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DVD/ビデオ 575050 (122)



トニー滝谷 プレミアム・エディション
販売元: ジェネオン エンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

『トニー滝谷の本当の名前は、本当にトニー滝谷だった。』
冒頭シーンに入る朗読に似たナレーション。村上春樹さんの作品が持つ独特の空気を
体現している事に驚き、うれしくなった。

息子にトニーと言う風変わりな名前を付けるジャズマン
滝谷省三郎(イッセー尾形の二役。)の描かれ方が抜群に良い。

戦前の上海で一瞬の名声を得て居た時と、全て喪い捕虜収容所に入れられ
『そこでは生と死のあいだには、文字どおり髪の毛一本くらいの隙間しかなかった。』と
呟いてからの表情やセリフ回しがガラッと変わっている。

父親に向かない男に放任されたまま、生まれながらの孤独と喪失を抱えて育つ息子トニー。
イッセーさんが学生時代からの彼を演じて居るのも、
世界から隔絶され独り老成してしまわざるを得なかったトニーの内面が
上手く表されているように思う。宮沢りえの好演も素晴らしい!!。

彼女が登場した途端、画面が明るく輝き出す。『トニー滝谷の人生の孤独な時期は終了した。』
その言葉がピッタリ当てはまる程の存在感。洋服を着るために生まれて来たかの様に、

とても自然に服をまとう女性。しかも、洋服に向ける熱情が暴走し、
遂には手当たり次第に高級ブランドの服を買わずには我慢が出来なくなって行く女性。

この難しい役を堂々と演じ切った彼女に拍手を贈りたい。
この彼女の熱演がなかったら、終盤におけるトニー滝谷の埋めようのない空白と、
欠落を引き受けての再生への意思表明も質の違う物になってしまっただろうから。

原作に対する最大限の敬意と愛情が伝わってくる作品です。
二つを見比べるのも発見が有り面白いと思います。




トパーズ
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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引き裂かれたカーテン
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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ヒッキコック監督50作、P.ニューマンとJ.アンドリュースの主演、題材として冷戦時代のスパイもの、ヒッチコックらしい演出(個人的にはバスでの脱出劇のスリルとサスペンスが好きですが)で楽しめますが、全体としての描写が活字的で説明的な盛り込みが多く、往年の映像、俳優の演技・演出によるサスペンスは希薄な感が否めず、ヒッチコック作品としては物足りなさを感じたことも事実です。




夢追いかけて
販売元: 株式会社アネック

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二十才の微熱
販売元: ポニーキャニオン

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渚のシンドバット、ハッシュの橋口監督の初期作品。
役者的にはこの後ハッシュでもコンビを組む片岡礼子と映画初の袴田吉彦。
ゲイの世界を描いた作品でちょっと解りにくい部分はあるけど
基本は人間関係の難しさを描いた作品だと思う。
監督自身もゲイであるとの事なので、なかなかリアリティーがある
作品になっていると思う。

またフィルムの質?が学生映画のノリでそうゆうのが好きな方も楽しめると思います!!




TOYOTAプレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン2007 浦和レッズ 世界への挑戦
販売元: VAP,INC(VAP)(D)

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この作品の内容は、このDVDを欲しいと思った方ならいわずもがな。
浦和というクラブが好きであろうと嫌いであろうと、
このDVDが収録内容が、
日本のサッカー界の記念碑となるべき闘いのひとつであることは確かでしょう。

だからこそ言いたい。なぜ、音声選択を置かなかったのかと。

  ☆  ☆

私はスタジアムでみるサッカーが大好きです。
スタジアムの雰囲気が大好きです。
また、実況が肌に合わない場合、
「実況を消して見たい」と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、この作品はそう思っているビュアーたちに
そのチャンスを全く与えてくれません。

さらに悪いことに(とあえて言わせていただきますが)、
この作品は、まったくといっていいほど解説が途切れません。
というのも、この作品は某地上波放送局のものと思われる実況を
ベースとしているのですが、それに加えて、
この試合に関する様々な解説をこれでもかというほどを追加しています。
ピッチに集中したいと思っているビュアーは、
ますます勝負から、いまそこで展開されているサッカーから
目をそらされることになるでしょう。

  ☆

確かに、そういった解説をつけることがすべて悪いとは言えないと思います。
特に、時代を経た後に当時の状況を知らない方が見る場合には、そういった解説はとても役に立つはずです。また、スタジアムの雰囲気が好きな方も、DVDで見るときにはいろんな見方であのシーズンあの大会を振り返りたい、と思う方もいるでしょうし、実際に解説で「こんなこともあったのか」と納得することもあると思います。

しかし、ピッチでの闘いがあって、そこにいろいろ付加的なものがついてくる、
そう思っている私としては、このDVDはありえません。
特に、形容詞が多いこの実況は、受け手の自由度を相当程度減少させてしまっています。

せっかくのDVDなのに、なぜその機能をフルにいかさないのか。
内容が素晴らしくても、サッカー物のDVDとしてその要件を欠いている、
そう言わざるを得ないと私は思います。

  ☆  ☆

実況をあまり気になさらない方なら、心からお勧めしたいと思います。
ですが、スタジアムの雰囲気がお好きな方、そして特に某放送局の実況がお肌に合わない方には私はお勧めいたしません。
後者であった私としては、試合自体への愛着が大きかっただけに(本当なら☆5個つけたい!)失望も大きかったです。




渋滞 ニューマスター版
販売元: ジェネオン エンタテインメント

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TRAPTRAPTRAP
販売元: インディーズ・メーカー

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とらばいゆ
販売元: アミューズ・ビデオ

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女流棋士というちょっと変わった職業の妻・麻美(瀬戸朝香)と普通のサラリーマンの夫・一哉(塚本晋也)との物語。最初は食事風景の描写がやたらと続き、ちょっとした愚痴のこぼし合いがメインディッシュの、出来の悪いホームドラマのような出だしであったが、途中から様相が一変する。

麻美が女流棋士としてのスランプに陥り、一哉に八つ当りをし出すのだ。元々負けん気の強い勝負士だけに、その激しさはハンパではない。夫が疲れて帰宅してきても、食事もつくらずソファーに寝転がって落ち込む麻美。ちょっとでもそれを咎めようものなら、「あたしがこんなに悩んでいるのに、あなたは支えにもなってくれない」十倍の激しさでののしられるのである。修羅場と化した本音のぶつけ合いは、まるでベルイマンの『ある結婚の風景』を見ているかのようだった。

ここで夫がキレて手を上げていたら、おそらく離婚成立決定であったが、旦那の方がエラかった。妻の怒りをじっとガマンして受け止めて、右から左へとしなやかに受け流す、ムーディ勝山のような人であったのだ。おそらく、この映画をみた結婚間近のカップルがひるんだ(特に男の方)ことは確かで、未婚率向上に一役買ったことも間違いない。巨人の谷選手は本当にエラいなぁと思った次第である。





審判
販売元: アイ・ヴィ・シー

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カフカ「審判」をベースにしているのですが、ラストが違います。ラストの描写が楽しみだっただけに、そこが少し残念です。しかし全体としてカフカの持つ不条理な世界を描くことに成功しています。特に、Kが追い詰められていく様子が素晴らしい(ただ、この醍醐味を味わうには前半の眠い展開を耐えねばなりません)。

特筆すべきは、音楽でしょう。モノクロで無機質で、不気味な映像に荘厳な雰囲気をそえています。

主演俳優が、原作者のカフカにどことなく似ている感じも、面白いのではないでしょうか。


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