戻る

前ページ   次ページ

DVD/ビデオ 575062 (71)



狂わせたいの
販売元: ケイエスエス

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

見る人それぞれがどんなストーリーにでも何かを感じ取れば名作になると思うけど、個人的にどうしたらいいのか分からず・・
永瀬の『獣がれ』、浅野の『ねじ式』あたりが限界で、リンチの『イレイザーヘッド』まで行くと窮屈で閉鎖的で見るのが辛くなってしまう
でもやっぱりファンはたくさんいる作品なので少し寂しい気持ちで見終わった




クレイジー・コップ~捜査はせん!
販売元: ラインコミュニケーションズ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






クレージーだよ 天下無敵
販売元: 東宝

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

製作は1966年で公開は1967年のようです。もう無責任シリーズの逆説と突き抜けた楽しさはここにはありません。通常の活劇と喜劇のパターンにはまっています。谷啓の主人公昇格と共に結果としては植木の個性の特異性が薄められて、2人の絡みが生み出す喜劇という性格が強まっています。植木自身ももう中年のおじさんという外見が前面に出てきます。題材は当時の産業スパイ(黒の試走車)のブームを背景としています。高度成長自体の制度化と共に、2人とも会社という組織に組み込まれた存在としての喜劇性に埋没していってしまいます。ここからは活劇の舞台をどんどん大きくしていくか、題材の時代性と奇抜さを表に出すしかなくなっていったというわけです。モデルハウスのgadgetsはすべてもう実現されてしまいましたね。ところで、「最低保障」なんていう言葉があったんですね。




クレージーの怪盗ジバコ
販売元: 東宝

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






クレージーの殴り込み清水港
販売元: 東宝

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

クレージー映画の中で、唯一同一のキャラクター(追分の三五郎、次郎長一家)が登場する「無責任清水港」の続編です。
が、爆笑度はこちらの方が遙かに上。脚本がクレージー映画の産みの親とも言える田辺靖男氏に戻って、舞台の名はゲバルト村(!?)、座頭市や用心棒まで繰り出すノリ具合。「あっと驚く…」もしっかり取り入れています。
三五郎(植木等)の超人度もますますヒートアップして、軽々と馬を追い抜く韋駄天ぶりを発揮したり、女装して悪代官(田武謙三さん:前作の岡っ引きから出世されました)を懲らしめたりと、好き放題のやりたい放題。
坪島演出も、事態が予期せぬ方向にどんどんエスカレートしていくお得意のシチュエーションギャグを随所に展開して、とにかく快調!
東宝のトップ・アイドルだった内藤洋子ちゃんのお転婆ぶりも可愛らしく、ゲストの布施明と一曲デュエットしてくれるかな?という期待だけは満たされなかったものの、ラストの町娘姿に当時の若者たちは胸キュンとなったものでした。
ただ、残念ながら興行成績は芳しくなく、古澤監督の「大爆発」とともにクレージー映画の実質的な終焉作となってしまいました。




クレージーの無責任清水港
販売元: 東宝

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






クレージー黄金作戦
販売元: 東宝

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

実際には東宝スタジオで撮られたシーンが大半だが、当時の日本人から見れば衝撃的な作品であった。ホントにアメリカに上陸し、リビエラの大看板に「Crazy Cats:Watanabe Production」と掲げられていることだけでも凄いのに、ラスベガスダウンタウンで踊ってしまうとは!日本人が海外に自由に行けるようになったのは1964年4月からであり、まだほとんどの日本人にとってアメリカは映画の中の世界でしかなかったはずだ。ハリウッドからはたくさんの撮影班が日本に来ていたし、いい意味でも悪い意味でも日本の姿がアメリカに紹介されていたが、その逆はかつて例がなかった。パンナムに乗りハワイを経由して到着したLAの風景は、ハリウッド映画では登場しないものばかり。広そうな一戸建てやハリウッド大通りの観光的観点からの撮影は、当時の観客に大いなる憧れを抱かせたことだろう。ちなみにラスベガスのシーンで「デューンズ」の大看板が出てくるが、この場所には現在大噴水で有名な「ベラッジオ」が建っている。「オーシャンズ13」でD・オーシャンが「この場所にはかつてデューンズがあった」とラスティーに語りかけるシーンがあるが、本作を見れば、その時代にタイムスリップすることもできる。黒澤映画ばりの2時間半という上映時間も当時では異例中の異例。内容的には一級とはいえないが、ラスベガスで踊ったことだけでもう5つ星である。




クレージー作戦 くたばれ ! 無責任
販売元: 東宝

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

DVDのレビューというと、大抵は「映画」の作品内容についての文章になりがちですが、本来はDVDという「商品」の筈ですから、あえてDVD商品の特長である、音声特典の「オーディオ・コメンタリー」にもこだわりたい。

『クレージー作戦 くたばれ!無責任』のオーディオ・コメンタリー、今回は坪島孝監督をゲストに迎えて、映画評論家の佐藤利明氏を聞き手としているものですが、これは良かった! 絶賛です!

佐藤利明氏のコメンタリーというのを本商品で初めて聴きましたが、私が以前に聴いたDVD『大冒険』『ニッポン無責任時代』等で別の人が担当したコメンタリーとは、これは圧倒的に違います。違い過ぎる。日本映画のDVDコメンタリーには実にありがちなのですが、大抵の聞き手役の人は、そもそもリスナーの存在をあまり意識していません(そう思われてもしょうがないと思う)。DVDのコメンタリーは「残る」という前提があるにも関わらず、何と言ってるのか聞き取りにくいし、ラジオ番組ならともかく、ダラダラと中身のない話をされても困るわけです。しかし佐藤氏は「坪島監督から話を聞き出す」という聞き手役としてのポジションをあくまでも守っています。 完璧です。

肝心の内容は、坪島監督の生い立ちから、映画界に入った経緯、クレージーキャッツとの出会い、アメリカ映画からの影響、ギャグの発想、映画監督としての苦労、そして『クレージー作戦 くたばれ!無責任』での具体的な舞台裏など、話題は多岐に渡ります。

このコメンタリーを文字起こしすれば、そのまま「映画監督・坪島孝」という立派な本になる内容に近いのではないでしょうか。ですから現在、そうした本が出ていない限りは、研究者は、本商品のオーディオ・コメンタリーは絶対に聴かなくてはなりません。貴重な記録です。




ニッポン無責任時代
販売元: 東宝

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

植木等さんがあの世の旅に立たれましたね。寂しいですね、生であの歌声が聴けないのは…。

日本が高度経済成長時代に突入して「モーレツサラリーマン」なんて言葉が流行りだしたときに…「とかくこの世は無責任。コツコツやるのは…ご苦労さん!」というような痛烈な皮肉・反骨精神を大笑いに変えた、日本の喜劇の代表者、と思っておりました。「わかっちゃいるけど、やめられない。」「…お呼びでないね…こりゃまた、失礼致しました!…ジャンジャン。」等々、まあ数え切れない程のギャグを発されたお人でした。

しかし植木さんが言われた言葉で有名な「やりたいことと、やらなければいけない事は違う!」という植木等さん独特の哲学の中に、「スーダラ節」等々見事に「無責任男」を演じる植木等さんでしたね。

晩年は堺正章さんの舞台などで、重鎮的な役を喜劇を交えて格好良く演じられていました。背筋がとにかくすっと綺麗な人、という晩年のイメージが印象に残っております。是非、この機会にご覧下さい。合掌。




ニッポン無責任野郎
販売元: 東宝

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ある日本の航空会社の8月の映画(先月はこの前作をやってました)にリストアップされており、今週の台湾行きで往復とも見てしまいました。懐かしさ、面白さ、そして失ったもの、残ったものがこの作品を見ることにより確認することができます。ここに繰り広げられている世界は1962年の日本が舞台です。戦後わずか17年です。やっと戦後教育を受けた世代が仕事につき始めたころであり、社会はまだ戦前との継続性を色濃く残しているのでしょう。しかし戦争に負けた結果としての価値の転換は主人公の行動と発言の端々に投影されています。バナナはまだ貴重品ですし、海外にはまだ自由にはいけません、そして社会的という言葉はある種の連想を生み出します。株主の安定化はまだ実施されていませんし、配当の重要性が力説されているほどです。そしていつも変わらぬ西欧かぶれ。そして驚かされるのは、公の舞台からすっかり抹殺されたpolitically incorrect wordsの数々。これらが抹殺された後ではコメディは変わらざるを得ません。不思議なことに、こにはいまや日本を席巻している関西弁は出てきません。映画自体としては話の導入が圧巻です。ここでは当時の風景が明確に描かれこの風景にハチャメチャな主人公の行動の連続が不思議なことにぴったりはまり、その後の筋につながります。そして若いころのハナ肇さん、佐藤優氏にそっくりですね。ほかにもさまざまなディテールがあるのでしょうが、飛行機の座席の画面ではわかりませんでした。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ