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DVD/ビデオ 775858 (144)



白い家の少女
販売元: 20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

いわゆる「恐るべき子供たち」テーマのサスペンスですが、米・加・仏の合作ということも関係するのか、限られた登場人物(殆ど5人だけ)と派手さを排した展開で舞台を見ているような雰囲気。
実は原作があるのですが(新潮社から出てましたが絶版)ほぼ忠実に作られていて驚きであります(原作者が脚本を担当していますからね)。
さすがにリンがとった行動に関しては映画ではソフトになっていますが(原作ではガスを使うのです)。しかし「サスペンス映画」を期待してご覧になると肩透かしを食らうかもしれません。
もちろん、ヒロインが直面する危機やその秘密の露呈が物語の推進力になっているのは確かですが、それよりもある種の「ファンタジー」として不思議な魅力を持った異色作というのが相応しい気もします。
リンにとって他の誰よりも重要な人物となる「魔術師」のマリオが登場してからはその色合いがますます濃くなり、その後の展開は良い意味でかなり少女マンガ的であります。
その対極に来るのはリンが「あの人たち」と呼ぶ脅威の象徴的存在、変質者的なフランク・ハレット(M・シーン)であり、クライマックスはこの二人による命がけの心理戦となります。
このストーリーならもっとねちっこく性的な匂いのする作品になってもおかしくないのに(そういうシーンもあるにはあるのですが)不思議なほど嫌らしさがない。
この点が実はこの作品の最大の魅力かもしれません。
これは、やはりジョディの力が大きいと思います。超然としているわけではないのに確実に誰とも違う孤立した気配が漂っております。原作とはリンのイメージが微妙に違うのですが
(原作どおり前歯が欠けているところは驚きですが)彼女の演技力の賜物なのか直に気にならなくなります。
海辺の町に厳しく淋しい冬が近づいて来る雰囲気が実によく出ていて良いですね。

ご覧になる方は「紅茶とアーモンドクッキー」を用意した上で部屋を暗くしてご覧になることをおススメします





白い家の少女
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 ミステリアスな少女リンは北米の美しい晩秋の森の一軒家で孤独に暮らすのだが何か秘密を持っている。それを嗅ぎつけて、1・ハンサムで胡散臭い既婚の子持ち男(前科あり。下心もあり) 2・そんな息子をやっかいに思ってもてあましてる権高な母親 3・心やさしい警官(スーパーマリオ瓜二つ) 4・警官の甥っ子の高校生の少年(名前はマリオ)が、他人と関わらずにひっそり暮らしたい彼女の思惑とはうらはらに入れ替わり立ち代り現れては彼女に関わっていきます。
 リンは賢い少女。相手をみて年相応の可愛い子になったり、ずけずけ踏み込む大人と対等に渡り合ったりの見事な応対振り。でも精一杯クールを演じていたようで時折のぞく子供らしい表情。そんなジョディ・Fの演技が素晴らしい。しかし、思いがけない事件のせいで彼女の秘密が少しずつ明らかになってゆく。。。
 私は見た当時、孤高の少女リンにいたくしびれて、ダッフルコートとチェックのシャツ、デザートブーツの格好よさを認識し、買いに走ったのであります。
ストーリーもいいです。バースデーケーキを乱暴にナイフで切ってパラフィン紙に包むシーンが好きです。アメリカを感じるというか。
永らく待ち焦がれていたDVD化がうれしい。
 70年代アメリカの暗さを感じる「白い家の少女」と「超人ハルク」は私の心の宝物なのです。




白い家の少女
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

恐らく二十数年ぶりに観たのですが、この歳になって観てみると、この映画のよさ、繊細さがひしひしと伝わってきました。ジャンル的にはサスペンスと言うくくりが出来るでしょう。サイコ・サスペンスと見る向きもあるかもしれません。
映画前半は少女リン(ジョディ・フォスター)がなぜ一人で暮らしているのかと言う謎で観客をぐいぐいと引っ張ります。父と二人暮らしと言いながら、一度も画面に現れない父。必死で床下の物置にあるものを隠そうとするリン。床下の物置に隠されているであろうものは?
リンとリンに興味を示して近寄ってくる怪しげな男フランク(マーティン・シーン)。そして、少女の心に触れることが出来た青年マリオ(モルト・シューマン)。この3人の関係は…。
92分という時間、途中だれることもなく「次はどうなる?どうする?!」と、飽きさせません。流石にプロット的には最近では目新しさはないのですが(あ、もちろん公開当時は斬新で新鮮だったでしょう。それらのプロットも現在では手垢まみれの感は否めませんが)、いやぁ、監督のテンポのよい演出のおかげで集中して観れました。ラストシーンなどは特に出色のできと言ってよいでしょう。立派。 ショパンのバラード1番をバックに流れるエンドクレジット。映し出されるリンの表情が意味するものを考える時、胸が締め付けられるようでした。深く深く心にしみる作品です。
劇中彼女が本音を漏らすシーンがあるのですが、その本音を聞いて私たちはほっとするのではないでしょうか。(@_@)




白い家の少女
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 可愛いと言っても、白い家で一人で暮らす(?)謎めいた少女の役なので、可愛らしい表情を見せるわけではないのですが・・・。でもジョディの大人びた言葉や振る舞い、少女そのものといった姿かたち、スキッ歯がちらりと覗く口元、小さな顔が妙に可愛らしくて、作品の出来とは別に彼女の少女時代の代表作のひとつといっていいと思う。子供から大人になる少女の不思議な魅力をこの映画のジョディ・フォスターに見ることができる。エンドクレジットの暖炉の炎を背景にした彼女のアップ(ストップモーションではない)からは目が離せなかった。そういえば映画の中で着ている服も、この映画での彼女のイメージにぴったりで良かったです。次は、同じ年に製作されたリチャード・ハリス共演の「別れのこだま」を観たいなあ。最近公開されたコメディ「幸せの1ページ」では、だいぶ顔の皺が目立っていて(歳を考えるとあたり前ですね・・・)、鼻がだいぶ尖がったような気もしますが、基本的に同じ顔の彼女(これもあたり前か・・・)に会えて嬉しかったです。共演のマーチン・シーンは、今でこそ大統領の役なんかを演っていますが、70年代はちょっと危ない奴といった感じで、この映画でもそのキャラクターをいかんなく発揮しています。ちなみにジョディのヌードシーンがありますが、吹き替えです(見てわかる)。映画としては地味なこともあり、星3つといったところですが、ジョディの少女時代の魅力に星5つを付けたいと思います。




白い家の少女 [MGMライオン・キャンペーン]
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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ホラー&サスペンスなストーリーだけど、惨殺シーンや絶叫場面は皆無で、ちっとも怖くない。
最低限の登場人物(5人くらい)で織り成す駆け引きが主体で、心理劇の要素が強い。
そこに寒村の荒涼とした映像を挟んで、ダークで静寂な雰囲気を醸し出している。

こう書くと平坦な凡作かと思うけど、当時14歳のジョディ・フォスターが巧演で、作品に奥行きを与えている。
孤独で強くて賢くて、ピュアで脆くて繊細で、ミスティな個性をあます所なく体現。
まさにハマり役。
おかげで、小品ながらも佳作と成り得た。
ジョディの犯罪に同情の余地を残しつつ、ロストバージンや愛に目覚める描写もあって、アイドル映画としての要素も内包。

ただ、マーティン・シーンの役は、色男が演じるより、もっとあからさまにオタクっぽい男に演らせたほうが、ヤバさが醸し出されてよかったのでは?




リトル★ニキータ
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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普通の高校生がある日、両親が敵国のスパイだと知り、事件に巻き込まれていくストーリー。
リバーフェニックスとシドニーポアチエだけでなく、両親など脇役も良いです。
自分の立場を知らされて混乱するリバーと両親のやりとりは、短いのにとても真に迫り切ない。
そして私はこの映画のここが一番好きなのですが、
バレエ『眠れる森の美女』2幕(王子が妖精にオーロラ姫の幻影を見せられ、探し、見つけ、目覚めさせる場面)と
リバーが真実を探し、真実に目覚める場面、そしてスリーパーである両親がKGBに目覚めさせられる場面を同時進行させています。
面白い演出だと思います。





リトル★ニキータ
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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リトル★ニキータ
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

典型的なアメリカの少年である主人公は、学校の人気者になるべく士官学校への入学を志願する。しかし、彼には全く心当たりがないのに、彼の志願は受け入れられない。そして軍の秘密を握る重要な人物の影が彼につきまとうようになる。普通のアメリカ人の花屋だと思っていた彼の両親が実は、東側の某国の大物スパイだったのである。両親はその秘密を隠したまま、アメリカ人として暮らしていたのだった。平穏な家庭が突如情報戦争に巻き込まれていく。共演はかの有名なシドニー・ポワチエ。この中のリヴァーも全然似合っていない明るいアメリカンな少年役だが、展開がシリアスになるほどしっくり役にハマっていくのであった。リヴァー・フェニック頼みの面白くない映画だなと思ってみると結構面白い。例えば、今問題になっている某北の国に住む外国人の子女はこのような環境なのかもしれない。若き日のリヴァーは貴重です。




リトル・ニキータ
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

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R・フェニックスとシドニー・ポワチエと言う珍しい組み合わせながら作品は綺麗に纏まっています。特にこの作品で一番の悪役だった「スキューバ」と言うコードネームの男が不気味で、それがこの作品の緊張感を一層際立たせていたと思います。後、題名の「リトル・ニキータ」の由来ですが、これは主人公ジェフのミドルネーム「N」から来ており(実際主人公が自分の本名を両親に聞くシーンもあります)、意味は「ニキータ坊や」と言うらしいです。




リトル・ニキ-タ
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)




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