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ミュージック 701044 (94)



バッハ&ブラームス-シェーンベルク・トランスクリプション / R.シュトラウス:オーケストラ歌曲集&「ばらの騎士」組曲
販売元: BMG JAPAN

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 2枚のうち、どちらか1枚で1300円〜1800円程度で販売されている廉価輸入盤もありましたが、本命のブラームスのほかに大好きな「ばらの騎士」組曲を聴けることと、このサイトで値引きされていることもあってこちらの2枚組がお買い得、と考えました。それに、やはり国内盤で歌詞対訳があるのはうれしい。
 さて、今回ヒューストン交響楽団の演奏をはじめて聴きました。やはりアメリカのオケ。明るくパワフルなブラスが心地よく響き、金管が多彩な仕方で活躍するシェーンベルクの編曲で特に効果を発揮しています。それにしても、エッシェンバッハという人はダイナミックな音を出す人ですね。同じピアニスト出身でもアシュケナージやバレンボイムとは違い、クレッシェンドでは抑制を解き、ポリフォニーの万華鏡を遠慮なく輝きわたらせます。この傾向は特に「前奏曲とフーガ」を聴き応えのあるものにしています。
 シェーンベルクの作品はちょっと・・・という方にもぜひ聴いて欲しいアルバムです。ブラームスは、もうひとつの彼の交響曲といってもいい出来栄えですし。




R.シュトラウス/4つの最後の歌
販売元: ポリドール

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この曲には2つの超名盤があります。シュヴァルツコプフ盤とヤノヴィッツ盤です。この2つの盤は美しさと諦念を感じさせる、きわめて美しい演奏です。そのなかにあってこのアンナ・トモワ・シントウの声はどっしりと、落ち着きのある声で、楽劇「ばらの騎士」の元帥夫人の声をそのままひきずっています。この曲の歌手としては異色ではないでしょうか。




R.シュトラウス/アポロの巫女の歌 作品33の2
販売元: ポリドール

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R.シュトラウス:4つの最後の歌
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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 この盤の「4つの最後の歌」はいつ聴いても、何度聴いても、ああ、素晴らしいな、この世にこんなに美しい音楽と演奏があるんだ、と思ってしまう音楽です。一生好きである自信があります。 そして私が聴いたことのある「4つの最後の歌」の中では、この盤は別格、と言っていいのではないかと思います。 85歳で世を去ったリヒャルト・シュトラウスの最晩年に完成されたものらしく、若き日に死と隣り合わせにいたというこの大作曲家が、人生の終焉にたどり着いた境地、それがこの音楽になっているのでしょう。

 ヤノヴィッツの澄んだ伸びやかな歌声は、天上から降り下りてくるようです。シュワルツコップ盤と比較すれば明らかなのですが、ヤノヴィッツの声は、1つの楽器のようにオーケストラの中に溶け込んでいます。

 リヒャルト・シュトラウスが選んだ、ヘッセの詩三編と、アイヒェンドルフという人の詩が、これまた素晴らしく、 特に、「四つの最後の歌」の「最後」に演奏するようにシュトラウスが指示したと言われている、「夕映えの中で」は、四曲の中でも、楽曲、詩の素晴らしさなど、全てにおいて際立っていると思います。

 死は孤独なものだと思うのですが、このアイヒェンドルフの詩は違う。この詩の中で描かれる死は、人生を共に歩いてきた伴侶との二人のものだと思います。曲の途中(この盤の2分10秒)から出てくる、二本のフルートは、詩にも出てくる二羽の雲雀を表していて、これが旅をやめ、夕映えの中下界を見渡している、二人の象徴でもあります。曲の最後、夕日が沈む時、二羽の雲雀のさえずりはいよいよ高らかに、明るく、天に昇って行きます。これは二人の魂です。

 この澄みきった明るく美しい音楽とアイヒェンドルフの詩の世界が、自らの死を意識したリヒャルト・シュトラウスが到達した境地であり、人生の最期に寄せる理想であり、また人生をともに旅する夫婦というものの最期の理想でもあるのだと私は思います。

 20代の若き日に作曲され、同じく「死」をテーマにした「死と浄化」が共に収められているのも、作曲家リヒャルト・シュトラウスを理解する一助になるという意味で、この盤の面白さと言ってもいいかもしれません。

 私は音楽を愛する全ての人達に、この盤を薦めることができます。




R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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時代の寵児として一世を風靡した指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤン。
そのカラヤンの美学を知るのに最も適しているのがR.シュトラウスの「ツァラトゥストラ」である。
カラヤンの演奏の聴き所は、ゴージャスな響きだけでなくリズムの腰の強さや、金管楽器の鳴り具合がすばらしい点にある。
このCDでは、カラヤンとその手兵、ベルリンフィルによる美しくゴージャスな音楽をあなたにもたらしてくれるだろう。




R.シュトラウス:交響詩「ドンファン」,「死と変容」,4つの最後の歌
販売元: ダブリューイーエー・ジャパン

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シュヴァルツコップやボニーなどに慣れた耳には、この4つの最後の歌はまるでワーグナーのように聞こえる。ボイトの声は繊細さよりは、カノン砲を聞くが如く太くてたくましい。NYフィルも都会の喧騒をそのまま音にしたようで、ビルが立ち並ぶ大都会の中での人生の寂寥を見事に描写している。 なるほど、この曲の解釈にはこういうこともありえるのかという、1枚。これまで多く、この曲を聞いてきた方へはお勧めです。




R・シュトラウス:4つの最後の
販売元: 日本クラウン

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エッセンシャル・キリ
販売元: ポリドール

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4つの最後の歌
販売元: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント

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フィルハーモニア管、ライヴ1950
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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