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DVD/ビデオ 575102 (14)



ガンジー [SUPERBIT(TM)]
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

差別ほど軽率で愚かな行為は無い。ましてやそこに暴力が伴えば、もはや人間性などは介在するわけもない。差別と暴力は、する側にとっては楽だ。やっている本人だけがうまい汁を味わえる特徴を持つ。
楽すぎるだけあって差別や暴力を遂行する側を改心させるのには多大な努力と犠牲を伴う。ありがちな過ちは暴力に暴力で対抗すること。
「殴ったら殴り返す」
暴力は一番簡単な方法だが、それはあらたな憎悪を有無に過ぎず、何の解決もできないばかりか、「誰が悪いか」をとう原初説に陥るだけだ。だから、かなしいかな自分の尻ぬぐいもできない奴らのために、人類は多数の人名を犠牲にしてきた。
ガンジーは、打ちのめされた人々と共に無暴力という「答え」を突きつけた。強い意志という力を得たガンジーは、人間そのものと戦いながら、多くの支持者を得ていく。

この映画は多難なガンジーの存在とその歴史について理解することができるものだ。ただガンジーの思考や行動は思った以上に奥が深い。そういう意味では映画としての見所は少なく、歴史の教科書のような印象をうけるのは否めない。




蒼き狼 チンギス・ハーン
販売元: ブロードウェイ

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ラスト・グラディエーター
販売元: パンド

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

あの『グラディエーター』からスペクタクルを抜いたら何が残るだろうと考えると、この映画のよさが分かる。スペクタクルでは比較にもならない(剣闘士の試合のシーンはそれなりに迫力あり)が、こちらはストーリーで最後まで飽きさせない。主人公が自由を求めて闘うゲルマン人というのが、いかにもドイツ映画らしくてよかった。ゲルマン的美形の主人公の風貌だけでも、一見の価値あり。




グラディエーター エクステンデッド・スペシャル・エディション
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 劇場公開版などを観てこの映画に惚れ込んだ人なら、映像特典以上に追加されたシーン
を観ることで登場人物の心理や背景などがより深く感じ取ることができると思う。例えば
短いながらもマルクス・アウレリウスの、息子がテントに入ってくる時のわずかな動きなど。
 映画と原作を比べると、予算や映像作品としての流れを考えた結果から描かれないシー
ンがいくつも出てくるが、この拡張版はその間を埋めるものだろう。野戦病院やモロッコ
の闘技場、グラックス宅に巨像の足の下など、小説版にはあったシーンがいくつも盛り込
まれていた。ただ以前に日曜洋画劇場で放送された時には倒れたタイグリスに声をかける
シーンと城壁の間で敵に囲まれ、兵士たちを恫喝するシーンが含まれていたが、劇場版に
もこの拡張版にもそれは含まれていなかった。

 個人的にメイキング映像などはあまり好きではないので映像特典はそれほどありがたく
はなかったが、この映画のファンなら持っておいて損はないと思う。音声に関しては私は
高音質の恩恵を享受できる環境にないので全く痛くなかった。ハンス・ジマー&リサ・ジェ
ラードの音楽は素晴らしいものだったが、高音質で聴いたらもっと素晴らしいのだろう。
特に最後のコロッセウムの喪失感溢れる音楽は何度観返しても涙を誘う。

 たぶん何も知らずに初めて観る人には劇場公開版の方がわかりやすいと思うが、何度か
観たことがあったり小説版を読んだことがある人にはこちらも十分に楽しめると思う。




グラディエーター デラックス・コレクターズ・エディション
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

これほど映像と音楽が絶妙にあった作品は珍しいです。ストーリーや俳優の演技なども素晴らしく、アカデミー賞受賞は当然だと思いました。それに、とても熱かったです!




グラディエーター 完全版 スペシャル・エディション
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ストーリーの構成が凄いと思う。大将軍の身分から追放されて剣闘士になって、剣闘士と聞いてはじめは1対1の戦闘が中心になる映画だと思ってたんです。でも、元の将軍としての統率力を遺憾なく発揮して他のグラディエーターたちを統率し、やがてコロッセオで大規模戦を繰り広げる流れは凄い感情移入できた。
他のみなさんもいってましたが、自分が背景に映ってる観客の一人になったかのような気分で、主人公の正体が才能だけで周りに影響を及ぼしていく過程と、コロッセオの後のストーリーが見事に最初の追放されたシーンとつながって興奮最高潮のままラストへ。
ネタバレなので避けますが、ラストの闘技場でバラの花が舞い散る中、光が差し込む扉をゆっくりと上っていくシーンは身震いしました。あまりにもクライマックスに相応しい迫力と美しさだと。

敵役のコモドゥス皇帝も史実では暴君となっているんですが、この映画では父に愛されなかった苦悩と野望に満ちた複雑な人物で、そんな彼と主人公との対立も、ラストのシーンに一層深みを与えていると思います。

→「商品の説明・通常版との違いについて」
通常版があるのになんでこっちを買ったのかというと、通常版とくらべて値段が300円ぐらいしか違わなかったんです。ならこっちを買ったほうがお得だろうと思いました。通常版のほうも以前見たのですが、時間が20分ぐらい増えたかもです。そのほとんどがコモドゥス皇帝の苦悩を描いたもので、父の石造を剣で切りつけるシーンと、兵隊を射殺するシーンなどが増えました。戦争描写は多分増えてないです。これといって中だるみを感じるような内容でもなく、多分通常版でカットされたのは削ってもストーリーが変わらなかったからだと思います。
特典ディスクは、作中の武器・防具やストーリーをそれぞれ20分ぐらい解説していて、結構おもしろかったです。

最初驚いたんですが、ディスク1のほうが特典ディスクになってて、本編を見ようと間違えてそれを再生したとき、あれもしかしてこれって特典ディスクだけの商品?って冷や汗かいたんですが、ちゃんと本編も入ってて安心しました。






グラディエーター
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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マルクス・アウレリウス・アントニアヌスというと、名作『ハドリアヌス帝の回想』は死期迫るハドリアヌス帝が後継者のマルクス少年に書き残す回想録という形式になっていた。「お前には子供らしさが足りない。勉強のし過ぎだよ」とかとかハドリアヌス帝に言われていた少年として記憶に残っている。ブームが遥か彼方に去った頃に予備知識ゼロで本作品を見たのだが、その五賢帝の最後の哲人皇帝がのっけから登場するので「お…」となった。マルクス・アウレリウス・アンニアヌス帝は『自省録』が現代にも伝わる賢人のハズなのに、何故にどら息子のコンモドゥスに帝位を譲ったりしたのだろう、ヘンだなぁ、というあたりから妄想が膨らんだストーリーではなかろうか。
ぬるい歴史好きにはイマイチ信じられないストーリー内容だった。乱世の歴史はいくらでもムチャクチャになるものではあるが、皇帝自ら闘技場でヒーローと闘って倒れたり、ヒーローの遺言が政体を変えたり、なかなか見ていて苦しいぞ。歴史物というよりファンタジーに近い。時代考証を頼まれた歴史家が内容を見てエンドクレディットに名前が載るのを拒否したと聞いたけれどナルホド。しかし時代考証をキッチリやったオリバー・ストーン監督の『アレキサンダー』が大コケしたのだから、何が吉と出るかは分からない。
本作品の大吉はラッセル・クロウなのだろう。私の西欧人を見る目はかなり百合体質で、西欧人の美女はたいそう美しく見えるが、西欧オトコはどこがカッコイイのか全然分からない、みんな同じに見えるので名前も覚わらん、という感じなのだが、ラッセル・クロウがカッコイイのはさすがに分かった。これはかなりカッコイイ。哀愁の犬顔でフェロモン男なのだな。という訳で、「そうか、これはシリアスな歴史ドラマというよりラッセル・クロウのアイドル映画なんだ」と納得すると楽しく見れる。それくらいラッセル・クロウがピカピカと輝いていた。




グラディエーター
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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感動して考えさせられた、名の通りアカデミー賞にふさわしい!ローマ帝国の話を観たのは実は此れが初めてで、かの名作「ベン・ハー」も未だ観ていない、ローマについては諺位しか知らないという予備知識のなか観たので最初は意味不明だったが自然に呑み込めた。
監督は「エイリアン」「ブレードランナー」のリドリー・スコット、彼ならではの映像美も魅せてくれたが、スコット監督の作品も実はSF質の物しか観ていなかった、彼も完璧主義者なのだ。
リドリー・スコット作品の常連、ラッセル・クロウがこの作品でアカデミー賞を受賞、確に素晴らしい、死を楽しむ民衆に反発しながらも顔色一つ変えずに敵をなぶり殺す姿は「ブレイブハート」のメル・ギブソンよりも怖かった。
コモドゥス役はホキアン・フェニックス、若くして亡くなったあのリバー・フェニックスの兄弟である、彼もまた非情だが人間らしい一面もある独裁者を演じきった。
この映画は人間という生物を見る映画だ、「死」をエンターテイメントだと思っている民衆、復讐という自我意識によってローマの死を楽しむ民衆を救った主人公、権力より愛を信じたヒロイン、グラディエーター達を酷使しつつもグラディエーターである主人公を信じ、希望を与えた人身売買主、愛を持って父を殺して権力を握ったコモドゥス。
熟、映画は「物語り」ではなく「人語り」なんだということを実感為せられた。




グラディエーター
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

闘技場のシーン。
奴隷闘士の命に何の重みも見出さない皇帝が、半分は市民の気を惹くため、あとは半ば気まぐれに、一方的な条件の闘いを命ずる。
絶対的に不利な条件の中、主人公は冷静に生きる道を見極め、仲間を奮い立たせて耐え忍び、そして形勢逆転の機が訪れる。

その瞬間の、あのかけ声。
それだけで、十分に繰り返し見る価値があります。

映画としては、実はそんなに完成度が高いわけじゃないように思います。
ともかく長い映画だし、それを実際に長いと感じさせてしまうような間延びした場面も多いように思う。
けれど上に挙げた場面一つで、そんなものをひっくり返してしまう力があります。
見ると、単純に勇気が出ます。
これは理屈じゃないです。

ただ、あくまでこれはエンターティンメント。
ローマの物語なのに英語だし。
こんなふうに外国を舞台に自国語でドラマ作っちゃうの、ハリウッドと日本のアニメだけじゃないのかな。
よく知らないけど。

でもそんなことはどうでもいいです。
素晴らしい映画であることに違いはありません。

例えとしては変だけど、ハイジが黒髪で日本語だって、誰も文句言わないみたいに。






グラディエーター
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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私は主人公と姫が恋に落ち、キスをする時点で「名作には成り切れない脚本だ」と思いました。仮に「息子の為に」とは言いながらでも、結果的「悪政」に加担したという過去の有る姫は生涯許されてはいけない「罪」だった筈で、後にどれほど改心したとしても、「主人公が恋に落ちる様な対象」ではあってはいけないと思う。
「姫は惨めに一生、その立場と地位へ自ら終える」という物語性で無ければならないと思う。それだけ「罪」は大きい事を示すべき話ではなかったか?と…。
「人間の罪」について「人間」の根源的な尊厳を描ききれてはいないと思います。
ヒーローがヒーローでなくなっていると思える。


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