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ミュージック 911660 (103)



ペン・オブ・クインシー
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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50年代初めチャーリー・パーカーという天才の影に隠れ、パーカーの全盛期にテナー・サックスをもっぱら吹いていたソニー・スティットだが、テナーでは若き天才ソニー・ロリンズが台頭しつつあり、ここでも割を食っていた感が否めない。スティットの個性が開花したのは皮肉にもパーカーの死後(1955)であり、その時点では中堅プレイヤーとして、よく言えば安定した、悪く言えば冒険心にかけるサックス奏者になっていた。しかし50年代半ばにジャッキー・マクリーンやアート・ペッパー、フィル・ウッズといった新鋭が台頭し、スティットには厳しい時代の洗礼だったといえよう。このアルバムは、クインシー・ジョーンズのアレンジでスティットのつややかで伸びのあるアルトの音色と熟練したフレーズが聞ける快作である。マイ・ファニー・ヴァレンタイン、降っても晴れても、スターダストといった名曲を情感たっぷりと聞かせている。それはジョーンズのアレンジの賜物だといえるが、そこには予定調和ともとれる出来過ぎな完成度も感じられ、パーカーの神がかったスリルは望むべくはない。特にリズムに関する冒険心が欠けるのが残念である。しかし、スティットはパーカーではない。彼の名人芸を存分に味わいながら心和む演奏を楽しむことこそ得策なのであろう。




ペン・オブ・ジョニー・リチャーズ&ライヴ・アット・ハイ-ハット
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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ページ・ワン
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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ハード・バップからモードへの転換期にデビューしたジョン・ヘンダーソンはウェイン・ショーターらとともにポスト・コルトレーンの1番手として期待され数多くのセッションにも参加している。密度があり、ダークで重厚なサウンドとモードを完全に自己のオリジナリティにまで高めたフレージングは他の追随を許さず、本家のコルトレーン以上にメロディアスで創造性豊かなソロを展開した。システマティックで歌心を持ったモーダルなアドリブは、60年代の新主流派のジャズに大きな貢献をし、競演者たちにも影響を及ぼした。ブルー・ボッサが有名だが、リコーダ・ミーにおける見事な語り口はすでに名人芸の域に達しており、当時やはり売り出し中であったチャールス・ロイドなどと比べると月とスッポンといえるほどのイマジネーションの差がある。僕自身1997年にニューヨークのブルーノートで生演奏を聴いたことがある。音の太さに反して、思ったより小柄なヘンダーソンではあったが、衰えを知らぬ演奏のパワーのすごさに圧倒された。彼自身の経歴としては、共演者としての印象が強いので、やや割を食っている感もあるが、もっと評価しなければならないミュージシャンの一人だといえよう。




ホイール・ストーン 車石(紙)
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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ホイール・ストーン(車石)VOL.2
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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寿歌(ほうぎうた)(紙)
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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ホエン・ファーマー・メット・グライス
販売元: ビクターエンタテインメント

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50年代半ばの作品ながら、アレンジ重視の優れたアルバム。それもそのはずジジ・グライスという優れた作編曲者のペンによるもの。グライスはパーカー派のアルト・サックス奏者だが、アドリブにおいてもいたるところにバランスよく名曲の部分を引用したり、フェイクしたりできる豊かな才能の持ち主である。しかし、パーカーという巨人、アート・ペッパーやリー・コーニッツというアドリブの才人に一歩及ばない事から、地味でいぶし銀のような存在であった。一方アート・ファーマーも豊かな楽想と安定した演奏のできるトランペッターだが、彼の悲劇はライオネル・ハンプトンの楽団で一緒だったアドリブの天才、クリフォード・ブラウン(1956死去)とプレイし、自らの才能に限界を感じたことと、マイルスという時代を切り開くエモーショナルな天才の後塵を拝した点である。しかし、やがていぶし銀というべき独自路線に活路を見出した。このアルバムでのグライスとの出会いはその頃の事。すなわち名脇役の二人が競演した渋い映画のようなアルバムで、まさにいぶし銀対決なのだが、忘れられない渋い、すばらしい演奏である。特にグライスの選曲と編曲の妙味がハード・バップという荒波の中に美しくも哀しくも、寛いだ名演を実現させたといえよう。




星影のステラ
販売元: ユニバーサル インターナショナル

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私がキース、ジャレットを聴くきっかけになった思い出の作品。それまでは演奏中の声がどうしても気になって、長くは聴けなかった。それが「トウー、ヤング、トウー,ゴウ、スティデイ」を聴いてから大好きに。イントロダクションから素晴らしいし、その後の熱気ある展開も良いです。今ではその声も、彼の名刺代わりという感じで楽しめます。




ホリデイ・フォー・スキンズ Vol.1
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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ホリデイ・フォー・スキンズ Vol.2
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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