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DVD/ビデオ 589344 (321)



タクシデルミア~ある剥製師の遺言~(初回限定版)
販売元: CCRE

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ハンガリー映画史上最高額の費用を投じて製作された、奇妙奇天烈で真面目な人間ドラマ。
取り上げられるネタは自慰/ゲロ/剥製とお世辞にもお上品と言えるものじゃありませんが、テーマは深いですよ。

祖父と父はそれぞれ性と食という「生」に纏わるオブセッションが畸形的に膨れ上がった人達。
孫は剥製という「死」或いは「生の反転」へのオブセッションに囚われた精神の畸形。
この孫のエピソードのみがパールフィ・ジョルジ監督のオリジナルで(祖父・父の物語はパルティ・ナジ・ラヨシュの小説が原作)、三代に渡る血脈の中で孫の立ち位置のみ毛色が違います。
孫のパートは監督自身の世界観を挿入したものだそうですが、現代を舞台にしており、現代人の神経症的な潔癖さ、サニタリーで医療フェチな感覚があって個人的には一番共感しやすいエピソードでした。

というか…祖父の○ン○から火吹きとか、ありえん。
父は大食という才能を活かし、国家の威信をかけて戦うアスリートとなるのですが、食うことは彼にとって単に競技という手段を超え、自己の存在意義になってしまいます。
動物は自己を複製するために生殖し、自己の生命を維持するために食べます。
けれども性の妄想によって己の惨めな生に救いを求めたり、食べることにアイデンティティを懸けたりは決してしない。

こういった習性を捉えて、岸田秀はヒトを「本能の壊れた動物」と呼びました。

その「本能の壊れた動物」の壊れた姿・取り憑かれた存在としての滑稽と悲哀を執拗に描くことが、この『タクシデルミア』の真のテーマでしょう。
際限なく繰り返される自慰や嘔吐は、それを絵にする手段に過ぎない。
だからそれらはクールに、ある意味突き放した視線で描かれています。
クールで冷徹な映画です。
孫のパートに登場する、自己をアレする自動機械(東欧繋がりで、カフカの『流刑地にて』を連想させますね)の冷たく精緻な描写にも、それが端的に現れています。

アモン・トビンによるトライバルで鋭角的な劇伴音楽も魅力的であることを、申し添えておきます。




先生のお気に入り
販売元: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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先生のお気に入り
販売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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彼女の歌の中で私が好きな曲である「ティーチャーズ・ペット」をタイトルとしたコメディー・タッチの映画。映像はモノクロではあるが今見るとかえってカラー映画より新鮮な印象を受ける。DVDとしての画質も鮮明で、なによりもカメラワークが素晴らしいので映像を観ていても最初から最後まで飽きないし目を離すこともできない。渋い男前のクラーク・ゲーブルとチャーミングなドリス・デイの二人の演技がとても光っている傑作だと思います。アクションだらけの最近の映画とは違い、派手さや刺激的な要素はなくてもこのような映画を観ると本当の映画、本物の俳優の演技を観たという実感がします。
それにしてもドリス・デイはなんと魅力的な女性なのだろう。




レスリー・チャンの青春白書
販売元: キングレコード

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ラブ & クライム
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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ラブ&クライム (ベスト・ヒット・コレクション 第9弾) 【初回生産限定】
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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ラブ&クライム (ユニバーサル・セレクション2008年第6弾) 【初回生産限定】
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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君のいた永遠(とき) デラックス版
販売元: パイオニアLDC

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金城の役どころに感情移入してしまう。
(主役の女性の性格には、ナルシスティック過ぎて鼻白むところがあるが。)

再会し、遠回しに関係をやり直そうとする金城の言葉に、知ってか知らずか、その想いを受け止めず曖昧に話を逸らし続ける女。
そのシーン丸ごと、あまりに酷似している自分の経験/記憶とシンクロして胸が痛む。
交わりこそすれ、何度も何度もすれ違い、永遠にひとつになることが無い関係というのは確かにある。
彼女を想い、屋上で空の写真を撮るという形で表現された、静かな彼の姿も痛々しくていい。

あまり過激なラブシーンをしない金城にしては珍しい、激情に駆られたラブシーンは、ファンなら必見。エロさというより、一途なひたむきさを感じさせるのは、やはり彼ならではかもしれない。その後「お互いに激しく求め合ったあれは何だったのか?」と、いうモヤモヤした感じも、「実際はそういうものだよね。」と、嫌にリアルに受け止めているのは私だけだろうか。

彼の成長した姿を演じる役者が、そこまで作り上げたドラマを一気に白けたものにさせるのが残念。もっと素敵な男性になっていないと説得力ないでしょう。
泣かせるはずのラストでの彼のお辞儀の不自然さで、これまでのムードがぶち壊し。
(その後の映像-ちょっと「ニュー・シネマ・パラダイス」を連想させる-で挽回するけど、クライマックスなんだから、一度落とす理由はないでしょうが。)

とにかく、なんだかんだ言っても、自分の中のナルシスティックで自虐的な記憶(苦笑)を何度でも刺激され、金城の魅力が心に焼き付く一本。




彼女の恋からわかること
販売元: バップ

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「彼女をみればわかること」が女優魂を揺さぶる作品だったので、
この企画がもちあがった時、この10人の女優は率先して応募したのだろうと思う。
二番せんじであっても「みれば」のようなショートプログラムを作れば良かったのである。
短編というのは小品であるために、長編のようは評価はされないけれど、凝縮した演技の美しさを
持つ。この「恋から」はそれを更にアレンジし、女優達に「語る演技」だけを要求した。
あまりに限定されている。女優達はカメラの前に座り身振り手振りで語ることしか出来ない。
正直、ナマ殺しの演技である。
観ているほうも辛い。彼女らがめい一杯、限られた時間でなんとか伝えようとする。
10人が「わたしの話を聞いて聞いて」と訴えてくる。
これでは品評会のようだ。味わっている余裕がない。
この映画に関しては途中休むことを提案する。一つ一つ観れば味わい深い。




愛と追憶の日々
販売元: パラマウント ジャパン

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期待していただけに、がっかりした。

焦点をどこに絞ってるのだろう?

一つの映画の中にあまりに多くの要素が盛り込まれていて、何が言いたいのかさっぱり分からなかった。

見終った後、何も残らず。

この映画が評価される理由が分からない。

母と娘の愛なら「ステラ」の方がはるかに良い映画。


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