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DVD/ビデオ 76043051 (97)



Fortune
販売元: イーネットフロンティア

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






サハラに舞う羽根
販売元: ショウゲート

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この映画は必見です。他のバージョンは見ないで下さい。本作と比べるときっとゲンナリしますから。それほど、この作品は素晴らしい。

先ず、考えなくてはいけないのがこの映画に携わったスタッフとキャストの面々。半端ではない実力派の豪華な陣営。まず、脚本家は米国人。監督は、英国史に詳しいインド人。助監督(だったかな?)は、中東の文化と歴史を学んだペルシャ人。主人公は実力派のオーストラリア人、アメリカ人女優、大勢の英国人俳優、そして一人のアフリカ生まれ・欧州育ちの黒人俳優。ここまで多国籍で、文化の色濃い面々が協力し合って作り上げた作品なのだから、よくならないわけが無い。

・・・ここで、一歩引いてこの人々を見てみると、面白い事に気がつく。キャストやスタッフが出身地とする米国・オーストラリア・アフリカ・インド。全て植民地にされた事がある国々だ。そして物語自体は英国軍とその家族をとりまくもの。監督も言っていたが、攻略される側から見た英国軍の悲劇というものも、少なからず現れる。英国ではタブーとされてきたような表現や描写も多々見る事が出来るはず。そして、忘れてはならないのが、我々が日本人であるという事。日本は、これまで両方の立場を経験してきている。日本はかつて自己防衛の為に鎖国を実施し、開国後はアジアにおいて小国な島国でありながら(英国もそうですが)、大変な権力をもって、近隣諸国を配下においていた。ところが米国及び連合軍によって打ち負かされ、原爆まで落とされ、降伏だけでなく、あたり一面焼け野原と死体の山にされた、そんな国だ。したがって、我々日本人がこの作品を見るときには、より一層深みを帯びた物に見えるのだと思う。

次に考えなくてはいけないのが、歴史的背景。アブー=クレア戦争は、初めて無敵といわれた英国軍が惨敗したアフリカはスーダンの砂漠で行われた戦闘。英国は、その当時実に全世界の4分の1を占領し、支配下に置いていた。また、国内では階級差別という絶対的な政治の仕組みがあり、下から上がろうとする者に開かれた道はごく僅かだった。その一つが軍隊に入り、手柄を取り、上流階級に少しでも近づく事。だから、配属される部隊によって、出世のチャンスが限られる。このような事から、若者達はこぞって出兵したがったし、出兵拒否は、祖国に対する最大の無礼な行為とも言えるものだった、という事。白い鳥の羽は、英語で言う"Chicken"すなわち「臆病者」から来るものだと思う。だが、この作品では、逆に軍に背を向けるハリーが一番の勇者に見えるし、実際この作品の中でそれが立証されるのだが。ハリーはこの羽を最後まで持ち続け、「お守り」の様に大事にする。「この羽が、守ってくれた」とまで言っている。・・・結局、一人の人にとっての「臆病者の烙印」が、もう一人にとっては「かけがえの無い宝物」になっている訳で、物も人も、見方によってはその存在の意味を変えるものなのだと思った。

監督も脚本家も、この物語が「自分探しの旅」をテーマにしたものだと語っていた。その通りだと思う。「エリザベス」も同様だ。人が人であり続ける理由、そして人はどれだけ自分という存在を知る事が出来るかによって、成長度が変る。

個人的に言わせて貰えば、この映画の中でのヒース・レジャーこそが、彼の俳優としての最高の演技を見せていると思う。彼にとって、どれほどこの映画の存在が大きかったかは、他のインタビューを見ても解るし、監督が自身のブログページでこのレジャーにささげている数々のトリビュートからも伺える。




ヒトラーと4人の女たち
販売元: マクザム

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映画”Four Women in War”(邦題「ヒトラーと4人の女たち」)
邦題と内容がずれており、秘書以外はヒトラーとの関連も薄い。内容に沿わせるならば、邦題も「戦時下の4人の女たち」のほうがよいであろう。

4人の女性の内、1人目は、2002年に「私はヒトラーの秘書だった」を出版したドイツ人のトラウデル・ユンゲ。2人目は、戦争中女性フォトグラファーとして活躍しライフ誌を飾った、アメリカ人のマーガレット・バーク=ホワイト。3人目は、イギリスの貴族出身で小説家のナンシー・ミットフォード。4人目は、フランスの女学生でレジスタンス運動家だったマドレーヌ。戦時中や終戦直後の映像を交え(一部再現映像を含む)、国籍も立場も異なる彼女たちの視点を通して、第二次世界大戦の時代(1940-45)を描き出すドキュメンタリー作品である。

勿論、彼女らが戦時下に生きたことには間違いはなく、時代と共に生きたことは間違いないが、4人全員がヒトラーの時代に翻弄されたと言い切るには無理があると思う。マーガレット・バーク=ホワイトなどは、戦時下にむしろ活躍の場を求めたのではなかったか?

日本の劇場では未公開。なお、予備知識がないと理解が難しいかもしれない(私は2回みて、やっと飲み込めた感じ) 。また、ナンシー・ミットフォードが、夫の浮気に悩まされ、愛は醒めたが、大戦開始時に参戦した夫への尊敬の念は失われなかったという下りが、理解できなかった(当時の感覚では当たり前なのだろうか?)。

なお、ドキュメンタリーでは取り上げられていないが、
ナンシー・ミットフォードはヒトラーと面識があったらしい。

ともあれ、当時のヨーロッパに生きた女性の視点から戦争をとらえるのにはよいかもしれない。ただし、全くの一介の市民が登場するわけではないので、特殊な立場にいた女性たちが経験した戦争、と思って鑑賞するのが良いのではないだろうか。




Fragment(フラグメント)
販売元: GPミュージアムソフト

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ヘルムート・ニュートン
販売元: アップリンク

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ファッション・女性写真の世界に生きた異才の持ち主の
撮影風景やインタビュー等のドキュメンタリー映像。
VOGUEやPLAYBOY等の表に見える華やかさ以外の部分、
撮影風景等から感じる緊張感はなかなかのものです。
ヘルムート・ニュートンの写真が好きな私には実際の撮影風景
の映像は非常に嬉しかった。






ストリッパー パリ18区
販売元: インターフィルム

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マトリックスを見てからモニカ・ベルッチのファンになってしまったので、いくつか彼女の作品を見ているが、本作は「ダニエラという女」に次ぐ良作でおススメの作品だ。

「ダニエラ」の方は、マトリックスシリーズの後で、もう40歳になっていて、熟女の色気でまわりをメロメロにするコミカルドラマであったが、こちらの「ストリッパー」では、マトリックスの前の作品で、彼女のルックスも、マトリックス2にでてきたパセフォニーに近い。
というか、この役柄自体がマトリックス2の役柄のかなりのヒントになっているような気がする。モニカ演じる役は、面白くもない変質趣味のヤクザに囲われていて、好きな服とかは買ってもらっていそうなんだけど、自由を拘束されていて、ヤクザのお飾りのような扱いを受けている。ちょうどメロビンジアンとパセフォニーの関係に近いではないか。

さすがフランス映画だけあって、美術がすごいオシャレだ。部屋のインテリアにしても決して派手ではないクラシックをベースにしたシンプルなモダン調で、ファッションもそれぞれ決まっている。モニカのファッションも見事に彼女の美しさをつつんでいる。

脚本・演出は、悪く言えば、ちょっと単調ではあるが、フランス映画らしいせりふまわしの行間を楽しんでほしい。

邦題の「ストリッパー」は、いかにもモニカのヌード目当てで、いていただけないが、モニカファンでなくとも、クールなフランス映画を楽しみたい方にはとてもよい作品です。




フランク・ロイド・ライト
販売元: ナウオンメディア

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20代の頃、イリノイ州、オークパークの
フランク・ロイド・ライトの家を訪れた。

それまで私は、建築に関心がなかったのに、
ライトの作りだした空間に心踊るものを感じた。

意志を持っているような居心地の良い家で、
隙のない美しさに、一度でファンになった。

旅先で、ライトの建築作品に出会うのは楽しいし、
彼の美意識にかなったアイテムもお気に入り。

実は私、ライトの家で買ったバッグを、
もう15年以上、愛用しているのです!

そんな私にとって、このドキュメンタリーは、
興味津々、見どころだらけの映画でした。

建築への考え方や、ライトの人となり、
家族や弟子たちの証言など、とても興味深い。

彼の芸術家としての視点がたまらない!
触発されるものがあり、彼の影響力に驚いた。

天才への丁寧なアプローチ、貴重な証言に★5。




フランケンシュタイン
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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 本家ボリス・カーロフ演ずるモンスター(フランケンシュタイン博士による解像人間)この顔の創造者には脱帽!素晴らしいホラー界の金字塔的作品。続編の『フランケンシュタインの花嫁』で、ストーリーは完結する。言わば本作は誕生編と呼べるだろう。本作は前半にスリルがあり、続編は後半にスリルがあるのです。お楽しみに・・・・




カフカ 田舎医者
販売元: SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)

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2007年文化庁メディア芸術祭の優秀賞受賞を始め、国際アニメグランプリを獲得した作品です。カフカなので話の内容は哲学的です。でも、独特で、デフォルメを多用した、時間感覚が麻痺するような、どこにもない絵作りは素晴らしい。“濃くてアクが強い”ので何度も繰り返して観たいとは思いませんが、長く手元に置いておくコレクション作品としての価値は十分にあります。山村さんの作品は世界規模で絶賛され、初期作品の『頭山』を含めて国際4大アニメ祭グランプリすべてを受賞していることからも、その描かれている世界感は比類なき出来栄えです。




FREEMASONRY フリーメイスン -開かれる扉-
販売元: ポリドール

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フリーメイスンリーの日本グランドロッジにおいて、かつては広報委員長、
更にはその頂点であるグランドマスター(2004年度)を務められた、
日本人フリーメイスンとしては、たぶん各方面で現在最も有名な人物と言えるで
あろう片桐三郎氏の語りを折り込みながら、資料画像を見せる作品である。
片桐氏の経歴を考えれば、これが日本グランドロッジの公式見解と言っても
良いものであろうし、根拠の希薄な陰謀史観や見当違いな憶測の域を出ない風評に
対しての、ある種の、そして珍しい、フリーメイスンリー側からの「反論」でも
あろう。以前にも、グランドマスターを務められた方が本を出版されたことが
あったが、今回は時流を勘案してのことか、DVDに依ったものと思われる。

内容的には、全くの門外漢の方ならばいざ知らず、幾らかでもきちんと調べた
ことのある人にとっては、特別に目新しい資料や画像は、たぶん無い。
日本グランドロッジのホールなどの画像は、実際には意外と見る機会が
少ないから、これは貴重かも知れないが、見落とし・聞き漏らしでなければ、
「日本グランドロッジの建物の内部だ」という説明は無かったようだ。
また、「外郭団体」に触れた章があるが、この内容があまりにも薄い。

「勧誘してはいけない」組織であるとは言え、最もメイスン人口の多い米国でも
若年層の少なさが問題視されている昨今、日本も恐らく例に洩れないと思われる。
「興味関心を持ってもらうための広報資料」としては、些か拙いのではないかと
門外漢は考えるのだが、製作者の意図は何処にあるのだろうか。


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