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DVD/ビデオ 575066 (15)



アイガー・サンクション
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 前半は退屈な場面が多くありましたが、後半のアイガー北壁登攀シーンでは、そのリアリティさに息を呑むばかりでした。アイススクリューをねじ込んで、雪壁をダブルアックスで登って行く。これほどリアルな山岳アクション映画は他に知りません。バーティカル・リミットなどがいかにまやかしであるかがよくわかります。
 クリント・イーストウッドのアクションがいかに偉大であったかも、よくわかりました。彼が自分を「ボンド」とジョークで名乗るシーンは、007と比べてくれ、と自信を持って言っているようにも感じられ、同じく007を意識している『トリプルX』とも比べてしまいますが、『トリプルX』が007から抜けきれていないのに対し、『アイガー・サンクション』は、完全に振り切っていると言っていいでしょう。ただし、それはアクションのリアリティさに関してであり、娯楽性で『トリプルX』にかなわないのは、27年も前の映画ですから仕方ないでしょう。




エレクトリック・ドラゴン 80000V スペシャル・エディション
販売元: パイオニアLDC

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

面白くない・つまらない・まともに遊べないゲームを評してクソゲーと言うが、
この映画もそれに近くクソエーと呼ばせてもらいたい。
世間には色んな価値観があり、一般的には見向きもされないような作品でも
味わいを見出す人がいるけれど、そのような人以外は避けたほうが無難な作品ではないかと
思う。あえて言うなら、浅野忠信や永瀬正敏といったビッグネームの俳優を使っているので
彼らの熱烈なファンなら観てみれば・・といったところだと思う。





エスケープ・フロム・L.A.
販売元: パラマウント ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「『前作と同じじゃん!』と突っ込みたくなる2」のド真ん中をいってます。
同系列の作品にはバタリアン2、グレムリン2等が上げられるかと。
なぜカーペンター監督にヒット作「NY1997」を焼き直す必要があったか考えるに
「ヒップホップ、ストリート系が出てない」
「BGMがメタルじゃない」
程度の理由じゃないかと。よくは知りませんが。
焼き直しただけあって派手さは格段にアップしました。
L.Aは闇物資が豊富なので小道具やファッションも全体に華やかです。
最後の大風呂敷も、大統領の娘の「すべてが終わった…」にこもるSF的感慨によりOK。
細かい事はサクサク流すのが正しい見方だと思うので苦言はありません(笑)




視界ゼロの脱出
販売元: 角川ヘラルド映画

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『颱風圏の女』と『紅の翼』を足して2で割ったような、ありがちなストーリーだが、テンポ良く80分でまとめてあるので、結構楽しんで観ることが出来た。
テレビ版『ザ・ガードマン』の音楽でも知られる山内正が、増村保造作品やガメラシリーズとは、また違った音楽をキッチリ付けているのも好印象。
昔は、このレベルの佳作が大量に製作されていたのだなぁと改めて感心した。




ファミリー・プロット
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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ふとしたことから遺産相続絡みの詐欺事件に巻き込まれた2組のカップルの姿を描いたサスペンス映画で、惜しくもA.Hitchcockの遺作となった作品でもあります。この映画の面白さは2組のカップルが双方とも他方のカップルの存在に気づかないままに物語が進行していき、ようやく気づいた時には既に事件に深々と巻き込まれて双方共に抜け出せなくなっているという設定にあります。映像的に最大の見所となっているのは終盤の車の暴走シーンで、これは最近のド派手アクションと比べると迫力があるとまでは言えませんが、演出の上手さでは十分に魅せてくれます。また、Hitchcockと初めて組んだJohn Williamsの音楽も彼にしては異例なほど軽いメロディーながら素晴らしい出来です。




南国土佐を後にして
販売元: 日活

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ペギー葉山が『土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た』と歌う「南国土佐を後にして」は民謡「よさこい節」をアレンジしたもの。いわばその望郷の歌をテーマとしたこの映画は、小津安二郎や木下恵介ら文芸調の作風で知られる松竹出身の斉藤武市の手による、マイトガイ小林旭主演の典型的日活アクション・ドラマ。高知への長期ロケが売りのひとつで、刑期を終え出所した小林は早速船でふるさと高知へ渡る。まるでタイかハワイあたりのトロピカルな風光と見まごう土佐の海を美しく切り取るタイトルバックは、いきなりよさこい祭りのシーンに切り替わるのだが、この映画の撮影のため特別に再現されたそれを見に集まった群衆に、当時のスーパー・スター小林旭と浅丘ルリ子の人気のほどが推し量られる。
日活無国籍アクション映画として、銀座の町並みやキャバレー、浜辺での喧嘩や発砲シーンなど定番の背景を巧みにフィーチュァしつつ、抒情派斉藤ならでは、床の間つきの和室、仏壇、南田洋子のお座敷芸なども不自然なく織り込み、今見るものは当時の和洋折衷の風俗に思いを馳せることとなる。
恋人浅丘ルリ子を取り返すために一日だけダイスを振る決心をする小林が、ワンカットでダイス4個を立ててしまうシーンは見もの。ワーキング・タイトルが「ダイスの眼」であったのも頷ける。




FIRST OPSION
販売元: ビデオメーカー

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フライトプラン
販売元: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

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陰謀、密室(サスペンス、ミステリの王道設定)での幼い娘の失踪、極限状態での群集心理、飛行機の構造を知り尽くしたタフな母親。女版エアフォースワン的なアクション娯楽大作としての材料は十分。この設定で、恐らくは予算もあるだろう映画で、どうして面白く出来ないのか逆に聞きたい。ハリウッド的お約束を確実に踏襲していけば、大味であろうとも、力技で見ごたえのある作品に仕上げられただろう。
原因は構成のまずさ。前半の失踪してからの狂騒状態に時間をかけすぎ。後半の真相はあれで構わないと思うけど、伏線も何も無く口頭で説明させて無理矢理ラストに突入。竜頭蛇尾とはまさしくこのこと。また、サスペンスなら心理描写や謎解きに徹底するべきだった。中途半端に妙なアクションを入れたのもどうかと思う。ストーリー構成の荒さを考えたら、最初からアクションに徹底したほうがましだったのでは。面白くなっただろう素養は十分にあったのに残念です。




FM89.3MHz
販売元: フルメディア

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古いタイプのヤクザ工藤準次は、長い刑期を終えて出所してみると世の中は様変わり。金儲けに走り仁義をもわきまえないヤクザが増え、時代に取り残された空虚感が広がります。おまけに与えられたシノギは組でも持て余していたミニFM局のみ。ミニFM局FM89.3MHzを、それまでミニFMさえ知らなかった準次は大切に思うようになりやがてはDJをすることになります。古いタイプのヤクザ準次に小沢仁志、免許さえ持っておらず出所日にはバスで迎えに行った子分役には松浦祐也、しっかり者の萌えアイドルDJには浅川稚広、見ているうちにどんどん引きこまれていきFM89.3MHzをどうにはしたいと応援している自分がいました。メイキング映像や小沢仁志が歌う歌も挿入されています。




サハラに舞う羽根
販売元: ショウゲート

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この映画は必見です。他のバージョンは見ないで下さい。本作と比べるときっとゲンナリしますから。それほど、この作品は素晴らしい。

先ず、考えなくてはいけないのがこの映画に携わったスタッフとキャストの面々。半端ではない実力派の豪華な陣営。まず、脚本家は米国人。監督は、英国史に詳しいインド人。助監督(だったかな?)は、中東の文化と歴史を学んだペルシャ人。主人公は実力派のオーストラリア人、アメリカ人女優、大勢の英国人俳優、そして一人のアフリカ生まれ・欧州育ちの黒人俳優。ここまで多国籍で、文化の色濃い面々が協力し合って作り上げた作品なのだから、よくならないわけが無い。

・・・ここで、一歩引いてこの人々を見てみると、面白い事に気がつく。キャストやスタッフが出身地とする米国・オーストラリア・アフリカ・インド。全て植民地にされた事がある国々だ。そして物語自体は英国軍とその家族をとりまくもの。監督も言っていたが、攻略される側から見た英国軍の悲劇というものも、少なからず現れる。英国ではタブーとされてきたような表現や描写も多々見る事が出来るはず。そして、忘れてはならないのが、我々が日本人であるという事。日本は、これまで両方の立場を経験してきている。日本はかつて自己防衛の為に鎖国を実施し、開国後はアジアにおいて小国な島国でありながら(英国もそうですが)、大変な権力をもって、近隣諸国を配下においていた。ところが米国及び連合軍によって打ち負かされ、原爆まで落とされ、降伏だけでなく、あたり一面焼け野原と死体の山にされた、そんな国だ。したがって、我々日本人がこの作品を見るときには、より一層深みを帯びた物に見えるのだと思う。

次に考えなくてはいけないのが、歴史的背景。アブー=クレア戦争は、初めて無敵といわれた英国軍が惨敗したアフリカはスーダンの砂漠で行われた戦闘。英国は、その当時実に全世界の4分の1を占領し、支配下に置いていた。また、国内では階級差別という絶対的な政治の仕組みがあり、下から上がろうとする者に開かれた道はごく僅かだった。その一つが軍隊に入り、手柄を取り、上流階級に少しでも近づく事。だから、配属される部隊によって、出世のチャンスが限られる。このような事から、若者達はこぞって出兵したがったし、出兵拒否は、祖国に対する最大の無礼な行為とも言えるものだった、という事。白い鳥の羽は、英語で言う"Chicken"すなわち「臆病者」から来るものだと思う。だが、この作品では、逆に軍に背を向けるハリーが一番の勇者に見えるし、実際この作品の中でそれが立証されるのだが。ハリーはこの羽を最後まで持ち続け、「お守り」の様に大事にする。「この羽が、守ってくれた」とまで言っている。・・・結局、一人の人にとっての「臆病者の烙印」が、もう一人にとっては「かけがえの無い宝物」になっている訳で、物も人も、見方によってはその存在の意味を変えるものなのだと思った。

監督も脚本家も、この物語が「自分探しの旅」をテーマにしたものだと語っていた。その通りだと思う。「エリザベス」も同様だ。人が人であり続ける理由、そして人はどれだけ自分という存在を知る事が出来るかによって、成長度が変る。

個人的に言わせて貰えば、この映画の中でのヒース・レジャーこそが、彼の俳優としての最高の演技を見せていると思う。彼にとって、どれほどこの映画の存在が大きかったかは、他のインタビューを見ても解るし、監督が自身のブログページでこのレジャーにささげている数々のトリビュートからも伺える。


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