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DVD/ビデオ 575152 (153)



アンダーグラウンド・インフェルノ
販売元: パンド

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

色々なところに突っ込み満載なタイトルですが、まずはアンダーグラウンド・インフェルノという邦題。これは言うまでもなくタワーリング・インフェルノを意識して付けたタイトルでしょう。ジャケットも同映画を意識しています。ということは、こちらは地底深くを舞台にしたパニック映画?と想像しますが、舞台は地下鉄です。勿論、ストーリーの内容的に同映画とは何の繋がりもありませんし、原題は『Explosion - U-Bahn-Ticket in den Tod, Die』なので元から何の関係もありません。

それから、商品説明にある『2002年/ドイツ=アメリカ』。まるで米独合作映画の様に書いてありますが、見初めてすぐに気づきますが、これは2ヶ国合作映画などではなく、単にドイツのテレビ映画に英語の吹き替えを付けたものです。オリジナルのドイツ語音声は収録されていません。メニュー画面がなく字幕の有り無しを選択することも出来ません。英語音声、日本語字幕のみ。

内容的には崩落した地下に閉じ込められた被害者達と警察側、犯人の視点が交互に入れ替わり、登場人物個々のキャラクターの個性付けが不十分に感じられます。起こるトラブルは散発的で追い詰められている感じがしないし、ラストはまるでコント。こういう映画の愛好家の方にはもってこいの作品だと思います。




ベルリンのリュミエール/ 666号室 デジタルニューマスター版
販売元: 東北新社

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ヴェンダースはミニシアター系商業映画で独自の地位を築いているが、さらにロードショーには乗らないドキュメンタリーや中編をコンスタントに制作し、常に映画作家たらんとする創作意欲を感じさせてくれる。

「666号室」(44分)とは、'82年5月のカンヌ映画祭においてヴェンダースが宿泊したホテルの部屋番号。この部屋に同じくカンヌに参加した世界の映画監督のうち15名を一人ずつ招き入れ、映画の置かれた現状と未来について語ってもらう。部屋には撮影カメラと録音装置が設置されているだけで、他の人間は一切介在しない完全な独白。背後に写るテレビの画面だけが、ヴェンダースの提起する問題を示唆しているようだ。
与えられた時間は10分のはずなのに、沈黙の密室における慣れない被写状態に耐えられないのか、ほとんどが意外にもあっさりとコメントを切り上げてしまうと感じる。そんな中でもやはりゴダールだけは、含蓄ある意見と役者魂を見せてくれて頼もしい。また、こんな企画には意外な感じのするスピルバーグは、ただ一人経済的側面から映画の未来を憂いてしたたかだ。この後急逝したファスビンダーにとっては、これは遺言といえるかもしれないし、同じくニュー・ジャーマン・シネマの先輩格ヘルツォークや、後に共同監督することになる巨匠アントニオーニなども、さすがに個性を感じさせる。ギュネイの不在が、高速道路脇に立つ大木と共に余韻を残す。

「ベルリンのリュミエール」(76分)とは、1895年リュミエール兄弟に映画創始者の座を譲ったスクラダノウスキー兄弟のこと。映画生誕百周年を記念した、出身大学の学生達との共同監督作品で、15分の短編に追加撮影を施したことが明白なものの、全体として十分に楽しめる作品に仕上がっている。兄弟の発明秘話をコミカルなサイレント映画の手法で紹介し、そこに登場する娘の現在をドキュメンタリーで組み合わせている。




左利きの女
販売元: バップ

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新 女子学生(秘)レポート 初めての経験
販売元: J.V.D.

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伯爵夫人のメイド〈ヘア無修正版〉
販売元: アット エンタテインメント

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新しき土
販売元: アイ・ヴィ・シー

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日独防共協定締結の翌年に製作された日独合作映画。ドイツの巨匠、アーノルト・ファンクと伊丹万作の共同監督だが、作品に対する二人の意見が合致せず、ファンクのドイツ版と伊丹の日本版がそれぞれ製作され、2バージョンが公開されたという、日独友好は表向きという皮肉な結果となった。

 このDVDはドイツ公開のファンク版。日本人には奇異に感じられる描写も続出するが、ファンクのダイナミックな自然描写、早川雪舟や若き日の原節子の出演など見所はたっぷり。火山爆発のスペクタクルは東宝特撮スタッフ陣によるもので「ゴジラ」ファンも必見?




左利きの女
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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 しばし、ヨーロッパや今昔の日本、韓国などのアジア映画などに見いだせる、ハリウッド映画にはあまり見いだすことができない、地味だが観る者に等身大に迫る映画は好きだ。

 専業主婦の主人公マリアンネのもとに長期出張から夫が戻る。夫婦関係に空虚さを感じ、自分に正直に生きたい主人公は夫に別居を言い渡す。以前にやっていたフランス語の翻訳の仕事をしながら息子と二人で暮らし始める主人公だが、生活の苦しさに悩み絶望する。

 主人公の苦悩や行動、夫の対応など現実的な問題として観る者に等身大に迫る。秀逸は生活に疲れた母が一人息子と映画をみるシーン。映画館でかかっているのが小津安二郎のサイレント映画『東京の合唱』の一シーンなのだが、4人家族の父が職を失い悲しみに暮れる両親が、家で子供達と遊ぶうちに涙が笑いに変わるシーンを使っている。ハリウッド映画のように夢や希望を観る者に押しつけるのではなく、観る者にそれとなく感じさせる味のある構成が心憎い。小津を尊敬するベンダースの脚本を書いたハントケなのはわかるけれど、壁に小津の顔写真が貼ってあるのには笑ってしまった。撮影にはツァイスのレンズを使ったのか、ヨーロッパの街の落ち着いた中間調が良く出ている映像も美しい。




ミシェル
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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アメリのイメージをもって観ると、あまりの違いに驚くかもしれません
私は1度観た事を忘れて、もう1回借りて観てしまったくらい、1回目観た印象が薄かった。

でもアメリとはまったく別のオドレイだってだって意識で観れば
それなりに微笑ましく、ほんわかしたフランスらしい映画だと思います。

ただ、宗教の感覚があまりない人には、ついていけない場面もあるかも。
私も無宗教だったので理解しきれない部分があって、ちょっと残念。

でもオドレイはキュートです★





ミシェル
販売元: ハピネット・ピクチャーズ

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「アメリ」のオドレイ・トトゥの名前に引かれて手に取りました。フランスにおけるユダヤ教の扱われ方なんて考えてみたこともありませんでしたし、元来が彼の地に対する興味が希薄なので、この作品を見ながら考えたことがすべてで、物語の機動力になっている、そのテーマに関しては、終始「次はどうなるのだろう」といった姿勢では臨めませんでした。100分程度の、比較的短尺な作品ではありますが、それでもあのぶっきら棒な場面の転換のさせ方は、落ち着いて見ることを妨げる以上の効果を上げているようには思えませんでした。ただ、全編にわたってオドレイ・トトゥの佇まいは、仕草ひとつ取ってみても、たいへん魅力的でした。




シャロン・ストーン in シークレット・スパイ
販売元: パンド

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東西冷戦下の1963年中東ベイルートで、サリーは元MI6諜報員のイギリスのジャーナリスト、レオに一目ぼれして再婚。子供にも恵まれ幸せな日々を過ごしていた。ある日突然レオが失踪。MI6の尋問を受けたサリーは、レオがKGBの二重スパイだという衝撃的な事実をはじめて知る。身の危険を察知したレオは、妻サリーにも何も言わずにソビエトに亡命したのだった。モスクワから「ソビエトで家族皆で暮らそう」と言ってくるレオ。しかしサリーには「共産党支配下」で「共産党員レオ」と家族皆で暮らすことなど、とてもできる事ではなかった。
体制が全く異なる環境で生きようとする2人にとって、自分の考え方は常に正当。当初、かみ合わない2人にやきもきするが、2人は勿論、観る者も2人には互いに譲れない一線があることをやがて理解する。「僕はレオが単なる日和見主義者ではなく、根っからの共産党員である事実をむしろ誇りに思う」と言った現役のMI6諜報員(2人の共通の友人)アンディの言葉が印象的。愛と信念は必ずしも同居するとは限らないのだ。「愛」より「信念」を選んだサリーの判断を私は受け入れる。

シャロン・ストーンの出演とあらば当然期待されるシーン。ちゃんと用意されていた。観る側のこういう期待は裏切ってはいけないとの配慮?

いわゆる「冷戦下のスパイ物」と思って観たら失望する。これは実話を基にした「愛と信念の物語」。地味なストーリーと共に、彼女の衣装は何時になく地味だった。


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