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DVD/ビデオ 575118 (54)



荒野の決闘 特別編
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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マイ・ダーリング・クレメンタインが流れ、柵に打ち付けた木板に焼きごてで描かれたタイトルバックで始まる冒頭から、モニュメントバレーを望むラストまで、一瞬たりとも緩むことのない完璧な映画。カメラがいい。雲大きくを取り入れたショットの数々、ランプに光る酒場のカウンター、斃れたドク・ホリディの傍らで揺れる白いハンカチ・・、そして荒くれの町に流れるシェークスピアのソネット、H.フォンダ、V.マチュア、R.ダーネル、C.ダウンズ、W.ブレナン、・・役者もまた完璧。「怒りの葡萄」と並んでフォード作品の最高峰にして、映画史上のベストワンとします。




裸の拍車
販売元: ビデオメーカー

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アンソニー・マン監督のファンとしては彼のフィルムの一貫したテーマである深い人間洞察に深い感銘を受けます。また、その部分が他の作家と彼を分かつものであると思っています。彼こそはこの世の酸いも甘いもすべてを受け止めた上での人間探求を怠らなかった偉大なるストーリー・テラー。このためかアンソニー・マンの映画はしばしば残酷であるといわれます。人間の残虐性がもたらす悲劇を強調するという側面があるからです。その意味でこの『裸の拍車』ではマン監督ならではの悲劇性が際立っています。

ハリウッド・レジェンドの一人であるジェームズ・スチュアート。ここではすでに『スミス都に行く』、『素晴らしき哉、人生』で見せた優しい面影はありません。戦後の悲観的な世界観に答えるかのように悲痛な面持ちを携えて見事な転身をはかったスチュアート。この『裸の拍車』、『ウィンチェスター銃'73』、『ララミーから来た男』の彼こそはアンソニー・マン流人間悲劇にこそ相応しい悩めるヒーロー。長いキャリアの中で完璧に硬軟両方の個性を獲得し、より多くのファンを魅了し続けたことは驚嘆に値します。そして本編では、その硬軟両方をちらりと垣間見せる彼の魅力が十分堪能できます。

ジェームズ・スチュアートと並んで本編でも観る者に強烈なインパクトを与えるロバート・ライアン。40〜50年代を全盛期としたハリウッド・スターの中でも人間の複雑で屈折した微妙な心理を表現することに最も長けていた名優。時に彼こそはアンソニー・マンという悲劇の語りべが最も必要とした俳優ではなかったか。それを証拠にライアンはスチュワートに次いでマン監督に重用された役者の一人で、本編、『最前線』、『神の小さな土地』などの傑作を監督とともに残しています。この『裸の拍車』でのライアン演じる罪深き悪漢が弧の中心となって巻き起こる残虐性際立つ悲劇は、アンソニー・マンが生涯をかけて描き出そうとした映画的エッセンスを存分に提供してくれているといえましょう。

そんなわけで本編がただのアクション主体の西部劇ではないことは日の目を見るまでもなく明らかです。愛する人の裏切りから金色夜叉と化したジェームズ・スチュアート、無残で粗暴な生い立ちから無法者となったロバート・ライアン、身寄りの無い孤独な美女ジャネット・リー、ふしだらでプレイボーイの元軍人ラルフ・ミーカー、欲の皮のつっぱった人のいい山師ミラード・ミッチェル。このフィルムの主要登場人物はただこの五人のみ。されど、これだけ屈折したキャラクターたちが一堂に会しただけで役者は十分すぎるほど揃ったというもの。後は彼らが命を懸けて、もがき、苦しみ、裏切り、葛藤する姿を凝視するのみ。我々は登場人物らのこの醜い抗いに嫌悪感さえ抱きながら、そのシンプルなストーリーラインが提供してくれるスリルに、サスペンスに、そして心理戦にただ陶酔するほかはない。このフィルムは素晴らしいことにそれほどの出来栄えを有しています。加えて、ロッキーの大自然が荒々しく残酷な様相を呈して業深き人々の前に立ちはだかる様子も圧巻。ここはロケーションの魔術師としても名高いマン監督の面目躍如というところ。

「人間とは、罪とは、善悪とは、そして希望とは何か?はたして人は許し合うことができるのか?」アンソニー・マンが私たちに鋭く残酷に問いかけます。これは生を愛する者すべてに突きつけられた崇高な魂の西部劇。それがたとえ辛らつな人間世界を描いていようと、ここに見られる所業の仕業に観る者は息を呑み、揺さぶられ、そして思考の深みに陥らざるを得ないのです。




さすらいのガンマン
販売元: 東宝ビデオ

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やはりネイテイブの血がはいってるのでバートレイノルズ適役です。吹き替え版で観ると70年代にタイムスリップしたようでいいですね。




ネバダ・スミス
販売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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ネバダ・スミス
販売元: パラマウント ジャパン

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 三人の男たちに、両親を殺された男が、復讐の旅に出る。大雑把にいうとそんな内容ですが、この作品のいいところは、復讐、ただそれだけで終わらないところ。主人公が最後に悟るのです。復讐を達成しても何も変わらない。むなしいと。最初は、銃もまともに使えない主人公が、旅の過程で成長していくところや、収容所に入っても復讐を遂げようとするところなど見所が多いです。スティーブ・マックィーン好きならきっとはまるはず。
 
 この映画を見て、彼にはまったなら『大脱走』はもっとはまりますよ。




ネバダ・スミス
販売元: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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古き良き時代の雰囲気が、作品全体に漂っています。

内容は飽くまでも復讐劇であり、本来は暗いものなのですが、
主人公マックスが人間的に成長して行くストーリーでもあります。
両親を3人組のならず者に殺され、復讐することを誓って旅に出ます。
とても無謀で危険な試みですが、行く先々での人との出会いにより助け
られながら自身も啓発され、また着実に手掛かりを掴み、一人また一人
とターゲットを追い詰めて行きます。
しかし、途中で自分の身を保護してくれた神父から、復讐をしても結局
無意味で虚しいだけだからやめなさい、と諭され大きく心が揺れ動いて
行きます。 そして、遂にならず者の首領を見つけ徹底的に追い込みます
が、そこから先、彼のとった行動とは・・・。     

復讐に執念を燃やす強かな行動がかなりのものです。中盤で、2人目の男に
接触するためだけにワザと銀行強盗で捕まり刑務所に入り重労働や寝食を共に
しながら偽の友情を築き、相手を油断させたところで止めを刺すという徹底
ぶりは知能犯も顔負けだと思いました・・・。

他に印象深いのは、マックィーンがまだ世間知らずの若者で周囲から半ば
“子供”目線で見られ元気や意気込みだけが取り柄って感じのキャラで、
いい味が出ています。 これは他作品ではあまり観られません。 
あと、食事をご馳走になったり、処世術や銃訓練を受けるシーンです。
マックィーンよりも共演のブライアン・キースの落ち着いた大人の男の風格
の方が断然際立っていて、地味にスゴいと思いました。 あの時だけは、
存在感抜群のマックィーンも喰われちゃっていました。

とは言え、いつもの反逆精神に漲った姿は健在です。

同時期の「砲艦サンパブロ」と同様、なかなか見応えのある映画です。




ネバダ・スミス
販売元: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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古き良き時代の雰囲気が、作品全体に漂っています。

内容は飽くまでも復讐劇であり、本来は暗いものなのですが、
主人公マックスが人間的に成長して行くストーリーでもあります。
両親を3人組のならず者に殺され、復讐することを誓って旅に出ます。
とても無謀で危険な試みですが、行く先々での人との出会いにより助け
られながら自身も啓発され、また着実に手掛かりを掴み、一人また一人
とターゲットを追い詰めて行きます。
しかし、途中で自分の身を保護してくれた神父から、復讐をしても結局
無意味で虚しいだけだからやめなさい、と諭され大きく心が揺れ動いて
行きます。 そして、遂にならず者の首領を見つけ徹底的に追い込みます
が、そこから先、彼のとった行動とは・・・。     

復讐に執念を燃やす強かな行動がかなりのものです。中盤で、2人目の男に
接触するためだけにワザと銀行強盗で捕まり刑務所に入り重労働や寝食を共に
しながら偽の友情を築き、相手を油断させたところで止めを刺すという徹底
ぶりは知能犯も顔負けだと思いました・・・。

他に印象深いのは、マックィーンがまだ世間知らずの若者で周囲から半ば
“子供”目線で見られ元気や意気込みだけが取り柄って感じのキャラで、
いい味が出ています。 これは他作品ではあまり観られません。 
あと、食事をご馳走になったり、処世術や銃訓練を受けるシーンです。
マックィーンよりも共演のブライアン・キースの落ち着いた大人の男の風格
の方が断然際立っていて、地味にスゴいと思いました。 あの時だけは、
存在感抜群のマックィーンも喰われちゃっていました。

とは言え、いつもの反逆精神に漲った姿は健在です。

同時期の「砲艦サンパブロ」と同様、なかなか見応えのある映画です。






夜の道
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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「夜の道」はJ・スチュアート主演の1957年作品で、第二次大戦の英雄として当時人気のA・マーフィーが共演している。監督はJ・ニールセン。 当初、名匠A・マンがメガフオンをとる予定だったが、A・マーフイーがキャステングされるということで降板したとのこと。A・マンが演出していればもう少し切れのあるリアリズムのある作品になつたのではないかと残念な限りである。J・ニールセンは後年(1966年)にR・テイラー主演の「ガンファイターの帰環」という西部劇を演出したが、やはりスローテンポで今ひとつ冴えなかった。やはり演出家の力量は映画の出来に大変に大きなものと認識されます。ただ、コロラドの大自然とデミトリ・ティオムキンの音楽は素晴しく心に残る分、作品の出来の悪さが救われているようである。




夜の道
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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夜の道(ユニバーサル・セレクション第4弾) 【初回生産限定】
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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