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男はつらいよ 寅次郎の縁談
販売元: 松竹

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

1993年12月公開作品、第46作でシリーズは2作品を残すだけとなる、

89年以降、事実上の主役を満男に譲り満男の恋愛を中心にした物語に方向転換していたシリーズが本作だけは寅次郎の一目ぼれ騒動という王道喜劇パターンに戻ったといえる、本作まではかろうじて渥美清に喜劇役者としての充分な体力が残っていたわけだ、残り2作の渥美の憔悴を考慮すれば本作が事実上のシリーズ最終作という評価も可能と考える、

公開当時は1年に1作ずつ見ていたのであまり意識しなかったが、現在のようにDVD等で連続鑑賞可能となれば、続く2作品の静謐な佇まいは渥美清の遺言のようなものだとおもう、とりわけ第47作の静かさは神々しいとさえ感じてしまう、

おそらく本作の下敷きとなったのは「伊豆の踊子」、屈折した青年が旅先で恋愛を経験することで屈託から開放される、だとおもう、離島する満男に岸壁から精一杯手を振る少女の姿は「伊豆の踊子」現代版としてみごとな演出・撮影がなされている、

満男を屈折させたのが両親や大伯父大伯母の過保護と過干渉であることが劇冒頭でかなり強い演出で描かれる、婉曲に寅次郎の屈折にも家族が大きな責任があると表現されているのだろうとおもう、観客のだれにとっても反面教師として重要な意味を持つと考える、方向付けの重要性を示唆している点も面白い、

それにしても女が温泉に誘っているのに断ってしまう寅次郎のシーンはこだわりのあるファンにはシリーズ屈指の名場面でしょう、




男はつらいよ 寅次郎の縁談〈シリーズ第46作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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松坂慶子が当時80歳代後半だった新国劇の大御所、島田正吾とタンゴを踊ったのが話題になった作品。渥美清がまだ何とか声をさせる時代で、瀬戸内海の風景がとても印象的な作品でした。




男はつらいよ 寅次郎の縁談〈シリーズ第46作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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松坂慶子が当時80歳代後半だった新国劇の大御所、島田正吾とタンゴを踊ったのが話題になった作品。渥美清がまだ何とか声をさせる時代で、瀬戸内海の風景がとても印象的な作品でした。




第46作 男はつらいよ 寅次郎の縁談 HDリマスター版
販売元: 松竹

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男はつらいよ 寅次郎の休日
販売元: 松竹

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男はつらいよ 寅次郎の休日〈シリーズ第43作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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男はつらいよ 寅次郎の休日〈シリーズ第43作〉
販売元: 松竹ホームビデオ

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男はつらいよ 寅次郎の休日 HDリマスター版
販売元: 松竹

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ゴクミシリーズ第ニ弾。今振り返ると、前作からはじまったシリーズの長大なコーダーの第二幕ともおもえる。
オープニングで寅は少し顔だすだけで、あとは30分以上寅無しで映画がすすむ。この間の主役は完全に泉と満男。ちょっと別の映画みたいな雰囲気になってしまうが、ご安心あれ!40分にたっしようかというころにくるまやに姿を現してからはほぼ出ずっぱり、全盛期のような活躍ぶりだ。

前作から一年、くるまやの人々には老いが忍び寄ってきている。前作とうってかわった淡い色調はdvd化(の失敗)のためではなくて劇場公開時からそうだった。前作までのコントラストのきいた画が好きだったが、現在みかえすとこの淡さも九州のひなびた温泉の風景にあっているといえばあっている。
渥美は声がちょっ通らなくなっており、これは公開時にも感じた。




男はつらいよ 寅次郎の告白
販売元: 松竹

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

満男が泉に、「男には美しい花を眺めていたいというタイプと、奪ってしまいたいというタイプがいる。」と説明し、寅さんが女性を射止められない理由を説明する。
とてもいい表現だ。

さらに博に、「就職のコトをそんなふうに考えるなんて不真面目だ!反省しろよ!」と説教する。
博は謝るしかない。

そして最後に、「おじさんの恋する姿を見ても、僕にはもう笑えない。おじさんを笑うコトは僕自身を笑うコトなのだから」

10代の少年をこれ程までに成長させるのは何なのだろう?
一つには恋なんだろう。
そして寅さんという、色々な意味での見本となる人物。

自分の「こうなりたい」という理想像を刺激してくれる、いい作品だと思います。





男はつらいよ 寅次郎の告白<シリーズ第44作>
販売元: 松竹ホームビデオ

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