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DVD/ビデオ 76206051 (49)



ベルリン・ゾリステン・イン・プラハ
販売元: パイオニアLDC

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E.カールマン「チャールダーシュの女王」
販売元: ニホンモニター株式会社ドリームライフ事業部

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レオ・ファル「ドルの女王」
販売元: ニホンモニター・ドリームライフ

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ヨーロッパの零落貴族を集めて使用人としてこき使うアメリカの大富豪の家を舞台にした珍しいオペレッタ。1907年のオーストリア帝国初演としては際どい話だが、それよりもこの年号が注目されるのは、随所にジャズタッチを駆使した先端を行く曲作りで、これはオペレッタというよりも、ドイツ語ミュージカルの最初期傑作としてポピュラー音楽史に刻むべき作品ではないだろうか。ここで描かれるアメリカ像は初演当時としてもかなり意識的に戯画化されたものだろうが、1970年に映像化するにあたっての演出もこれを踏襲したのか、ちょっとアメリカ人が怒りそうな描写もないではない。ただ、タッチはまさに戦前ハリウッド喜劇を連想させる軽快さで、特に開巻とラストがなかなか鮮やかだ。アメリカ人は、国勢調査の自己申告ではイングランド系よりドイツ系が圧倒的に多く、意外とドイツ・オーストリアへの親近感は強い。また、ミュージカルもそうだが、ハリウッド喜劇の礎を築いたのがルビッチ、ワイルダーらドイツ映画から移った人々である(二世ではマルクス兄弟もいる)ことも見逃してはならないだろう。この映画の「欧州VS新大陸」「貴族VS成金」「ドイツVSアメリカ」という図式がギスギスせずに、どことなく親しみがこめられているのもそのせいかも知れない。




J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」全曲
販売元: ワーナーミュージック・ジャパン

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 他の歌手を歌わせるすべを知っています。所詮はおふざけなんですけれど、おふざけ以上になりました。




J.シュトラウス:喜歌劇「こうもり」全曲
販売元: ワーナーミュージック・ジャパン

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 「こうもり」はオペレッタの中でもとても人気のある演目の1つである。なので、当然DVDもいろいろ発売されているのだが、私としてはこの映像を推薦したいと思う。
 映像、演出、演奏等はまぁ普通並だと思うが、とにかく劇の内容が面白い!!オペレッタは歌とセリフから構成されているが、だいたいどの映像を見ても、セリフは普通に笑える程度。しかし、この映像は違う!終始大爆笑のうちに劇が終わってしまう。キャストの方それぞれが強い個性を持ち、常に客を笑わせる。オペラのパロディ的挿入も多々あり、オペラが好きな人にとってはさらに笑いの渦に巻き込まれる。
 キャストはテ・カナワ、プライと豪華な面々が軒を列ねているし、指揮は大テノール、プラシド・ドミンゴである。指揮のはずなのに、途中ドミンゴも歌ってしまったりとハプニング続出!
 寝ている暇もないくらい面白い「こうもり」。オペラ・オペレッタに抵抗がある方も、演劇感覚で楽しめる。これは必見です!!




偽の女庭師*歌劇
販売元: ニホンモニター・ドリームライフ

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今、このレビューを読んでおられるような方なら、『フィガロの結婚』『ドン・ジョバンニ』『コシ・ファン・トゥッテ』『魔笛』『後宮よりの逃走』といった、モーツァルトの円熟期の作品については、すでに鑑賞ずみか、少なくとも噂に聞いて知っておられることと思います。確かにこれらの後期傑作群に比べると、少年時代のオペラ作品の数々は、かなりのモーツァルト好きにとっても、やや退屈に感じられるものが多いのも事実です。しかし、この作品は、彼のもうひとつの傑作オペラとして、もっともっと皆さんに聴いてほしい作品です。モーツァルトならではの旋律の美しさ・感情表現のうまさに加えて、半音階的なメロディの多用・繊細な転調・控えめながらも効果的な対位法の使用など、とても十代の少年の作品とは思えない完成度です。特に第一幕・第二幕それぞれの最後におかれた長大なアンサンブルフィナーレと、第三幕終盤の二重唱とは、後期作品も顔負けの完璧な構造性と豊かな感情表現に満ちています。ところで、この作品は本来イタリア語の台本に作曲されたものですが、原点イタリア語版の台本が行方不明になっていたという事情もあって、かつては長いことドイツ語翻訳版のほうで親しまれており、この映像もドイツ語版が使用されています。単なる慣れの問題かもしれませんが、『フィガロ』や『コシ』のドイツ語版にはかなりの抵抗を覚えるのに、この作品はドイツ語版でもまったく違和感を感じさせません。版の相違などを超越しているほど、このディスクの演奏や演出が充実しているということなのかもしれません。とにかく、モーツアルトファンの方でこの作品をまだ観たことがない方は必見です!




フランツ・レハール「メリー・ウィドウ」
販売元: ニホンモニター・ドリームライフ

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ドイツ語版『メリーウィドウ』はこのDVDが初めてである。この作品が上演されたメルヴィッシュ音楽祭は、毎年7月~8月にオーストリアとハンガリーの国境付近にあるノイジートラー湖(ここは世界遺産にも登録されている)の上にステージを作って毎年オペレッタが演じられている。毎年BSで放送される公演の模様を見てるが、野外ステージならではの幻想的で楽しいステージを満喫できる。この作品でもそれが生かされる楽しい仕上がりである。もちろんそれだけでなく、音楽もそしてソリスト達の素晴らしい演技も見事である。特にこの作品ではニエグシュとダニロそしてツェータ男爵とその側近達の掛け合い漫才を楽しむことができる。そして第三幕にはおなじみのオッフェンバックの『天国と地獄』に合わせたカンカンもある。ヴァランシェンヌ役のマルティナ・ドラックをはじめ、踊り子達の見事な踊りに加えて打ち上げ花火など視覚的な演出もばっちりである。オペレッタ好きなら、是非見て欲しい。この作品だけでなく、他のメルヴィッシュ音楽祭の映像もぜひ日本でもDVD化して欲しい。




フランツ・レハール「メリー・ウィドウ」 (1993年メルビッシュ音楽祭)
販売元: ニホンモニター株式会社ドリームライフ事業部

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J.オッフェンバック「美しきヘレナ」(美しきエレーヌ)
販売元: ニホンモニター株式会社ドリームライフ事業部

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ジャック・オッフェンバック「美しきヘレナ」(美しきエレーヌ)
販売元: ニホンモニター株式会社ドリームライフ事業部

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フレンチ・オペレッタの名作をドイツ語訳によって映画化。オッフェンバックのオペレッタは、彼が元々ドイツ人であることなどから戦後ずっとドイツの歌劇場での上演が多く、ギリシャ神話パロディでもあり言葉の違和感はまったく無い。

配役が豪華。モッフォは美貌は当然として、少々衰えかけた歌唱もコロラトゥラの聞かせ所などを得て奮戦。コロは本業であるワーグナーの役どころに近いせいか(そうかあ?)歌も演技も余裕たっぷりだ。脇が名優マインラート以下また凄く、驚異のバス歌手レブロフのインチキ神官、セラフィンのスケベ親爺アキレス、そしてアイアス1号2号と二人のヘテーレ役に本物の双子。テノールとソプラノで各1組、若手で芸達者の双子を用意できるとは、当時のドイツオペラ界の層の厚さ恐るべし。

おそらくは舞台上演を踏襲した映画化で、演出はオールセットを駆使して奇想天外やりたい放題。いきなり監督が登場して長々と解説を始めて笑わせる冒頭から、人を食ったラストまで、少しフェリーニ調で楽しい。繰り返し見ていると、隅っこにいるだけの4人の女王(?)や群衆一人一人にまで親しみが出てくる。

演奏はミンコフスキー指揮のCDなんかに比べるとシンフォニックだが軽やかさは充分、澄んで美しい音色と浮き立つようなリズムに身を委ねているだけで気持ちがいい。すぐれた演奏による音の快楽、美男美女と芸達者たちによる目の保養、捻った脚本と演出よる笑い。元気が出る映画だ。


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