切なる想いを声を張り上げて、表している様で泣ける曲「5.When a Man Loves a Woman(男が女を
愛するとき」、今聴いても品があってオシャレな「9.SAVE THE LAST DANCE FOR ME(ラスト・
ダンスを私に」(富永愛さん等出演のCM曲)、爽やかで2人のハーモニーがきれいな
「10.Surf City」、厚い声量とムードのあるメロディで有名な「11.ONLY YOU」。
初々しい声とサビが印象的な「14.Downtown(恋のダウン・タウン)」、前奏のオルガンの
音色が悲しい「15.青い影」、軽快な伴奏とB.J.Thomasの歌声が幸せな気持ちにして
くれる「16.Raindrops Keep Fallin' On My Head(雨に濡れても)」、少し時代が上がって1970年発の
気だるくてサイケなShocking Blueの「17.VENUS」、最後は日本でも沢山の人が影響を
受けて、あのギターのフレーズを弾いたと思われる「18.パイプ・ライン」。
バラードからポップな曲まで全体的にまとまっていて、良い選曲だと思います。
優しいメロディが涙を誘う「14.SMOKE GET'S IN YOUR EYES」(クリスマスの寒い時期に
聴きたい名曲)、ちょっと古風なテクノみたいで可愛い「15.RED RIVER ROCK」、能天気な
雰囲気がこちらもキュートな「16.ロリポップ」、プラターズと同様にきれいな高音に感動する
「19.男が女を愛するとき」、ロックの土台にある、とにかくノリの良い「Johnny B. Goode」などなど。
2枚目は、オルガンの叙情的な前奏が印象的な「1.青い影」、ポール・マッカートニー作曲の儚く澄んだ
メロディとボーカルの「2.悲しき天使」、今も色褪せない「3.VENUS」、Ben E Kingの「STAND BY ME」、
「Johnny ~」と同じくビートルズもカバーしている「9.Roll Over Beethoven」、とても都会的で洗練され、
それでいて甘い雰囲気の「12.Pretty Woman」、ベンチャーズからは王道のエレキ・サウンドから2曲
(ベンチャーズはこの他にも、渋くてカッコイイ曲が沢山ある)、B.J.Thomasの雨の日の名曲や、ポップスの女王
コニー・フランシスの曲なども入っている(ヒット曲が多すぎて選曲に困ったと思います)。
テレビなどのBGMでもよく耳にする曲ばかりなので、若い人も充分楽しめるオムニバスだと思います。