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DVD/ビデオ 589344 (131)



ヘヴン 特別版
販売元: アスミック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)


 映画の冒頭の10分間がこれまでにないほど魅惑的です。ミステリアスな人物設定、緊張感あふれる事件の過程、スタイリッシュな映像ショット。それらが相俟って、この10分間でとにかくこの作品の世界の中にぐいっと引きこまれること間違いありません。

 全編を通じて、ケイト・ブランシェットとジョバンニ・リビーシの見事としか形容のしようがない演技力には脱帽することしきりです。殊に、かなり早い段階での取調室でのケイトは賞賛に値します。自らの計画が生み出した予期せぬ結果に呆然と打ちのめされる主人公のその表情は、ケイトの女優としての力量をまざまざと見せつけられます。

物語の前半が現実のいたましさをいやでも突きつけるかと思うと、一転、後半はどことなく現世を離れた甘美と幻想の彩りをもった世界へと私たちをいざないます。

 後半部分で私がもっとも気に入っているのは、主人公二人が夕暮れの田園地帯を駆ける場面。スペースカム(振動を吸収する球形の装置にカメラを仕込んで撮影するヘリコ・ショット)を駆使してたゆたうような感触を醸すその遠景映像の中で、体を重ねる二人の姿は、あたかも宇宙のはずれでひっそりと誰にも気づかれることなく存在する微小な芥子粒のよう。雄大で夢見心地にさせてくれるこの場面は、ぜひとも大型画面で堪能したいところです。

ストーリーの詳細には敢えて触れません。このDVDの解説コメントの中で監督自身も、物語の予備知識を持たないで見てもらうことを望んでいます。おそらく人物設定を詳しく知りすぎてから見るとこの映画の興味は半減することでしょう。
一言で言うならば、痺れるほどの「破滅」的な「不滅」の愛の物語。エンディングまで一気に見せる秀作であることは間違いありません。





君に逢いたくて
販売元: パイオニアLDC

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ジェームズ・マンゴールドのこの後の活躍を予見するような瑞々しい処女作。
田舎のバーでピザを作る内気な青年(プルイット・テイラー・ヴィンス)がアルバイトのウェイトレス(リブ・タイラー)に恋をする。
彼は彼女を優しく見つめながら、少しでも彼女に近づきたいと願う。

青年が落ち込んだリブ・タイラーを秘密の場所へ連れていく場面、車の中の2人を包む飛行機の轟音と陰翳が素晴らしい。
リブ・タイラーもまだ今ほどメジャーな映画には出ていなかった頃で清潔な存在感を存分に発揮している。
青年の純粋すぎる愛情を監督のジェームズ・マンゴールドが丁寧な演出で描いた瑞々しい作品。

彼はこの後、『17歳のカルテ』や『アイデンティティー』といった異なるジャンルで優れた作品を次々に発表することになる。




ヘカテ
販売元: パイオニアLDC

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まず、この映画の映像の美しさ構図の美しさに目を奪われる。物語のストーリーを抜きにして最後まで見れる作品である。特
に岸壁の砦で落ち合うシーンは、脳裏に焼き付いて離れない。映画の主題は、奔放で無垢(純粋?)な女性の残酷さを男性か

ら見た視点で描いている。また、フランス人から見た異文化モロッコに場所を設定することによって幻の女性を幻想的に描き
出すことに成功している。
最後に「へカテ」という日本人には、耳慣れない響きを持つこの言葉は、どうやらギリシャの残酷な女神を表しているらしい。




女相続人
販売元: ジュネス企画

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主演のオリヴィア・デ・ハヴィランドがすごい。
前半の、心優しい、けれども内向的で・見栄えのしない姿と、後半の、蝶が羽化するように美しく変身した姿の演じわけが見事です。
特に、後半のキャラクターは、美しく、しかも心冷たい女性なわけですが、その姿に、主題歌、マルティーニの「愛の喜び」がかぶります。
「愛の喜びはつかの間で、愛の苦しみは一生続く」
ヒロインは、最後の場面で愛を人生から締め出したわけですが、おそらく、そのことに一生苦しむだろうな、と感じさせるラストで、厚みのある人物造型がなされています。




花のようなエレ ヘア解禁版
販売元: ギャガ・コミュニケーションズ

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この作品を見た時、私は主人公のファブリスと同じ17歳でした。多感な頃で、主人公のファブリスの生き方に私はすんなり感情移入していました。そんな時に出合った聾唖で有るけれど心の純粋なエレとの出会いはとても自然で、お互いがいつの間にか惹かれ合うプロセスにはとても羨ましいと思いました。

35年経って見直してみて、二人の出会いは素晴らしく 全く色褪せていません。
又エレがファブリスとの出会いと別れによって恋を知り、その恋の終わりに別れのつらさを知って一人の「女性の成長」が描かれています。ラストシーンのエレのほほ笑みは成長した一人の女性としての証なのでしょう。いつ見ても涙が出てしまいます。

耽美派の鬼才R・ヴァディム監督作品「花のようなエレ」は私にとって永遠の青春映画です。




ハロー・ドーリー!
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

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 ストライザンドとサッチモが「ハロー・ドーリー」を唄うシークエンス。何なのだこれは?。この高揚感、これぞミュージカル。まことに素晴らしい。筆舌に尽くしがたい。観る他ありません。で、51対49でサッチモの勝ちかな。ただ、そのほかのシーンは個人的には退屈です。コストパフォーマンスもよくないので★★★。1969年の公開です。これ以後、人材難なのかどうか、時代が変わったのか、ハリウッドは、このようなミュージカルシーンを2度と作れなくなってしまいました。




ハロー・ドーリー! スタジオ・クラシック・シリーズ
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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バーブラ・ストライサンドの歌は、やはり良い。ロマンチックにもダイナミックにも、自在に歌いこなしています。共演のマイケル・クロフォードは当時同い年だったと思うが、彼女に比べたら歌はかなり未熟。でも、あの高音をいかして素敵なお芝居をしております。クレジットを見ると、実力派や大物にまざって、彼の名前は前のほうには来ないけれど、出番は多い! バーブラ演じるドーリーにダンスの手ほどきを受けるシーンや、愛を告げるシーンなど、かわいらしいです。
見れば元気になれる映画、バーブラファンにも、クロフォードファンにも、いや、ミュージカルを愛するアナタにおすすめです!





ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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ポルトガルの舞台女優マリア主演で話は進む。

マリアの自由奔放な性と打算的な計画。

ユマサーマンのほうが貞操にゆるそうな気がするのだが。

ユマの露出は足りないが、二人の女優のからみはなかなかよかった。




ヘンリー & ジューン / 私が愛した男と
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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何がすごいってまずマリアが可愛すぎる。大胆すぎる。魅力的すぎる。あんな生き方に憧れるけど絶対できない。10年くらい前 結婚前に見て強烈な印象を受けて、最近ふと見つけて購入しました。結婚後の今もう一度見直すと女性として彼女のすごさ、美しさ、妖しさ、もろさ、若かった時には気が付かなかったものも見えてきて、さらに印象深く残ります。いい映画だなあ。




ヘンリー&ジューン 私が愛した男と女
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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ヘンリー・ミラーもアナイス・ニンも知らない、という人にあえて薦めませんが、実録大河ものを撮らせれば誰にも引けをとらないカウフマンが、若い頃に実際に会った二人に惚れ込んでの映画化なので、かなり気合が入っていることは、確か。
圧巻は、アナイスを演じた、デ・メディロス。ヨーロッパ広しといえど、これほどアナイスのイメージそのままの容姿を持ち、体当たりの演技が出来る素材を見つけるのも、難しいだろう。ユマ・サーマン、ケビン・スペイシーといった芸達者にも負けてない。
さらに作品に奥行きを与えているのが、当時を代表する実在の写真家・ブラッサイを始め、夜のモンマルトルに出没する怪しい人々。そして監督自ら選曲した、ジョセフィン・ベイカーやエディット・ピアフといった人たちの歌うシャンソンも、欠かせない要素だ。
二つの大戦にはさまれた当時のパリの雰囲気が、たっぷり堪能できる。


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