戻る

前ページ   次ページ

DVD/ビデオ 589754 (18)



マイケル・コリンズ 特別版
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アイルランドという国が正式に共和国として成立したのは、1949年であると知っているものが幾人いるか。
民主主義の生まれたイギリスという国の横にあって、2次大戦後までその支配下にあった島。
そして今もこの島の一部はイギリスが保有したままになっている。
この映画はアイルランド独立のために戦い、それを見ることなく内戦で命を落とした一人の男の物語である。

彼は指導者でありカリスマであったが、しかし彼自身も知っていたように、彼は政治家にはなりえなかった。
全ての成功と悲劇の原因はそこにある。




マイケル・コリンズ 特別版
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「アイルランド独立の英雄」として激動の時代を生きた青年の伝記映画。IRAという組織、現在は理念を口実にしたテロ組織ですが、アイルランドの独立戦争時は、英国からの独立を勝ち取る為に戦うレジスタンスの集団でした。コリンズは当時のIRAを先導し、結果的にアイルランドを独立に導いた人物です。

この映画の背景には、アイルランドの700年に及ぶ英国による抑圧と、独立、その後の混乱・・・現在まで続くIRA/UFFの抗争があります。映画にも描かれる、アイルランドの人々を惨殺した英国支配からの独立、その後の内戦による、多くの死者。映画の中で描写される英国側の残忍さ(ほとんど事実です)に、どうしていまだアイリッシュがあれほどまでに英国を嫌うのかが理解できます。

ジョーダン監督によるコリンズ像は、人間味溢れる朴訥な田舎の青年でありながら、母国アイルランドの独立のためなら殺人も厭わない愛国者。アイリッシュのリアム・ニーソンがコーク訛りで情熱的に演じます。史実を交え、同僚のハリー(エイダン・クイン)との友情、その後の悲劇、歴史的事実の再現を、アイリッシュ・ミュージックに乗せて見せてくれます。
アラン・リックマン演じるアイルランド大統領デヴァレラは、冷徹な策略家として描かれ、コリンズとの対比を生んでいます。ジョーダンのデヴァレラ像はしかし、彼の行為に完全に肯定的では有りません。アランは、静かな口調と押さえた表情の裏に、激しさと情熱を隠した演技で、英雄デヴァレラ像に人間としての魅力を加えていることが救いです。

アイルランドの地を踏もうという方は、ぜひこの映画を見ておく事をお勧めします。




マイケル・コリンズ 特別版
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

IRAといえば、テロリスト集団という一言で片づけられるが、U2の歌「ブラッデー・サンデー」などから興味を持ち、購入し、視て愕然とした。アイルランドはいかにイングランドに支配されていたのかがよく判ります。アイルランドを支配する高官をイングランドの圧政に対抗すべく、テロという手段をとらざるを得なかった状況は、歴史の教科書などには全く書かれていない。しかし「植民地支配」の愚かしさは、これを視ると充分に理解できる。ただし、決してテロリズムを承認しようという気持ちにはならない。プロのテロリストだったマイケル・コリンズは、反イングランド組織に活躍を認められ、高い地位にまつられるのだが、イングランドとの政治決着の交渉人にされてしまう。組織の長は、交渉がアイルランドに有利とはならない事を認識していたため、大役をマイケルに押しつけてしまい、非難の的とならないように逃げたのである。そして、現在のIRAが組織されてゆく(マイケルは彼らに暗殺されてしまう)。この作品を見終わり、「政治屋」のあくどさをつくづく痛感し、彼らに踊らされる善人の悲愴な末路に怒りを覚える。アイルランド及びイングランドの歴史を知るためには、是非視ておくべき名作と感じる。




マイケル・コリンズ 特別版
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

長すぎ、疲れました。正直付き合いきれません。途中から主人公と親友の恋人争奪戦が始まったときはいい加減にしてくれ誰がこんな展開期待するんだ!と思いました。出演のアラン・リックマンかっこよすぎ!これだけが救い。




マイケル・コリンズ 特別版
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

名作。マイケル・コリンズという人物にスポットを当てた時点でこの映画の面白さはある
程度保証されたといえるのでは。彼のやっている事はまさしくテロである。しかし、この
映画を見た人はコリンズを単なるテロリストとは思わないはずだ。
テロは悪だ、というのは容易い。映画でもエーモン・デ・ヴァレラはアイルランド共和国
軍による蜂起行動を主張し、コリンズのテロ作戦を苦々しく思っている。だが、騎士道も
武士道もへったくれもなく、かつ圧倒的に優勢な軍隊を持つ相手に対して戦う場合、あな
たはどうやって戦うのか、コリンズの選択か、デ・ヴァレラの考えか。
「戦争は政治手段の延長線上にある」というが、テロもまた政治手段の延長線上にある時
に、社会に訴える有効な手段なのかも知れない。コリンズはヴァレラを常にボスとして考
えていた。それはヴァレラを顔とした政治集団としての体面なくしては、自分のテロ作戦
はただの犯罪集団の暴力となることを理解していたのだろう。
コリンズにとっては、ヴァレラの政治活動があってこそテロ作戦の成功があった。だが、
ヴァレラはそれを理解してくれなかった。それがコリンズの不幸であった。




奇跡の人
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

暗闇に包まれた階段を手探りでゆっくりとへレンが降りてくる、そんなオープニングの場面からぐいぐいと一気に引き込まれてしまいました。三重苦に侵された故に甘やかされて育った少女へレンと、そんなヘレンと真正面から向き合う若き女性教師サリバン先生との場面は、まさに「死闘」という言葉が相応しいほどの凄まじさです。特に手づかみで食べることをやめないヘレンにサリバン先生がテーブルマナーを教え込もうとする場面は、観ているこちらまでが疲れ果ててしまうほどリアリティがあります。サリバン先生を演じたアン・バンクロフトと、ヘレン役のパティ・デューク、2人の火花がほとばしるような演技には鳥肌が立ちました。

闘い、また闘いの連続の中で、少しずつヘレンの中で何かが変わっていく様子が実に丁寧に描かれています。閉ざされていたヘレンの心がだんだんと目覚めていく過程を観ていて、自分のことの様に嬉しくなりました。そして有名な「ウォーター」の場面。へレンが全身全霊で感じる純粋な歓びがこちらにも伝わってきて、涙が止まりませんでした。後に福祉事業に貢献したヘレン・ケラーが初めて世界に触れた瞬間、そしてそんなヘレンの「光」となって導いたサリバン先生。「奇跡」は2人して成しえたものなんだ、と心から思えた瞬間でした。




ミス・ポター (初回限定生産 特製パッケージ)
販売元: 角川エンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ビアトリクス(レニー)の子供時代のお洋服や帽子が
ピーターラビットの絵本と一緒で感激しました♪

子猫のトムくんのエプロンみたいなお洋服が出たり、
お帽子もそっくりで、しかも汚して怒られていたり。

こういう話が絵本にあるんです〜♪

ピーターがちょこちょこ動いたり、ジマイマのお話、
絵本の世界がスクリーンに満ちていて幸せでした。

ビアトリクスの潔い生き方、笑って泣いて絶望して、
湖水地方の自然環境の保護へと、とても素敵だった。

病気の子供のために描いたと思っていたイラストが、
切ない恋の行方と共に生まれていたのねと涙がでた。

彼女のトキメキが伝わってくるような、キュンと
する場面が多く、たまらない気持ちになりました。

女性としてビアトリクスの生き方に憧れてしまいます。
風景も美しく、静かな感動の残る愛すべき映画でした。




ニキフォル 知られざる天才画家の肖像
販売元: ジェネオン エンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

周りから何を言われようと自分を貫き通したニキフォル。その精神には強さも弱さもありそこから人間味のある洗練されていない絵が生まれてきたのではないでしょうか。

映画は淡々とニキフォルの人間性、人生を描いています。ただ身寄りのいないニキフォルを引き取り、看取るところまで世話をしたマリアン・ヴォシンスキという同じ画家という職業に就いている男の人を描いた映画であるともいえます。なぜそこまで血縁関係もなくわがままなニキフォルを世話したのか。そこを考えさせられるところも映画からのメッセージではないでしょうか。

ニキフォルは男ですが演じているのは女の人、クリスティーナ・フェルドマンという女優の方です。このキャスティングにはびっくりしました。映画中女の人だとは全く気付きませんでした。しかも映画祭で最優秀女優賞を受賞しています。映画の内容もさることながら、別の意味でもすごい映画だと思いました。




聖バンサン
販売元: ジュネス企画

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






モンパルナスの灯
販売元: 東北新社

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

美しいの一言に尽きます。
作品の前半の明るさが、後半の暗さをより引き立てた形となっています。
また、ラストのアヌーク・エーメの天使のような微笑みと、
その妻の顔を上目使いでじっと見つめる画商のコントラストがすばらしい。
映画というものはどんなに技術が進歩しても、最終的には役者の内から湧き出るオーラと、監督らの感性によるのだということをしみじみ感じる、まさに名作と呼ぶにふさわしい作品。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ