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DVD/ビデオ 12921791 (165)



アイーダ*歌劇
販売元: キングレコード

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

世界的な重要史料の記録をアジアの小さな島国が成し遂げた伝説的名盤。
日本が高度経済成長を歩き出すまさにそのとき、今なら全席即日完売必至(というかチケット代幾らになるんだろう!?こんな舞台)のイタリア歌劇団が来日した。演目は「アイーダ」出演者ステルラ・ボルソ・シミオナート・グェルフィ・カヴァ・カシネッリに指揮はグイ。非力な設備しかない日本はカメラは揺れるし段取りは悪いし、それでもがんばった。それから5年後満を持して録画したのがこの舞台、しかもトゥッチ・デル=モナコ・シミオナートと勝るとも劣らないキャストを配しての公演。
技術がないため、画面の真ん中に堂々と鎮座し、しかも唱よりやや遅れて表示される字幕(バックヤードはリアルタイムで文字を出すためてんてこまいだったという)、顔も判別できないほどボケるモノクロ画像と難はいろいろあるが、同時代の外国の記録よりも状態はいいし、なにより記録自体珍しい時代、これを日本が録画していたことの意義は譬えようもないほど大きなものだ。
カプアーナの指揮は凡庸で、N響もついていくのにやっとこさで実に酷い演奏だが、舞台上に立つ日本人エキストラを見る限り、その熱心さには並々ならぬものがあることが見て取れる。
凱旋の場で大根足をぴょこぴょこ跳ねさせるボテッボテッとしたポチャポチャダンサーは見ていて滑稽(酷刑?)なほどだが、それさえもいとおしく思えてくる。何せ歌手一人一人の威厳(オーラ)が半端ではない。
オペラ黄金期とはかくもあったのかと思い知らされる貴重な映像だ。




アイーダ*歌劇
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

メトの演出はいつものように金をかけて華やかである。その華やかさがヨーロッパの歌劇場(おそらくどこも資金不足なのだろう)にはない、オペラチックな雰囲気を生んでいる。特に有名な凱旋の場面などは、バレエあり、馬も登場となかなか楽しい。

しかし歌手に難あり。とくにアイーダ。声は張りがあり大きいが、清らかさに欠ける。表情も大味すぎると思う。「おお、わが祖国」では大きな拍手を受けているが、私的には不満あり。どうも感情移入できない。アムネリスの方が表情に富んでいてずっとよい。ドミンゴのラダメスはまずまず。メトのオケのうまさは相変わらず。レバインの指揮もメリハリが利いて若々しくてよい。

録音が少々問題。声がキンキンしすぎてうるさい。オケとのバランスが悪いのだろ。多分ライブで聴いたらそんなこともないのかもしれないが。

総じて星三つは厳しすぎるかもしれないが、期待していただけに失望も大きかった。




アルトゥーロ・トスカニーニ TVコンサート DVDコレクション
販売元: EMIミュージック・ジャパン

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以前にレーザーディスクで出ていたものであるが、これは音楽ファンならば持っていても決して損のない二十世紀の宝物。まさかこれほどのものが観れるとは、と誰もが唸る「奇跡の記録」。言うまでもなくトスカニーニは、フルトヴェングラー、クナッパーツブッシュたちと並んで、二十世紀クラシック音楽界における神話的な存在であるが、残された録音の条件が圧倒的に悪く、正当に評価されたとは言いがたい。それはもちろん、録音の音質の問題にとどまらない。存命中の熱狂的に高い評価は、手放しの賞賛につながり、その芸術の在り方をきちんと考える作業の妨げになり、無責任な批判、賞賛の渦に巻き込まれ、一種の極端なカリカチュアとして聴かれない巨匠になってしまったように思われる。このDVDコレクションは、トスカニーニの芸術の凄みをひしひしと感じさせ、生前の圧倒的な高い評価の根拠を納得させてくれるに足るもの。ともかくものすごい集中力、白熱した演奏というのは以前から知られていたものであるが、繊細な表現力、見事なコントロール、はっとするほど美しいフレージングなど、繰り返し見ても発見が多い。曲目もヴェルディの「アイーダ」(演奏会形式、全曲)、ベートーヴェンの第五、第九(それぞれ全曲)、ワーグナー(定評どおり、物凄い演奏)、ドビュッシー(ちょっと驚くすばらしい名演)など、盛りだくさん。ハーヴェイ・サックス氏の「トスカニーニの時代」(邦訳)の詳細で鋭い分析に満ちた、すばらしい第九の解説を読んでから観るもよし、先入観を捨てて虚心に観るもよし、とにかく音楽ファンには驚きの内容である。画質、音質は、時代相応、きちっと修正がなされているので、不快なことはない。




青きドナウを行く~黒い森から黒海まで
販売元: ポリドール

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青ひげ*喜歌劇
販売元: ニホンモニター・ドリームライフ

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奇人変人、自己中でえげつない、良く言えば、<自分>をしっかりと持って、積極的に生きる!人間を、 賛美するお話と言えそうです。とにかく元気で楽しいオペレッタですけど、一方で、 貴族などの他人に仕えて生きる人々に対する強烈な風刺、権力者の狂気など、皮肉や風刺がぴりっときいています。王より、一領主である青ひげの方が、強大な軍事力を背景に、実質的力を誇っているのも、ヨーロッパにあったという、そういう時代背景を彷佛とさせて、おもしろいです。出演者(歌手)では、青ひげとポベーシュ王が秀逸。ブロッテも個性的。なにしろ強烈な個性を誇る登場人物のお陰か、歌も音楽も力強く、個性的で、退屈しません。




朝比奈隆第九を振る! ベートーヴェン:交響曲第九番
販売元: キングレコード

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手塩にかけたオーケストラがフォルテッシモで悲哀を込めた、大海原の波頭のような咆哮をする時、93歳の朝比奈さんは揺ったりした右手のタクトと、満足げな微笑と、今一度、雄叫びを求める愛情溢れる左手が差し出される。弦が青春の初々しい愛のささやきと、希望への限りない思いを謳いあげる時、朝比奈さんは厳しい表情で、衰弱し痩せた肩を大きく動かして全身で、この旋律を鼓舞する。
芯のある音をもたらす大阪フェスティバルホールで、大阪フィルが、人生のあらゆる感情を奏で、聴衆は(このDVDを聞く私とかみさん)限りなく癒される。第二楽章から涙を抑えきれないカミサンは、これから辛い事があったらこのDVDをきっと聞くだろうと言っていた。お買い得であろう。




アダムス:歌劇「エル・ニーニョ(キリスト降誕)」
販売元: アイヴィ

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アダン:バレエ《ジゼル》
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

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私はバレエの「映像・装置・衣装」に関心・興味があり、主にその観点からの評価です。

過去に視聴した500以上のバレエ映像(BS・CS・tape・LD・DVD)の中でベスト10に入ります。

一般に「スタジオ収録」は評価されませんが、私は高く評価します。
「ライブ収録」は「記録」であり、「スタジオ収録」は「映画」です。
次元が異なるので、比較は無意味です。
世代が異なりますが、「フラッチ」は「フェリ」同様、ミラノ出身で「スカラ座」と関連の強い人です。
2000年頃CS初見。2001年購入(2001/10/31発売盤)。推奨。




アドリアーナ=ルクヴルール*歌劇
販売元: TDKコア

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 この舞台は、音楽ととてもマッチしている。演出が素晴らしい!舞台はとても細かく作られていて、考えぬかれていると思う。歌唱の無い管弦だけの部分も、演出でさらに盛りたてられてぐっとくる。音楽も演出も美しい。絵巻のようである。
 さらに、キャストも良い。デッシーは、強い一面を持ちながらも繊細で、か弱い面もあるルクヴルールを表現しているように思う。アリア「私は芸術の僕」は絶品である。ラーリンは、愛に一途な若々しい青年らしい。ちょっとたよりなげに見えなくもないが・・。さらに、ボロディナが一番良い!声も容姿も素晴らしく、嫉妬に燃える女性を熱演。とにかくかなりカッコいい。
 今舞台で活躍している歌手ばかりで、旬な映像である。




アナニアシヴィリと世界のスターたち 1
販売元: TDKコア

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 ニーナとルジマトフの「ばらの精」に期待して買ったのですが、満足できませんでした。ルグリが丁寧に踊ったパリオペラ座の復元版(VHS:ディアギレフの夕べ)を先に見ていたからかもしれません。踊りにのびやかさが感じられませんでした。ふたりのパートナーシップにも難があるように思いました。素人目にもはっきりわかるタイミングのズレが気になります。

 白鳥の湖2幕のアダージォも不満を感じました。異なるバレエ団のダンサーが組むのですから、しかたがないのでしょうかね。オデットは若きイルマ・ニオラーゼでした。
 ドンキのグランは楽しみました。ニーナとルジマトフがバリエーションを競っているようでよかったです。若き日のルジマトフは、こういう大見得をきるキャラがハマリですね。

 この他、ニーナとファジェーチェフの「ムード」、ローズ・ガットゥとアレクサンダー・カルピンの「ゼンツァーノの花祭り」のパドゥドゥなど、映像集ではあまり見られない作品もあって、期待とは違ったところで楽しみました。


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