほほ・な曲にしても、とほほ・な映画にしても、そのとほほ・なところがいいのだ。確かに荒唐無稽なワン・パターンで、なんともばかばかしく内容がないような映画は多い。しかし、それが逆に疲れ果てた精神を癒すのだ。銀幕のエルヴィスは、高度・複雑化した現代社会(高度な科学技術社会、変化・革新の社会、人間存在危機の社会、人間性喪失の社会)のオアシスである。僕は、エルヴィス映画を見たり、サントラを聞いたりすると、心からほっとする。

 宇野功芳氏は、『クラッシックの名曲・名盤』(講談社現代新書)で、こう言っている。「われわれのモーツァルトからオペラとピアノ作品を除いてしまったら、それはモーツァルトの宝の大部分を失ってしまうことにちがいない。」言葉を換えて僕はこう言う。「われわれのエルヴィスから映画とサントラ作品を除いてしまったら、それはエルヴィスの宝の大部分を失ってしまうことにちがいない。」
 もしエルヴィスの業績が、50年代だけであったとしても、その驚異的な音楽、ルックス、ファッション、アクション、社会的な影響等々で、ジェームス・ディーンのようにその名を歴史に残したことだろう。「50年代だけ」を「70年代だけ」に置き換えても、答えは同じだ。
 でも、サントラのないエルヴィスを、僕は想像できない。サントラのないエルヴィス、とほほ映画のないエルヴィスなんて、クリープを入れないコーヒーや、リンゴと蜂蜜が入っていないカレー、あるいは高木ブーのいないドリフターズみたいに、なんとも味気ないではないか。
 このCDは、そんなエルヴィス映画の音楽。いわゆるひとつのサントラの、テイク違いを集めたものだ。

 萩原健太氏は、『レコード・コレクターズ』誌(2003年9月号151ページ)で、こう言っている。「まあ、エルヴィスの場合、去年も書いた通り、すべての別テイクが単なる別テイクじゃない。」「音がいい。まじ。むちゃくちゃいい音。太い音。マスター・テープをほとんどこすってないからだね。」
 このCDも、同じことが言える。単なる別テイクじゃない、むちゃくちゃいい音、太い音のサントラ別テイクが、26曲もてんこ盛りに収録されたCDなのである。まじ、凄いぞ。
 万才!エルビス映画。万才!エルビスのサントラ。
 この(殺伐とした)世の中に、エルヴィスのとほほ・な映画やサントラがあって、本当によかったと、僕は、心から思う。


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