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DVD/ビデオ 575090 (176)



親愛なる日記
販売元: 紀伊國屋書店

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

モレッティは『息子の部屋』でのインタビューで、エッセイ作家としてレッテルを貼られることが嫌だ、というようなことを述べていたけれども、やはり彼の作品の本領はエッセイ的なところである。『息子の部屋』ですら、確かにフィクションであるけれども、ドラマを楽しむというよりは、モレッティの生と死に対する思想を鑑賞するという性格が強い。その意味で、『親愛なる日記』は典型的なモレッティの作品である。劇的なドラマは全くなく、かといってドキュメンタリーでもない。社会を風刺し、批判しているけれども、それによって日頃のうさを笑い飛ばそうというわけでもない。すなわち、「普通の映画」を期待する方にとっては全く退屈なものである。しかし、ところどころにささやかなユーモアと含蓄のあるモレッティの思想が披露されていて、噛めば噛むほど味の出てくる映画である。映画の中で、モレッティ自身、自分は少数派だというセリフを述べているが、やはりこれも少数派の愛好家のための映画なのかもしれない。個人的には5つ星だが、4つ星なのはそのため。




黄昏
販売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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1951年米製作。時は19世紀末シカゴ。田舎から働きに出てき娘キャリー(ジェニファー・ジョーンズ)と妻子ある男・高級レストランの支配人ハーストウッド(ローレンス・オリヴィエ)の悲恋物語です。ハーストウッドは、事実上、入り婿状態で、妻、義父(レストランのオーナー)に頭が上がらず、家庭でも居場所なく、本当の愛に飢えています。そんな時、キャリーに出遭い、彼は何もかも捨て彼女と共に生きようとします。後先考えず行動に出た彼は…仕事、プライド何もかも失ってしまいます。男であれば、バカだなあ、と感じる共に思わず感情移入してしまうと思います。ジェニファー・ジョーンズもいいですが、これは男の物語です。ウィリアム・ワイラー監督の厳しい目が注がれます。ローレンス・オリヴィエの見事な演技が見ものです。




黄昏
販売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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この映画は、数年前にBSで初めて見てとても感動しました。原題は「Carrie」、監督はウィリアム・ワイラーで、この人の映画は悲劇が多いのですが、とても感動させられて何回も繰り返し見たくなるものが多いですね。この映画も、何もそこまでというくらい見てて可哀想な展開なのですが、ジェニファー・ジョーンズの美しさとローレンス・オリビエの演技力が素晴らしく納得させられてしまいます。また、淀川長治氏の本や語りによく登場するので、お気に入りの映画だったと思います。ちょっと古風な悲劇なのですが、胸をしめつけられるようなラスト・シーンは、原作どおりとしてもやはり巨匠ワイラーでなければ撮れなかったのではないしょうか。




黄昏
販売元: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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黄昏
販売元: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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カーサ・エスペランサ ~赤ちゃんたちの家~
販売元: アミューズソフトエンタテインメント

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作品の取り上げてるテーマが悪いのでは無いが登場人物(主役6人)に一人も共感できる人物がいなかったし、監督はこの映画の中で敢えてはっきり答えを出さなかったと言ってるが・・なんだそりゃ、何か僅かでも表現するべきでしょ、ほんのワンシーンでも・・監督の中には答えがあるのかな?全く意味不明のシーン有るし・・私には見つけられなかった。問題提起したのかな?養子のドキュメンタリーを・・もう一回観れば何か解るかな・・この映画何度も見直す人いるのかな?好みのはっきり分かれる映画です。




愛と欲望 ミラノの霧の中で
販売元: ビデオメーカー

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カサブランカ スペシャル・エディション
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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カサブランカ スペシャル・エディション
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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「叶わぬなら、殺してしまえホトトギス」的な恋愛をする人がニュースを騒がせていますが、そのような人たちに、リックという人間像を見てほしいです。歴史に詳しい必要もないですし、時代背景もよく分からなくたってこの映画のよさは伝わります。モノクロ=古臭いということで、敬遠する若い人たちにぜひ見てほしい映画です。




カサブランカ スペシャル・エディション
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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1940年代、まだ独軍に占領されない仏領モロッコの都カサブランカは、ナチスから逃れて渡米するために通過しなければならない寄港地である。そこでナイトクラブを経営しているアメリカ人リックの元へ、ナチスから逃れて来た反ナチ運動の指導者、ヴィクター・ラズロが現れる。だが、ラズロが連れていた女性を見てリックは驚愕する。それは、かつて独軍侵入直前のパリでリックと熱烈な恋に落ちた美女、イルザだった。・・・
アメリカ映画の古典的作品で、「君の瞳に乾杯」の名セリフで有名な作品です。泣ける恋愛映画、というイメージだったのですが、単なる恋愛映画ではありませんでした。第二次世界大戦の戦時状況、ルノー警察署長や独軍のシュトラッサー将校とのやり取りなど、卓越したサスペンスドラマでもあります。特にリックのクラブでドイツ兵が国歌『ラインの守り』を歌う中、ラズロたちが対抗してフランス国歌『ラ・マルセイエーズ』を歌うなど、堂々とした愛国心が感じられて何だか私まで胸が熱くなってしまいました。このルノー警察署長というのがいい味出しているキャラクターで、リックとのやり取りも面白いです。
恋愛に関しては、熱烈というよりも穏やかで密かにお互いを想い合う印象を受けましたが、それがまた本当に哀愁を感じさせるストーリーで泣けます。そんな2人の恋愛を彩る「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」がしっとりしたバラードで、この映画には本当にお似合いです。


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