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DVD/ビデオ 76206051 (397)



ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
販売元: TDKコア

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アリーナ・ディ・ヴェローナにおける公演のライブです。このような広い野外劇場でのライブとなると、どうしても大味な演奏になりがちでしょうが、この上演は劇場の大きさや大観衆を忘れてしまうような繊細で感情のこもった見事な演技と演奏が楽しめます。特に主役のレオ・ヌッチの演技・表情・歌唱の素晴らしさは、さすが当代最高のバリトン歌手の一人といわれるだけのことはあります。背景の舞台装置や照明も、簡単ながら非常に効果的な演出で、この心理ドラマを盛り立ててくれています。また、第二幕終結部の二重唱と、第三幕での有名な『女心の歌』とは、観客の拍手に応えたアンコールまでそのまま収録されているのも、ライブの熱狂をそのまま伝えてくれています。特に第二幕終結部の二重唱のほうは、さすがにアンコールされただけのことはあって、速めのテンポにのった二人の見事な熱唱に、観ていてこちらも思わず熱狂してしまいます。最後になりましたが、無論指揮者とオーケストラも、舞台の大きさや大人数の編成を意識させない、理知的でありながらかつ充分に情熱的な演奏を楽しませてくれています。




ヴェルディ《アイーダ》
販売元: TDKコア

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まずまともに黒人歌手を配した映像作品として僕は評価したい。歌手は小粒だが、黒人は声量において右に出るものはない。やはり巧いのだ。ところが演出の意図からか微妙な省略がところどころにある。これはやはりいただけない。現代において楽譜に手を入れるのは(加筆ならまだしも省略は)やはりご法度である。演奏もどうもパッとしない。知らない指揮者に、寄せ集めのようなオケだから仕方がないが、もうちょっとなんとかならなかったのか、という気がする。しかし舞台はやはり面白い。閉塞感さえ感じるほど小規模ながら、黒人の起用はさながら歴史絵巻のようだ。くだらないことだが、パイパーは上半身裸。こういう細かいところが歴史ファンとしての視点からも満足させてくれたりするのだ。後生丁寧な金ピカりんの服に終始包まれたラダメースはやはり嘘臭い。そういう意味でこの公演の映像化は非常に歓迎したい。




ヴェルディ《椿姫》
販売元: TDKコア

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なんというアルフレードだ!乾杯の歌では音があがりきらずいらいらさせられ、
ちっとも感情のこもらない青年になっている。いや青年には見えない。
ボンファレッリもゼフレッリの演出のせいか前作のストラータスの影がついて離れない。





ヴェルディ「オテロ」全4幕
販売元: ニホンモニター・ドリームライフ

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ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」(プロローグと3幕4場)
販売元: キングレコード

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日本初演公演の記録です。

やはりカップッチルリは素晴らしいです。
小柄なのにとてもよく響く声、それに知的な歌いっぷりに大感動です。
主役では唯一イタリア人でないギャウロフも、これもびっくりする歌唱です。
これだけ響くバスの歌手、実際に舞台で観てみたかったです。
この二人のデュエット、プロローグと最終幕の両方にありますが、
とても渋い響きでありながら、これぞイタリア・オペラという感じです。
若いリッチャレッリもとてもすごい声を聴かせてくれます。
ただ若いこともあってか、カップッチルリとの二重唱での大幅なテンポ遅れや、
終幕のコンチェルタートでの歌い忘れと、うっかりミスが多いのが残念です。
1幕最初のロマンツァも、少しメロディのフォルムが崩れているのが残念です。
でもさすがのリッチャレッリ、アクートもソット・ヴォーチェも最高です。
ガブリエーレのテノールとパウロのバリトンは知らない人でしたが、
どちらもイタリア歌魂を強くもった人で、すごく感銘を受けました。
特にパウロは明るいバリトンで、カップッチルリとのコントラストもあり、
まったくひけを取らない歌唱が素晴らしいです。

問題は録音・録画技術だと思います。1976年だと、もう少しましでもいいのでは?
特に録音にはげんなりします。ステレオといいながらほぼモノラルで、
勿論独唱は一緒くたになって聞こえてきます。
演出は当たり障りなく、鑑賞を妨げるものではありませんが、
終幕でのシモンの死に方があまりに壮絶で周りの人が無慈悲なのには笑っちゃいました。

でも何より、この数年後のスカラ座の引っ越し公演のビデオの販売を望みます。
フレーニはやっぱり素晴らしいし、ストレーレルの美しい舞台も、
アッバードの切れる指揮もスカラのイタリアの音も、
この公演記録をはるかに上回ると今回再確認してしまいました。




ヴェルディ「ドン・カルロ」(4幕7場)
販売元: キングレコード

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ヴェルディ「ナブッコ」全4幕
販売元: ニホンモニター・ドリームライフ

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確かに画質はいいとは言えませんが、見られないというほどではないと思います。演奏は緊張感があって、すばらしいですし、この映像は、何よりもこの複雑な物語の理解と、感情移入を助けてくれました。

チャールトン・ヘストン主演の映画「十戒」のモーゼさながらのライモンディ=ザッカリアの神がった雰囲気が最高でした。バンプリー=アビガイッレも、父に疎まれた娘の苦悩と怒りに揺れる複雑な人格をよく表現しています。

筋の展開の唐突さには、はやりちょっとあきれますが、なかなか説得力のある映像です。




ヴェルディ「リゴレット」全3幕
販売元: ニホンモニター・ドリームライフ

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ヴェルディ「仮面舞踏会」(3幕6場)
販売元: キングレコード

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NHKのイタリア・オペラ・シリーズは、私が学校にも通っていなかった頃のもので、
実際に見に行ったりテレビで中継を見たりして体験した人とは大きな差があります。
しかしこうして見てみると、すべてにおいて確かに大時代的な要素はあるのですが、
声の饗宴と言う意味で、本当に素晴らしいものだと思います。
端役に至るまでイタリア人を配置し、どの声もさすがに本場の深い響きのあるもので、
舞台で一緒に歌う機会のあった人たちにとって、本当に勉強の場になったことでしょう。

一番素晴らしいのはベルゴンツィです。レコードではよく知っていて、
高貴な声の響きは、他の有名テノールの華やかさはないものの、ぞくぞくするものですし、
よくオペラを知っておられ、歌いこなし方や身のこなし方がばっちり板についています。
漁師の格好をした時は少し間抜けな感じもしますが、それでも歌は素晴らしいです。
レナートのザナージが、明るいハイ・バリトンの美しい声で感激します。
名前もあまり知らない人ですが、主役級を取るだけあって、イタリアの声が堪能できます。
ステッラは、グラモフォンのレコード「ドン・カルロ」でしか知りませんでしたが、
その時からノーブルな声と歌い回しが好きな歌手でした。
見た目もとても上品でこの役にぴったりだと思いますが、
現代の歌から見ると、ほとんどスピントな声で歌ってのけていて、
そのスタミナと声の美しさには深く感動するものの、
全曲を通して見ると、いくぶん一本調子的なところが残念です。
グリエルミのオスカルは、最初は日本人かと思う顔立ちでしたが、
難しいカンツォネッタをよく響かせてうたっていて、とても好感を持ちました。

当時の録音状況が悪かったのでしょうが、トゥッティになるとまったく弦が聞こえず、
全体的にもテンポのずれを感じてしまうオーケストラは残念でした。
演出や舞台衣裳も現代の華麗さはなく、どことなく学芸会的な感じがしますが、
それでもこのビデオの一番の魅力は溢れんばかりのイタリアの声だと思います。




ヴェルディ・ガラ~パルマ2001年
販売元: クリエイティヴ・コア

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