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DVD/ビデオ 575090 (209)



カラーパープル
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

けっこう映画的ではなかったりする
後半を除くとけっこう家族で見て『うわーよかったねー』的な内容ではないんです
ひたすら差別、虐待をうける主人公
フィルムにどんどん暗さが立ち込めてくる
明確な素敵な未来に向けてのステップアップ的要素がいかんせん少ない
それならいっそドキュメンタリーにしてほしかった
暗さを究極に極限までつめこんで差別撤廃に貢献するように・・
一応はドキュメンタリー要素ももちろんあるのだとは思うが・・
黒人のぽっちゃりしたお母さんが白人に逆らったことでボコボコにされたシーンは見ててとても悲しかった・・・




死の谷
販売元: ジュネス企画

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 古今東西幾多作られた西部劇の中で最も好きなものはと聞かれたら、私はまずこの映画をあげます。R.ウォルシュはサイレント時代から活躍したアクション映画の巨匠です。スピーディーな画面。どこまでも突っ走っていく男達女達。感傷をばっさり切ったドライな展開。団塊世代より上の映画フアンには絶大な支持者がいて映画史上文句なしに面白い映画を撮った監督の1人だと断言できます。
 この作品は元々はH.ボガートの『ハイ・シェラ』のセルフリメイクです。この映画自体面白いもので私も大変感心したのですが、西部劇として改作したこの『死の谷』は変更部分がズバズバ決まっている恐るべき傑作へとステージを上げました。脱獄方法のスマートさ、新規開拓者の父娘との交情とその娘の裏切りの目線(D.マローンが世間知らずの恩知らずへと堕する小娘を演じて素晴らしい)、老いたボスとの哀切な再会とその殺害のむごさ、卑劣な仲間の性格分けと吊された姿をあっけらかんと見せる残酷リアリズム…。更にはコロラド渓谷の筆舌に尽くし難い見事な景観に圧倒されるのです。ロングショットで撮られた荘厳な光景。これ程のものはJ.フォードでさえ記録し得なかったのです。
 そしてやっぱりV.メイヨのインディアン娘の役柄が絶品です。底辺を這ってタフに生きてきた彼女が一つだけ大事にした純心。余りに悲しすぎる結末とつながれた手。「幸せな二人に」と伝説の鐘が鳴り響く。当時米国ではこのラストは好まれなかったそうですが、逆に日本では絶賛の嵐を巻き起こしたとか。敗れいく者の心象は勝てる米国人には理解し得ないと言うことでしょうか(実は同年の英映画『第三の男』も同構造を持ちます)。アメリカ人がこの恋人達に共感し得る程の繊細さを取り戻すのは20年後、ボニー&クライドが蜂の巣になるまで待たなければなりません。いみじくも同じワーナーB級映画班の心意気が時空を越えて撮り直したかの如く。




カラーズ 天使の消えた街
販売元: ビクターエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

まず、ショーン・ペンが明らかに配役ミスなんじゃないかと思うのは自分だけでしょうか?
確かに、「I am sam」や「リチャード・ニクソン暗殺を企てた男」では
素晴らしい演技を発揮していますが、この映画の中ではちょっとした
変人に見えてしまいます。別にショーン・ペンじゃなくていいだろって感じがしました。

それと、字幕が不満。Bloodsを”ブラッド団”と表記し、
Cripsを”クリップス団”と表記していたかと思えば、
後半はクリップスに直ってるし。第一、ブラッド団って何だよ!

あまりGangが前面に来ていない感じがしました。
CripsとBloodsも少人数しかいないので、イマイチギャングというより
集まり?みたいに見えます。
白人警官と黒人のやりとりを見て、差別というものが浮き彫りになっている気がします。




カラーズ 天使の消えた街
販売元: ポニーキャニオン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ただのギャング映画だと思ったら大間違いでした。結構構成もしっかりしていて、メッセージ性が高い作品だと思います。ギャングと警察の戦いを描いているのですが、一人の若い警官が自分の権力に自惚れて、暴力刑事となっていきます。ギャング達に対する態度も暴力的になり、相方のベテラン刑事の忠告も聞かず一人で突っ走ってしまい・・・・テーマ曲はアイス・キューブが歌ってます。




太陽は、ぼくの瞳
販売元: アミューズ・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この映画には、石や植物の輪郭をたどる指先、成長した妹の顔を確かめる手、そして手のひらから手のひらへと触れ合いながら物が渡されていくという感覚・触覚による対話が細かに描かれている。それはあえて視覚によっては叶わないからからこその、内部の目でのみ確認される相互の親愛を呼び起こすような情景でもあるように感じられる。

ぼくは一時、よく池を泳ぐ水鳥を眺めていたことがある。鳥の羽、鳥の首からくちばしに、ただただ注ぐ自らの「視線」が、「触覚」と非常に近いものに感じられる瞬間があることに気がついたことがある。視線に入ることと、視線を注ぐ(見つめる)ことは、同じ「見える」ということであっても、かなり違う意味を持つことだ。

少年は盲目のために偏見にさらされがちである。父親は愛してはいながらも、それを怖れて家族の中に閉じ込めたがる。
また念願の来たる自身の再婚のために(再婚に不利になるという思いで)、モハマドを、自分の人生からなんとか、しかるべき落ち着き場所に早急に片付けたいという思いにも襲われている。モハマドのためだと言いつつ、モハマドの祖母である母に「自分のためだろう」と冷たい視線を投げかけられる。
だからと言って、けしてこの父親を責めるようには描かれていない。
むしろ描かれる厳しい現実と、父親の人生に折に触れ現れる不吉なシンボルに案内されるような不運な展開に同情をも禁じ得ない。

やがて最大の悲劇と試練が二人を最後に襲うが、この物語は、父親が、もうモハマドを全的に、徹底して愛することへの紛れない転換点として用意された神話のようであったことに気づかされる。

前作から比較すれば、やや運命的で悲劇性が強い印象を感じる所もあるけれど、だからこそともいうべきか、美しい自然の映像のなかで静かに語られる物語が、深い神話的印象をも残す「愛を現した」のは忘れてはならない。




COLUMBIA TRISTAR FILM NOIR COLLECTION VOL.1
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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COLUMBIA TRISTAR FILM NOIR COLLECTION VOL.2
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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ダニエラという女
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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ベルトラン・ブリエ監督がモニカ・ベルッチのために作ったと思われるほど彼女を美しく、妖艶に撮った2005年の作品。事実、モニカ・ベルッチの作品としては「マレーナ」、「アパートメント」と共にベスト3に入る傑作だと思います。登場人物に個性的な俳優が多く、ベルナール・カンバンのうだつのあがらないサラリーマンやその親友の冴えない医師も印象的でした。スト−リーは、ベルトラン・ブリエ監督の「私の男」の裏返しみたいですが、セックスシーンにオペラが流れたり、ジェラール・ドパルデューのギャングのボスが登場するとコメディタッチになったりと、感覚の変化が面白い作品です。特典映像の52分のメイキングは、監督とジェラール・ドパルデューの掛け合いが面白く、全く別の映画を撮影している雰囲気です。




大自然の凱歌
販売元: アイ・ヴィ・シー

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ホークスが監督として就任したものの、プロデューサーのサミュエル・
ゴールドウィンとの意見の違いから、ワイラー監督へと交代させられた
いわくつきの作品。

当時の名監督2人による作品ということで興味が尽きないが、主人公の
エドワード・アーノルドが、きこりとして生活する前半と事業家として

成功してからの後半との作風がガラッと変わるのがおもしろい。安易な
推測はできないが、雪の大森林ロケーションが効き、飯場に集まる男た
ちの荒っぽい描写が楽しい前半がホークス、男2人(父と息子)と女(フラ
ンシス・ファーマーの2役)の緊張関係に満ちたドラマが展開する後半が
ワイラーではないだろうか。1作で個性がまるで違う2人の監督の演出が

観られるということはそうそうあるものではない。

脇役が多いエドワード・アーノルドが主役というのも珍しいし、のちに
苛烈な人生を送ることになる(『女優フランシス』に詳しい)フランシス
・ファーマーが観られるというのも貴重である。




大自然の凱歌
販売元: アイ・ヴィ・シー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




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