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DVD/ビデオ 76206051 (393)



ワンナイ スーパーミュージカル ゴリエのお台場大冒険 2005
販売元: アール・アンド・シー

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

おそらく放送された素材を、CM前後を除き そのまま商品化したもの。
DVD用の新しい素材は全くない。
「本編91分+特典映像なし」と、ファンにはちょっと切ない商品だ。

「R&C」より発売なので権利関係が難しいのだろうが、
翌週放送された「舞台裏・女子アナ密着ドキュメント」などは未収録なのも残念だ。

ゴリエ・くずのライブ映像を持っておきたいファンは別として、
放送を見た人ならわざわざ買う意味はないかもしれない…。




ワーグナー 楽劇《神々の黄昏》
販売元: TDKコア

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

既成概念に対して、徹底して対抗するシュトゥットガルトの指環。演奏や歌手は2流だが、演出は超1流である。この「神々の黄昏」は結論から言うと、さすが鬼才コンヴィチュニー演出だという印象だ。一部だけ内容に触れておくと、たとえば第2幕、ハーゲンの家臣たちが登場する場面、ハーゲンもだが、家臣たちまで何と全員がスーツ姿で大合唱する。家臣たちが当初呼び集めたハーゲンの意図がわからないで騒いでいる場面なだけに、この演出は効果絶大である。これはまさに現代社会の縮図で、私たちが社会人として組織の長の考えを理解できないまま、とりあえず団体行動を起こしている姿に対する痛烈な皮肉とメッセージが込められている。これは第1幕の前半で動物の毛皮をまとったジークフリートの姿が第1幕後半から第3幕の絶命するまでの間、Yシャツ&ネクタイ姿になる展開にもよく現れている。清楚な格好をしていても、大切な何かを忘れたまま生きてる現代人そのものなのである。特に第3幕のライン川のほとりで熊を追いかけて登場するジークフリートの姿と第1幕の最初のジークフリートの姿との鮮烈な対比が素晴らしい。このほかにも随所で多数のメッセージがこめられており、各々で探してもらいたい。コンヴィチュニーは演出はクセのある変化球だが、メッセージは直球勝負。そのメッセージを受け取れるかが評価の分かれ目だろう。




ワーグナー 歌劇《ローエングリン》
販売元: TDKコア

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ワーグナー:楽劇《ジークフリート》全曲
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

輸入盤レビューより改訂
日本語で分りやすいのでお薦めです。
出た当初ノートゥング自動生成装置と揶揄されたジークフリート
しかし、よく考えるとシェローはジークフリートの台詞「親方の出来ないものを親方と同じやり方を踏襲していては出来るわけがない」の具現化をしているに過ぎない。ワーグナーの時代は産業革命は甚だしく全てが変革をしている時代であった。それは今でも変わらない。古い価値観が壊れ行きつつ昔の知識は役に立たないとまでワーグナーはジークフリートにて代弁する。
 ジークフリート、ミーメ、エルダ、ヴォータンもこのテーマにおいて同じことを言う。これは台詞上での表現にしかず劇場では絶対に表現できない。
 が、シェローはノートゥングで表現する。
 ミーメのハンス・ツェドニクも光ってる(ラインの黄金ではローゲ役だがこれも異彩を放っていた。)指環の執着願望がミーメの精神の崩壊に拍車をかけ(新しいものを受け入れられない精神状態も伏線にある)ジークフリートの義父殺害もある意味安楽死に近くなる。
 ファフナーもドラゴンドラゴンしてわかり易い。シェローは日本の演劇にも造詣があるそぶりがみえる。黒子という考え方を導入し、ドラゴンを無用に大きくしない。(ワルキューレの第三幕では暗黒舞踏のイメージさえある)
 自由の象徴である鳥が籠の中に閉じ込められジークフリートがそれを開放にしても、意味深い。
 ワルキューレにて眠りについたブリュンヒルデの灰色の中性的制服衣装が「白く」女性的に変わっているのが眼を引く。少女から女の変化を現している。
そういう意味以外では第三幕の全体は音的に盛り上がるけれど魅せ場無い。
この場合ブーレーズの音に委ねよう。





ワーグナー:楽劇《トリスタンとイゾルデ》
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

「アメリカの指揮者とオケじゃねー!」と数年前まで高を括っていたが、どうしてどうして、ジェイムス・レヴァイン指揮のメトロポリタン歌劇場管弦楽団・合唱団は、いつもオリジナルのテイストを醸し出す舞台演出と衣装で、大いに楽しませてくれる。このワーグナーの楽劇<ニュルンベルグのマイスタージンガー>も素晴らしい出来である。エヴァ役のカリタ・マッティラもベテランらしい演技と表情と歌声を聴かせてくれるが、なんと言ってもジェイムス・モリス扮するハンス・ザックスの歌と語りは、ドイツ文化の伝統を守り続けるマイスター達の魂まで感じさせられて素晴らしい。第三幕のクライマックスで、エヴァが歌合戦の勝者(騎士のヴァルター・フォン・シュトゥルツィング)に与えれた月桂樹の冠を、ハンス・ザックスに捧げる場面では、音楽の盛り上がりと共に、涙してしまった。ワーグナーのオペラを敬遠気味だった人には是非ともお薦めしたい一枚です。




ワーグナー:楽劇《ニーベルングの指環》全曲
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

1980年当時、LPで4部作が発売され、ブーレーズ(当時55才)が、鮮明な音楽を繰り広げ、さらに、シェローの現代的演出に評価が分かれたが、LPでは、肝心のステージシーンは、ブックレットの写真から、想像するしか無かったが、ビデオやLDの発売を経て、25年ぶりにDVDとして鮮明な映像(観客席の一部を取り外し、カメラワークに細心の配慮をした)で鑑賞できる事。LD全集の大きさ、重さからは考えられないコンパクトさに、「購入して良かった!」と満足しています。ブーレーズも若い!80才になったブーレーズとは違う、「尖った」ブーレーズが健在です。この演出の初演は、評判(特に常連からの)が低かったのですが、この次のショルティ指揮による新演出もかなり大胆だった事を読んだ記憶がありますが、シェロー、ブーレーズのこの作品が有ったからこそ、次の挑戦が可能になったと思われます。
 バイロイトの歴史に残る作品がこの価格で購入できる事に感謝!




ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》
販売元: TDKコア

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

シュツットガルトの「指輪」が映像化されたのは画期的だ。色々な事件が次々に起こる「ラインの黄金」は演出家がどう料理するか楽しみな作品である。舞台装置は最初から終わりまで一切変わらず、色彩的にも地味であるが、きわめて緻密な演技がなされており、それをどう読み解くかが非常に楽しい。歌手達の表情・細かい動作がよく分かるのはDVDならでは。音楽的にも充実しており、指揮・歌唱・オーケストラ全て水準以上である。個人的にはローベルト・キュンツリのローゲ、フィリッ・エンスのファフナーが特に気に入った。





ワーグナー:楽劇《ラインの黄金》全曲
販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

輸入盤の改訂でお送りします。
漸く出ました日本語DVDです!

演劇出身のパトリス・シェローと数学教授でもあるブーレーズのフランス人コンビによる世紀のワーグナーと騒がれた四部作の一番最初の作品。
 シェローが演劇出身なためとても、判り易い。最初娼婦のようだと騒がれたラインの乙女も役割的にはその実は本質でもあるので、御伽噺で誤魔化したりする人間にとっては現実を見せ付けられたりすると拒否反応が起きるのだと思う。
神々が実に煌びやか(此処にシェローの伏線があったりします)あの巨人達にしろちゃんと巨人しているのでとてもストレート。アルベリヒの変身振りがまた、眼を楽しませてくれるので、飽きない。
 今は古典となりつつあるシェローの演出としてのビジュアルと言う考え方の導入は必見だと思う。それは今でも決して色あせない。
 ちょっと面白いのは最後の神々のワルハラ入城のシーン。これがヤン・フリューゲルの「盲人のたとえ」とマタイの書を知っていると実に恐ろしい示唆に富んでいる事を思い知らされる。
 導く神々は全員「欺瞞」で目しいているのだ・・・・盲人ゆえに安全の為手を繋ぎ合わせはいるが先頭を導く者が陥穽に陥るとその安全というシステムが逆にカタストロフへの引き綱と変わり盲人ゆえにその悲劇を断ち切ることが出来ず成すが侭に破滅へと導かれる。
 シェローは深い・・・・




ワーグナー:楽劇《ワルキューレ》
販売元: TDKコア

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

奇抜な解釈と演出で批判と賞賛の両方をたくさん貰って話題となったシュトゥットガルトの指環。その第一夜「ワルキューレ」。演出はクリストフ・ネル。ここでは第一幕が大変素晴らしい。ジークムント役のロバート・ギャンビル、フンディング役のアッティラ・ユン、ジークリンデ役のアンゲラ・デノケの3人が創り出す独特の雰囲気は、最初から最後まで異様な緊張感に包まれている。特に歌唱力に定評のあるデノケの声はスケールが大きく温かい。第一幕最後の場面のジークムントとジークリンデが逆の方向を向いたまま決めのポーズ(2人のそれぞれの今後の闘争と逃走を表現したと思われる)のアイディアも最高。しかし、問題は第2幕以降、演出にも疑問があるが、特にブリュンヒルデ役のレナーテ・ベーレの表情の固さや、ヴォータン役のヤン−ヘンドゥリク・ロータリングのやる気の無いような演技のせいで、それまで保ってきた緊張感が完全に崩れてしまって非常に残念。第3幕の最後の”ビデオ再生”の演出も失敗で、演出を通してやりたかったこと、言いたかったことは理解できるが、全体的にいろんな要素を組み合わせすぎて(しかも、統一感がまるで無し)、逆に印象の薄いものとなってしまった。個人的にはシュトゥットガルトの指環の中では最も空回りとなった作品だと感じた。


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