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DVD/ビデオ 575056 (53)



祭りの準備
販売元: パイオニアLDC

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

赤い布切れは、潮風にボロボロになりながら、未枯れ枝に纏わりついている。
飛ばされて空に舞いたくても舞えないまま、やがて朽ち果てて行きそうだ。

四国西南端の田舎町、滑稽なまでに精一杯生きている人々。
大きな絶望を含んだ閉塞感で、今にも押し潰されそうな自分という存在。
溺愛する母親の小鳥を逃がすことで、自分も脱却できるのか・・。

祭りの準備をしてきたが、きっと憧れた東京には祭りなどない。
ドロドロした自らの故郷にこそ祭りは確かに存在し、そのことを知った主人公は、
原田芳雄の妹のように、節の外れた荒城の月を歌いながら帰ってくるのだろうか。

中島丈博の脚本、黒木和雄の監督、原田芳雄の快演という夢のような
コラボレーションによって、この作品はATGの頂点を極めた。

竹下景子のお宝映像など忘れてしまいそうなエネルギーだ。




祭りの準備
販売元: ジェネオン エンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

高知県中村市出身の異色脚本家・中村丈博の半自伝的作品を名匠・故黒木和雄監督が映画化。地元の信用金庫に勤める楯男(江藤潤)は、うだつの上がらないダメサラリーマンで、父親(ハナ肇)は外に女を作って別居中、何かと干渉してくる母親ときよ(馬渕晴子)との生活にも嫌気がさしていた。反対に、東京でお尋ね者になって中村に帰ってきた過去がある利広(原田芳雄)は、すねに傷を持つ自分を快く受け入れてくれた故郷がいとしくてたまらない。

誰と誰がくっついて、誰が誰の子を宿したのかなんて噂はもちろん、会社の営業成績まで近所にツツ抜けの楯男の生活。“プライバシー”などという言葉は、はなっからここ中村には存在しないのだ。人波に紛れて匿名で生活可能な東京スタイルは、楯男の目にはさぞや魅力的に映ったことだろう。一挙手一投足を細かく干渉される田舎生活は、B型の自分に言わせれば「うぜぇ」の一言。まして身内の恥までバレバレとあっては、東京脱出以外生きる道がないと考える主人公の気持ちは良くわかる。

そんな楯男とは対照的に描かれる利広は、中村に帰ってきても悪事を繰り返す根っからの“ワル”であり、しまいには○○○○まで犯してしまい中村にもいられなくなってしまう。旅立の日、田舎を出たがる男と田舎に帰りたがる男が駅のホームでばったりと出くわすクライマックスシーンは印象的だ。シナリオライターとなって都会生活にボロボロに疲れ果てた時、利広と同じように楯男=中村丈博もやはり故郷の中村に帰りたいと願うのだろうか。

遠くにあるからこそ思い出す故郷のありがたさを、パラドックスに描いた作品だ。




祭りの準備 ニューマスター版
販売元: ジェネオン エンタテインメント

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赤い布切れは、潮風にボロボロになりながら、枯れ枝に纏わりついている。
飛ばされて空に舞いたくても舞えないまま、やがて朽ち果てて行きそうだ。

四国西南端の田舎町、滑稽なまでに精一杯生きている人々。
大きな絶望を含んだ閉塞感で、今にも押し潰されそうな自分という存在。
溺愛する母親の小鳥を逃がすことで、自分も脱却できるのか・・。

祭りの準備をしてきたが、きっと憧れた東京には祭りなどない。
ドロドロした自らの故郷にこそ祭りは確かに存在し、そのことを知った主人公は、
原田芳雄の妹のように、節の外れた荒城の月を歌いながら帰ってくるのだろうか。

中島丈博の脚本、黒木和雄の監督、原田芳雄の快演という夢のような
コラボレーションによって、この作品はATGの頂点を極めた。

竹下景子のお宝映像など忘れてしまいそうなエネルギーだ。




真夏の少年
販売元: 竹書房

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真夏の地球
販売元: ポニーキャニオン

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まだ10代でショートカットだった頃の深津絵里主演映画。青春ビーチバレー物語はあくまでバックグラウンド。帰国子女役の深津さんの、すいかトラック(なんか宮本輝みたい)運転手(謎の過去あり)への淡い憧憬を通して、少女から大人への成長を爽やかに描いています。そしてもう一人の主人公、菊地健一郎君はその間を駆け巡ります。「青春だ!」と言い切るには、ちょっと照れくさいですが、なんだか懐かしい、ひと夏の清涼飲料水のような映画です。一度飲みほしてみてはどうでしょう。




守ってあげたい!
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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今まで自衛隊はこういった映画やドラマではほとんど協力してくれなかった。オリジナルの「戦国自衛隊」のように。しかし隊員不足と国民の理解を得るためにようやく協力するようになった頃の作品。監督はただ自衛隊の車両をスクリーンで直に写せるという自己満足だけでカメラを回しているのではないか?ストーリーも面白くないし、第一アメリカ軍と違って自衛隊が実戦に対応するということもまずないから話のクライマックスを作れない。結局災害に巻き込まれた子供を救うと言う盛り上がりのない映画になってしまった。せめて亡命機が不時着してパイロットを確保するとか飛行機が墜落して救助に向うとかもう少し考えて欲しかった。それに比べて「ガメラ」は自衛隊をうまく利用してる。




守ってあげたい!
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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勢いに流された今風の女の子が、自衛隊に入隊することで様々な体験をし、その成長していく様を描いた作品です。

主役である菅野美穂の演技は何の問題もありません。実力は発揮されています。役どころは何に於いてもいい加減な女の子。良くも悪くも今風女の子を巧く演じています。彼女の成長が今作品の見どころとなっています。
共演者は地味目ですが、個性は出ていて良好。宮村優子さんの演技が良い方向で抜けています。教官役の方も朴訥した感がありますが役にはあってます。

ただストーリーはメリハリが小さく、ライバルは居るものの、対比の場面が少なくてストーリーを盛り上げきれてません。元々一人前の自衛官になるというのが目標ですから、これ以上の盛り上げようも無かったんでしょうが。音楽もこれといって印象に残りません。兵器考証は完璧です。64式小銃の分解シーンなど、おそらく他の映画ではやってないでしょう。使われているのはTOP製の電動ガンを改造したもののようですが、本物と見分けは付きません。

菅野美穂ファンは持っていて損はありません。この人は巧いですね。




満州アーカイブス 満映作品集(映画編) 迎春花
販売元: コニービデオ

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麻雀放浪記
販売元: 角川ヘラルド映画

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 和田誠の監督デビュー作だが、彼の膨大な映画的体験からすればSF大作でもアクションでも平均点以上のレベルの作品が作れそうだが、このような小品をセレクトしたのは好感が持てる。思えばクリント・イーストウッドやロバート・レッドフォードの監督第一作が地味な作品であったし、派手な仕掛けのない分、ある意味で本当の実力の見せ所である。驚くようなカメラワークや自己満足的な変則的アングルなどはなく、手堅い演出で観客に過剰なテクニックを意識させないのがよい。(和田誠ならば、やろうと思えばいくらでも凝った演出ができるのに)
 キャストもゲスト出演や友情出演による大スターの動員はせず、若い真田広之と大竹しのぶを中心に、高品格、鹿賀丈史、加賀まり子、名古屋章、加藤健一など手堅い共演陣で、この脇のキャラクターの描き方が秀逸で、期待に応えた俳優たちの演技も見事だった。




ミックスマシン
販売元: ビデオメーカー

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