ミュージック 575452 (149)
The Colour of Spring
販売元: Nettwerk
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初期はDURAN DURANの弟分的なエレポップ。後期は難解なフリージャズ風ロックバンド。このアルバムはというと良質でポップなメロディを持ったフォークロック。そして前編にフューチャーされているスティーブウィンウッドのオルガンが良い。蛾の絵に溢れた不気味なジャケットに騙されずに聴いてみて欲しい。凄くポップだけど似たような音楽性のバンドは他には無い。まさに隠れた名盤。
The Colour of Spring
販売元: Nettwerk
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このあたりのROCKはそのままアングラヒップホップにサンプリングされそうですね。RJD2好きはチェックです。
1曲目〜良質曲多し。
The Colour of Spring
販売元: EMI Int'l
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Come
販売元: Paisley Park
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90年代のアルバムではこれがダントツで好きです。パワジェネやシンボルマーク路線とは明らかに違う。ファンクを基調としつつも、音数を極限まで絞り込み凡人には及びもつかぬ世界を創り上げるさまは、まさに、音楽神プリンスの名に恥じぬものであります。
まず、冒頭のComeですが、単純なリズムで淡々と進んで行き、11分と長いですが、その長さが後半の盛り上がりに拍車をかけて、胸をわしずかみにします。来い、と呼ばれるまま飛び込んだら、そこは無重力の宇宙空間。リズミカルなベースラインが、軽やかな太鼓のフィルが、鮮やかなハーモニーが、渾然一体となって、まさに極上のSpase。二曲目にして完全にノックアウトの私です。発売当時から現在に至るまで、この作品の評価が低いのが不思議でなりません。是非、今一度聴いてみて欲しいです。
特に感心したのは、先の二曲ですが、他も佳曲揃い。ブラックブラッド炸裂、のりのりどファンクのRace。殿下の色気ムンムン、Pheromone。呪いのワラ人形みたいな暗い歌詞が信じられない程美しいバラッド、Dark。やけくそ気味のトランス、Loose!も大好きです。SoloとOrgasmは笑って聴き飛ばすとして(聴けばわかります)、ホント、何で人気無いんだろ?
ちなみに、カム、ルース、ダークは、おそらく試行錯誤中の段階の別バージョンとして、クリスタルボールに収録されています。全然違うので、興味のある方はそちらもどうぞ。
Come Back Darling
販売元: EMI Int'l
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Come On
販売元: Pid
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Come On
販売元: Bmg Int'l
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Come on
販売元: Bmg Int'l
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COME
販売元: ダブリューイーエー・ジャパン
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Come
販売元: ダブリューイーエー・ジャパン
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アルバム冒頭で、殿下が警告しています。
趣向(ワーナーへの嫌がらせ?)があるから、家族のいるところで聞くなよ、という配慮でしょう。
余談ですが、私はこのアルバムと映画『恋人達の予感』を、聞き較べてしまいました。(笑)
本作品は、ワーナーと絶縁するため、契約消化で出したアルバムだそうです。
だから、「Prince 1958-1993」と、墓碑銘のようなジャケットにしたのでしょうか。
殿下の子供っぽい性格が透けて見え、個人的には可愛いなと感じます。
音はクール。このジャケ写同様、いつもの派手さはありませんが、侮れません。
歌詞はおなじみの調子ですが、社会派な曲も織り交ぜてあるところが新味です。
以前は「黒人の血を引くだけで『ブラック・ミュージック』と括られるのは心外」
と漏らしていた殿下でした。
しかし、この頃になると、「自分はブラック」という肯定的自覚が芽生えたようです。
人種差別を歌った「Race」は、「Count The Days」「Family Name」等へと続いてゆく基点と思われます。
このアルバムで、私が最もはまった曲は「Dark」でした。地味ながら、名曲。
聞くほどに、暗くて熱い情念の世界に引き込まれ、「はまる」という表現がピッタリでした。
「Dark」は本人も気に入っていたらしく、『Crystal Ball』に別バージョンを収録しています。
本作の方がこってりソウルフルな音で、JBっぽいシャウトが引き立ちます。
同年発表された幸福感いっぱいの「the BEAUTIFUL experience」ともども、聞き較べると面白いですよ。