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DVD/ビデオ 76043051 (203)



オーバードライヴ
販売元: レントラックジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

~~劇場公開時にも鑑賞しましたが、なんともヘンテコな映画です。たとえば、津軽三味線を題材にしていながら、作り手が津軽三味線に関心を持っていないことは明らかだったり、本筋とは関係ない枝葉のエピソードに妙に拘ることで、せっかく乗りかけていた観客の気持ちをトーンダウンさせたり、といった風になにかにつけてバランスが悪く、映画としては、これど~~うなのよ、と呟きたくなることが往々にしてありました。公開当時、その演出や脚本に批判が浴びせられたのもむべなるかな、という気もしています。
ですが
この映画はおそろしく誠実でまた愛らしい映画だ、といわざるをえません。作り手たちが心から楽しんで作ってる。それが画面からストレートに伝わってくる。そんな映画って結構最近は観てないなあ……そ~~ういう意味ではもし機会があれば、目を通しても決して損をしないんじゃないでしょうか。いろんな楽しみ方の出来る一本と言えるかもしれません。とりあえず☆4つ。~~




小津安二郎 DVD-BOX 第一集
販売元: 松竹

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ごく平凡なエピソードが描かれている小津作品は、
それを見るものに深い驚きをあたえる。
なぜなら、その作品は、
それ自体は凡庸である出来事同士が時空を越えて共鳴しあう場だからだ。

例えば、『秋日和』(1960)には母の原節子と、
結婚することを決めた娘の司葉子が旅先でゆで小豆を食べ、
窓から榛名富士の見える景色を一緒に眺めるシーンがある。
この充実したひとときに、
画面の左から右へ一艘の船が湖の上をすーっと滑走していく。
この船の滑走は、前のシーンで司葉子がビルの屋上から見た
列車の走行と反映しあっていると思う。

――問題の屋上シーンとは次のようなものだ。
「ねえ、そろそろよ!」
丸の内のオフィスで司葉子が腕時計を覗き、
隣に並んで仕事をしている岡田茉莉子にささやくように声をかける。
新婚旅行に出かける同僚の女友達の乗った列車を待ちあわせるため、
二人は秋日和の屋上にあがりやがて走ってきた列車に手を振る。
しかし、女友達は約束していたように列車の窓から花束を振ってくれない。
「女の友情ってこんなものかしら!?」
二人は、寂しそうに職場に戻る。

列車の走行が女友達との友情の終わりを導いたように、
「ゆで小豆」のシーンの船の滑走が母娘の別れを導くと考えることは
不思議ではない。
なぜなら、『秋日和』では司葉子をとりまく周辺の事象が
不自然なまでにシンクロナイズしているせいだ。
実際、上記の屋上のシーンでは、
司葉子と岡田茉莉子の動作が美しくシンクロナイズしている。
屋上の手前に向かい合わせに空のベンチが二つ据えられている。
青空に赤いアドバルーンが二つ浮かんでいる。
列車と都電が並んで走っていく……。

さらに、上記を含め全部で三つある屋上のシーンを比較すると、
外界をシンクロナイズさせているのは
司葉子が不思議な力をおよぼしているからと考えたくなる。
昼休み、たくさんの人がいる二番目の屋上のシーンでは、
司葉子はひとり離れて立っている。
そこではあいかわらず列車と都電が並走し、アドバルーンも二つあがっている。
ベンチは今度は空ではない。
女が左に二人右にも二人座っている。
おまけに、
このシーンの直後に司葉子と佐田啓二がラーメンを食べるアクションは、
第一のシーンの司葉子と岡田茉莉子のそれとおなじように
シンクロナイズしている。
司葉子がいない最後の屋上のシーンでは、
渡辺文雄と並んで岡田茉莉子が立っている。
このとき、列車の走行は示されないし、
アドバルーンも一つしか浮かんでいない。
ベンチにも男が左に二人右に一人である。
飛んできたバトミントンのシャトルを渡辺文雄が投げ返す。
次にボールを岡田茉莉子が投げ返す。
この交互の動作は最初のシーンの同時の動作と明らかに異なっている。
以上三つのシーンの比較から、
シンクロナイゼーションを引きおこしているのは司葉子と結論せざるをえない。

なお、『麦秋』(1951)には
『秋日和』の「屋上」と「ゆで小豆」のシーンと同じような画面の関係がある。
戦争に行ってそのまま帰ってこない息子の話題に
菅井一郎と東山千栄子が触れるシーンがある。
このとき画面に鯉のぼりが挿入される。
これは「屋上」のシーンに対応する。
次の場面では、
二人は博物館の庭に並んで座ってパンのようなものを一緒に食べている。
「今が一番いいときかもしれないよ……」
菅井一郎が、その後の家族の別離を予告するように呟く。
このとき空に風船が飛ぶ画面が挿入される。
この場面は「ゆで小豆」のシーンに対応する。

以上は、別離の前の充実したひとときに
外界の事象までが参加してしまう小津の演出例を示したにすぎない。
しかしこのような例でもわかるように、
小津作品はごく日常的事象を描いたとしても、お互いを共鳴させることで
その画面を見るものに深い感動をあたえることができる。





小津安二郎 DVD-BOX 第二集
販売元: 松竹

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 小津安二郎氏・・・。日本を代表する日本を描く映画作家・・・。全身の力が抜けるとはこのことで、見てる自分はまるで陽のあたる縁側で寝てる猫のよう・・・。時代は関係ないと思う。よく、小津さんの映画を、日本の日常のよく有り触れた・・・と形容するごく簡単な会話をよく耳にするが、実際にこういった長閑な家庭がいったい日本のどこに或るのだろうか。小津氏はヒッチコックやベルイマンのように構築した世界を貫き通した、まさに世界を代表する個性的な映画人でしょう。だからこそ、見る価値があるのです。コミュニケーションが壊れた現代人は特に重宝して観るべきです。僕は『晩春』を拝見しましたが、現代日本の、また自身の雑多な毎日が滑稽と思えるほど胸に染みて参ります。いつまでも、いつまでも・・・。このような独特の世界を築き上げたのが日本人だったとは、驚きと同時に同じ日本人として誇りを持てます。




小津安二郎 DVD-BOX 第三集
販売元: 松竹

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~『出来ごころ』(キネ旬1位)『浮草物語』(キネ旬1位)『長屋紳士録』(キネ旬4位)の喜八(坂本武)ものの3本を含みつつ集められた10作品、これらの作品たちの公開時、戦争というものの影がどっしりと日本列島を覆っていた。戦争映画をついぞ小津安二郎は撮らなかった、というのが今でも小津が支持される理由の一つである。戦地では昂揚ものを撮るという~~話も出たが、結局、キャメラを回すことはなかった。喜八もの3本目の『長屋紳士録』は戦後復帰一作目として、父からはぐれた迷子の子供と、その子を世話するかあやん(飯田蝶子)や長屋の住人たちの人情喜劇ものであるのだが、結局子供はそこから父に連れられて去ってしまう。小津は戦前で描いた母ものから、戦後、父ものへとシフトする。この第三集はその子~~供が去っていくまでを描いているのだが、子供が去るというより、小津映画の母が去っていくまでの作品がまとめられている。
~~
加えて、トーキー化が加速する映画界で、茂原キャメラマンがトーキーシステムを開発するまでは俺はトーキーにはしない、と、自ら義理人情でサイレント映画の粋な表現にこだわった小津が、初めて本格的にトーキーに取り組んだ『一人息子』。近代家族の崩壊という、戦後の成熟した小津作品のモチーフが垣間見える『戸田家の兄妹』、などなど、小津安二郎を語る~~上ではどうしても欠かすことの出来ない時期と作品群でもある。小津のフィルモグラフィーでだけでなく、最高級のサイレントと誇れる作品たちは世界映画史的にみても極めて重要である。

ちなみに、『長屋紳士録』で笠智衆が披露するのぞきからくりの口上は、笠智衆ファンでなくとも必見の名シーンです。心地いいんです!~~




O・N・I~劇場版仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼 メイキング~
販売元: 東映ビデオ

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 例えば、単体の販売ではなく、これも2枚組DVDの特典映像として収録されていたならば、まあ納得できるというか、許容範囲かなぁ・・・というのが、率直な感想です。
 俳優さん達のファンにはかなり物足りない内容だと思いますし、裏方さん達のお仕事を堪能するには情報量が少ないと思いますし。

 撮影風景の端々に、主演の細川さんを始め、ゲストライダーを含めたメインキャストがそれぞれ意気込みや感想を語るシーンがありますが、細川さん以外はかなり短いです。轟鬼役の川口さんは単独のコメントすらありませんが、代わりに微笑ましい様子が後半で見られます。

 作品を愛するあまり、期待が大き過ぎたのでしょうか。故に落胆する部分もありましたが、それでも手元に置いておきたい、ということで。星三つです。




ピーカン夫婦
販売元: フルメディア

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最初のバッティングセンターのシーンから、予想を裏切る展開。
出会いと夫婦となってからのやりとり。バイオレンスもなくて、
ほのぼのします。しっかりしたストリーで飽きません。
晴天お外でしかいかない女。可愛いしとても素晴らしい。
男優さん女優さんとも、嫌みな感じがなくてとてもよかった。
愛染恭子姉さんの、スナックママぶりが貫禄充分で笑った。
『女教師狩り』の姉さんを思い出しました。
男と女の交わりは、人生の大事な行いである。
力を入れずに鑑賞できる素晴らしい作品ですね。




カラーで記録した第2次世界大戦 アメリカ編 DVD-BOX
販売元: NHKエンタープライズ

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まず、このDVDで注意して頂きたいのは、再生するといきなり英語で音声が出てきて驚く。
これはNHK側が悪いのか、DVDプレイヤー側が悪いのかはわからないが機械に弱い世代には配慮の足りない点であると思う。
しかし、心配はご無用である。
ちゃんと音声選択をすれば大丈夫である。

このDVDは戦前という一見モノクロと思われがちな世界をカラフルな総天然色で映し出す。
これは誰もが戦前のカラーフィルムを見たときに言うことだが「戦前と現代はつながっている。」ということが確信できる。

これは中学校あたりの歴史公民の時間に是非教師が子供に見せるものであろう。
そうすれば「戦前」を過去の時代と思うことはなくなるだろうし、歴史への興味も抱くようになるだろう。






カラーで記録した第2次世界大戦 アメリカ編 最終回 太平洋での戦い 1943-1945
販売元: NHKエンタープライズ

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米軍が硫黄島上陸前に行った艦船による銃砲撃の凄まじさには心底驚きます。島の形状が変化するほどの攻撃。呆れるほどの砲弾の嵐。そして陸に向かう上陸用舟艇の数に二度驚く。なんたる物量か・・・と島側の日本兵は呆然とした事だろう。アメリカ海兵隊にとっても稀にみる激戦となったこの硫黄島戦の様子がカラーで確認できたのは収穫だった。

沖縄戦では、撃墜される日本軍機や、艦船に体当たりし爆発する特攻機のカラー映像があります。被弾して火を吹きながらも長い距離を水平飛行し米空母に激突した日本軍機の映像を見た。私がテレビでのんびり見ているこの爆発の瞬間に我々の同胞が確実に四散していると思うと名状し難い心境になる。これはやはり同じ血が流れている証拠だろうとも思った。今の若者たちにもこの映像を見せてやりたい。きっと何かを感じてくれるはず。

東京大空襲、原子爆弾と続き、ミズーリ艦上での降伏文書調印式の映像で終わります。アメリカ側の視点に立ったフィルムですので、我が日本軍はほとんど登場しませんでしたが、やはりカラー映像としての資料価値は非常に大きいと思う。

この最終回は購入しても損はしないと思います。オススメです。





PACIFIC&KAMIKAZE WAR -日米太平洋戦記-
販売元: スバック

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PAIN〈ペイン〉
販売元: 大映

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松本未来唯一のヌード作品です。
他の写真集・DVDでは脱いでいません。

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