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DVD/ビデオ 575132 (195)



イレイザーヘッド 完全版<ニュープリント・スクイーズ>
販売元: パイオニアLDC

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

作品への批評としてしばしば物語や現実との考証、スタッフロール直前の結果ばかりが取りざたされているものを見聞きする。確かに娯楽として成立させる上で、これらは決して軽視出来ないものであることは確かだが、それらを同じ物差しで測って良いというものでもない。また、娯楽を楽しむのであれば、より自らが楽しもうと貪欲であるべきだ。難しい事じゃない。映画が我々に何を見せたがっているのは何だろう?と少しばかり歩み寄れば、少なからず得られるもののみかたである。
さて、このイレイザーヘッドだが、この映像を見て既視感を抱かなかっただろうか?私は昨晩寝ている最中に、似たものを体感していた。夢だ。それも本作は悪夢という、デビッドリンチらしい良い意味での悪意でもって演出されていた。夢とは不条理そのものだ。どんな不思議で無根拠な出来事が、夢では当然の如く展開される。それが悪夢ならばなおさらの事である。
夢の中に色はない、物語も、結論も、テーマさえも存在しない、しかしそれが本質だ。
この映像は、映像であったから表現しえたもの。その必然性をもった映画なのだ。
映画が終了し、幕が閉じられ、照明が着けられた時、我々観客は「あ、夢か……」と、ただほっと胸をなで下ろせば良いのだ。しかし、自分の夢をこれほどあけすけにできるとは、デビッドリンチという人は、本当にマゾヒスティックで、愛せる人間だなあ。これは、私の個人的見解にすぎないが。




エリック・ザ・バイキング バルハラへの航海
販売元: 日活

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

面白いか問われれば微妙なのですが、なんとなく味があります。モンティパイソンの中でオバさん役が一番上手なテリー・ジョーンズですが、確かオックスフォード大学で歴史学かなんかを専攻した人ですよね。ヨーロッパ古代史や中世史の在野の研究者として本も何冊か出しているはず。普通にインタビューに答える姿はまんまミドルクラスのインテリだし、そういう人が作った映画だと思えばナルホドナルホドとなる趣のあるコメディ映画ではあります。「エッダ」をパロってるらしく、北欧ゲルマン神話の知識のある方にはもっと面白いと思うのですが、私は知らなくてもなんとなく古代神話の奥行きは感じられました。土俗神話の世界と一神教(キリスト教)の対立を巡るコメディとか、いかにもの感じですが、歴史好きのテリー・ジョーンズ監督はネタにせずにおれなかったのだろうなぁ、とか。
しかし私が一番感心したのは、ヴァイキング社会の汚さとか野蛮さの表現が非常にリアルで迫力があるところ。エリック(←ティム・ロビンス、一人でアメリカ英語を喋って浮いている)の「こんな残酷で下卑た世界はイヤだ!」「人間はもっとまともに存在出来ないのか!」という慟哭には誰もが共感出来るはず。人間が獣に近かった時代に優しさとか思いやりといった精神を持ってしまった青年の苦悩というのはなかなかヒューマンで深遠なテーマだと思います。テリー・ジョーンズの狙いも、ストーリー展開や「笑い」そのものよりも、実はそこらへんの古代世界的ディテールにあったのではなかろうか。かなり贔屓目ですが、五つ星を進呈してしまいます。





真説エロティック・ゴースト・ストーリー 艶魔大戦<ヘア無修正版>
販売元: アミューズソフトエンタテインメント

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真説エロティック・ゴースト・ストーリー 覇王ウーチュンの逆襲<ヘア無修正版>
販売元: アミューズソフトエンタテインメント

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真説エロティック・ゴースト・ストーリー 劇場版<ヘア無修正版>
販売元: アミューズソフトエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






真説エロティック・ゴーストストーリー~艶魔大戦~
販売元: スパイク

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






愛に戯れて 金の首飾り
販売元: インターフィルム

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ノー・エスケイプ
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ノー・エスケイプ
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

見始めたときは、内容的に馬鹿馬鹿しいかなと思いながら見ていましたが、
だんだん引き込まれていきました。
結末も、まあまあでしたね。
楽しめました。





エスケープ フロム L.A.
販売元: パラマウント ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ぱっと見る限り、アホっぽいと思う人もいるだろう。
チープなCG、マンガみたいな世界観、アウトローヒーロー、
ロスだから海に沈んだユニバーサル・スタジオとか、ジョーズとか、
サーフィンにバスケにハングライダー・・・
そういうところで、出来の悪い映画だと決めつけて
馬鹿にする人も多いでしょうが、そういう映画でないと言えない主張もあるんです。
これは米国批判映画です。米国対テロリストの映画だけど、
米国にもテロリストにも賛同できないという主張がある。
まず、テロリストがチェ・ゲバラそっくりの衣装。
米国は大統領の独裁国家となっており、国民の自由を奪う世界となっている。
大統領は自分の娘さえも殺そうとするが、その娘の名前がユートピア。
ユートピアは独裁国家の米国に反旗を翻して、人民解放を訴えるテロリストの味方になるが、結局同じだということに気づく。
また、主人公のアウトロー、スネーク・プリスキンが最後に吸うタバコが「American Spirits」(アメリカ魂)。禁煙国家となった米国はアメリカ魂も忘れてしまったのだと言っている。
とにかく、実はなかなか政治的な内容の映画なのだが、B級映画と言うことでこのような表現が可能だったのではないかと思うのです。
極端に言えば、文明を捨てて原始時代に戻る方が、人間らしい生活を取り戻せるのではという主張もあるのかも知れない。
しかし、とにかくスネークはかっこいい。眼帯して漫画に出てくる海賊みたいで、ジム・モリソンみたいに黒のレザーファッションがすき。
今やダサイかも知れないが、その時代遅れ感がカッコイイ。


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