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DVD/ビデオ 575102 (37)



ヘブン・アンド・アース 天地英雄
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ヘブン・アンド・アース 天地英雄
 この作品は、中井貴一が初めて主演した中国映画でしたが、なかなか格好いい役をこなしていました。唐王朝時代の物語ということでしたが、もちろんフィクションですね。
 しかし、中井貴一のアクションもよかったですが、ヒロインのヴィッキー・チャオも魅力的でした。二人の演技を見るだけでも、充分満足できる映画です。
 この撮影は、新疆ウイグル自治区で4ヶ月間行われたとのでことですが、粗末な宿泊所、羊肉ばかりの食事や説明もない撮影の遅れに、中井貴一もかなり苛立っていたとのこと。中国ならではの理由ですが、この経験が彼なりに大きな糧となったそうです。彼の、俳優魂には脱帽です。





水滸伝
販売元: キングレコード

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映画の始まりで、宴席で乾杯した相手をアップにしながら梁山伯の一人一人を紹介していくのがすごくかっこよかったです。ただショウブラザーズのスター総出演なのに、その分話の本筋に関わってこない顔ぶれもちらほらあり、それが少し残念でした。最後の闘いで活躍するティ・ロンはまだましな方で、チェン・カンタイなど影が薄すぎです。だから星マイナス1つです。その分話が絞れていて、見やすいと言えば見やすいのですが…。本当にチャン・チェ作品のストーリーテリングのおもしろさは抜群です。思わず引き込まれていきます。この映画は特典映像も充実しています。ショウブラザーズ作品のDVDにはおなじみのオフショット集もあり、相変わらず和みます。でも何より丹波哲郎さんと黒沢年男さんのインタビューがよかったです。DVD発売時に撮られたみたいで、製作時から30年位たっているのですが、その時差がかえって話を奥深くしています。香港映画ファンなら興味深い貴重な話がいっぱいです。黒沢さんの「古いものが新しく感じる」には大納得。CGが使われていない映像にこんな迫力があるなんて今ではちょっと考えられないです。




ファイアー・アンド・ソード
販売元: アット エンタテインメント

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レンタルで見たときに、おそらくカットされているのだろうという検討は付いていました。3分の一のカットとは。ひどすぎます!
しかしそれでもなお、胸を打つ、素晴らしい映画でした。原作の持つ力を感じます。が、願わくば、完全な形でもう一度、発売しなおしていただきたい。今後ポーランド映画が、二度とこのような扱いを受けないように、切に望みます。




ロマノフ王朝の最期【デジタル完全復元版】
販売元: アイ・ヴィ・シー

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ロマノフ王朝末期の腐敗、渦巻く政治的陰謀の数々、宗教的狂気などをてんこ盛りに描いた作品。ロシア革命当時に実際撮ったフィルムを所々に挿入し、服装やセットもなかなか凝っていて、時代感がよく伝わる。役者陣も好演している。だが内容があまりにも複雑で、登場人物も多すぎるため、観る側はかえって混乱してしまい途中で話についていけなくなる。冒頭のナレーションで時代背景の説明は少しはあるが、場面と場面のつながりが時々理解しにくく、登場人物が取った行動の動機も掴めない。特に主人公の怪僧ラスプーチンがどうやってあれだけの影響力を持つようになったのか、そして彼を突き動かす動機は何なのかは最後までよく分からなかった。或る程度の予備知識がないと分かりづらい映画だと思う。

邦題は「ロマノフ王朝の最後」となっているが、ロマノフ王朝そのものよりもどちらかというとラスプーチンのほうが重点的に描かれており、王朝の崩壊自体とニコライ2世一家の悲惨な最期は映画には出てこない。でも特典映像としてロマノフ王朝に関する古いモノクロのドキュメンタリーフィルムや、エリツィン大統領時代にニコライ2世一家のために行われた葬儀の映像が収録されている。




アレクサンドル・ネフスキー
販売元: アイ・ヴィ・シー

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ハムレット
販売元: アイ・ヴィ・シー

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ハムレット/リア王
販売元: アイ・ヴィ・シー

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 『未成年』と言ふ小説が有る。ドストエフスキーの長編小説であるが、その中で、登場人物の一人がこんな事を言ふ場面が有る。−−「ロシア人にとってはヨーロッパは、ロシアと同じくらいに貴重なのだ。そのひとつひとつの石が愛(いと)しいし、貴(とおと)いのだ。ヨーロッパは、ロシアとまったく同じに、わしらの祖国だった。おお、それ以上だよ!わしは、ヨーロッパを愛する以上には、ロシアを愛することができない。(後略)」(ドストエフスキー作・工藤精一郎訳『未成年(下)』(新潮文庫)328〜329ページより)−−ヴェルシーロフと言ふ登場人物が語るこの言葉の通り、ロシア人、特に知識人にとって、ヨーロッパに対する愛情は、その精神の一部であった。そうしたロシアの知識人がヨーロッパに対して抱いて来た深い愛情の例として、グリゴリー・コージンツェフ(1905−1973)の映画ほどの教材は無いのではないか?と、私は、思ふ。
 若い頃の作品である『新バビロン』から、コージンツェフの作品は、その西欧的な造形の素晴らしさで、内外の人々を驚かせ続けて来た。今、ソ連崩壊後のこの時代に彼の遺産である『ハムレット』や『リア王』を見ると、改めて、ソ連にこんな映画監督が居た事に驚かされる。だが、彼のこうした香り高い傑作は、上に語られたヴェルシーロフの言葉通りの、ロシアの知的伝統が生んだ物だったのである。この二つのDVDを強く推薦する。

(西岡昌紀・内科医)




イワン雷帝
販売元: アイ・ヴィ・シー

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この映画の第1部は歴史上の人物、皇帝イワン4世をスターリンになぞらえて賛美している。しかしながら、皇帝自らが民衆の支持を強く求めているあたりに監督の本音が垣間見える。

第2部では、やや展開の矛先に変化が見られる。ストーリー上はイワンが雷帝と名乗るまでの経緯が描かれ、これがスターリンの圧政と二重写しに見える。そのためか、スターリン死後の1958年まで作品は当局により公開禁止とされる。圧政者の孤独も丁寧に描かれ、逆にその事がスターリンの逆鱗に触れたとも言われる。

本来は第3部まで構想されていたのだが、こうした経緯からかエイゼンシュテインは続編の制作を放棄、1948年に心臓発作で他界。

演出上の不整合は、第2部で突如エイゼンシュテインの本音が出てしまった事にもよる。しかし、各カットの構図の隙のない美しさ、プロコフィエフ作曲による重厚な音楽、第2部のクライマックスのパートカラーの色彩の強烈さなど、実に素晴らしい。最後で第3部の展開を予感させておきながら、観る事が出来ないのは大変残念である。

この映画は決してプロパガンダ映画ではない。演出者の葛藤すらリアルに伝わってくる、紛れもない傑作である。是非ご自分の目で確かめていただきたい。しかし、作品自体の不幸な運命から星ひとつ欠けてしまうのは、致し方がない。




リア王
販売元: アイ・ヴィ・シー

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アマデウス
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

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舞台劇「アマデウス」の原作者であるピーター・シェーファーが映画用に脚色した作品ですが、映画としてストーリーが非常に完成されています。おまけに指揮者ネビル・マリナーが音楽監督として参加しているので、モーツアルトの音楽の挿入の仕方がさりげなく、かつ巧みで、唸ってしまいました。モーツアルトに対する父親の影響力の大きさなども興味深く、この映画を見ると、「フィガロの結婚」、「ドン・ジョバンニ」、「魔笛」などモーツアルトのオペラをもっと楽しく見ることが出来ると思います。



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