それと、誤解を招かぬために書くが、
初めて聞く方は地味な音に思えても、
実は極めて確立された世界観を持っている。
めげずに聞き込んでほしい。
ただ、ほんとうにまんべんなく取ってきてあるので
芯は一緒だが色はバラバラ
チコーネユース名義の「ホワイティアルバム」からの2曲なんかは
ちょっと実験的過ぎて一般の人には受け付けないかもしれないし
初期の頃の曲はやっぱり手探り荒削り
ソニックユース的完成度はまだ低い感じで物足りない
ある意味「デイドリームネイション」のアルバムだけを買うとか
そういう方が望み通りものが買えるかもしれない
だからほんとインディーズ時代をざっと知りたい人向けですね
あと、アルバム未発売の
デビューミニアルバム「ソニックユース」から一曲だけ収録されているので
(17.I Dreamed I Dreamed)
これ目当てっていうのもありかもしれません
ちなみに僕の場合、ソニックユースで一番最初に買ったのがこのアルバムで
これを参考に他のアルバムを買いました
そういう使い方もあります
独特の乾いたダークさが1990年代のバンドらしいが、コーネルのコブシの効いた歌唱もあり、特に初期はヘヴィ・メタルに近い音楽性を残していた。
このアルバムは、EPとしてリリースされた初期の2枚をカップリングしたもので、デビュー当初の最も荒々しいサウンドが聴ける。既に楽曲はこの頃から完成されており、歌・演奏共に堂々たる作品だ。中でも初期の代表曲「Nothing To Say」は必聴。「俺のコトバはバランスを欠いてるって?何も言うことはないね」と歌うバンドのアンセム的な曲で、うねりまくるヘヴィ・サウンドの中から、超高音のヴォーカルが突き抜けてくる。何か常識外れの「衝動」が感じられる楽曲だ。
クリス・コーネルというと、エキゾチックな顔立ちからは想像もつかない激烈な高音ヴォーカルで、コブシを回すロニー・ジェイムズ・ディオ的なシンガーという印象がある。しかしこの人の魅力は高音だけではない。低音で歌っても力があり、荒っぽいサウンドに、地を這うような低音を叩きつけて歌う曲も沢山ある。とにかくグランジ系では目立って上手いシンガーで、このため、同系列のバンドの中では最も早い時期に成功を掴んだ。
尚、ベーシストは日系人のヒロ・ヤマモト。初期の強烈なグルーヴは彼の手によるところが大きかったことが後に判明する。メジャー・デビュー作「LOUDER THAN LOVE」を最後にヤマモトが脱退し、新ベーシスト加入すると、グルーヴの質がワールド・ミュージック的なものに変化。初期の荒々しさはかなり失われてしまった。
バンドは1996年に解散。コーネルはソロ・アルバムを1枚出した後、RAGE AGAINST THE MACHINEのバックと合体。AUDIOSLAVEとしてアルバムを発表。大ヒットに結びつけている。
内容はまず、DVD-Audioプレイヤー用の「アドバンスド・リゾルーション・サラウンド・サウンド(88.2kHz/24-bit)」。次に、DVD-Audioプレイヤー用の「アドバンスド・リゾルーション・ステレオ(88.2kHz/24-bit)」。それから、DVD-Videoプレイヤー用の「ドルビー・デジタル・サラウンド・サウンド」。そして、DVD-Videoプレイヤー用の“Lost Cause” ,“Guess I’m Doing Fine”, “Little One”, “Round the Band”, “Lonesome Tears”, “The Golden Age”の「ミュージック・ビデオ」。最後に、DVD-Audio/DVD-Video兼用プレイヤー用の「ギャラリー/カタログ」。
DVD-Audioの再生にはDVD-Audio/DVD-Video兼用プレイヤーが必要なことに気づかずに、この商品を買ってしまったぼくが、パソコンのDVD-Videoプレイヤーで聴いても、CD「シー・チェンジ」のただのステレオよりも迫力のあるドルビー・サラウンドをたんのうできました。さらに、「ミュージック・ビデオ」つきでこのお値段とあっては、DVD-Videoプレイヤーしかおもちでないリスナーでも、「シー・チェンジ」を買うなら、CD盤ではなくこのDVD-Audio盤でしょう。
ただし、DVD-Audioプレイヤー用の「アドバンスド・リゾルーション・サウンド」とやらは、ドルビー・サラウンド以上にもっと高音質なのは確実です。ぼくもDVD-Audioも再生できるパソコン環境を整えることをさっそく検討してみようと、決意しました。