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レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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「マイアミ・ヴァイス」を手がけたマイケル・マンの刑事サスペンス。「マイアミ・ヴァイス」を製作中の作品とあってか楽曲の挿入の仕方はかなりヴァイス風。しかし、マイケル・マンの秀作「ザ・クラッカー 真夜中のアウトロー」と同様シンセサイザーを全面に出した音楽も特徴的(喜太郎も音楽を担当している)で全体の緊張感を高めている。音楽の使い方はやっぱり最高だ。

1986年当時としてはまだ馴染みの薄い犯罪者の心理のプロファイリングという捜査方法(同じ原作者トマス・ハリスの「羊たちの沈黙」で有名になったが)を精神的探りあいの緊張感と犯罪者とシンクロ(同調)することに対する苦悩を交えつつ、犯人に接近にした時の捜査陣の行動力というスピード感でストーリーをテンポ良く描いている。のちにハンニバル・レクター博士を中心にリメイクした「レッド・ドラゴン」とはかなり作風は違っていると思う。個人的にはこの作品のほうがアンソニー・ホプキンスのレクター博士ものという制約がないだけ監督の自由な作風を出せていると思う。
徹底した取材のうえ作り上げた「ザ・クラッカー 真夜中のアウトロー」と同様、主人公の苦悩が全面に出されたところや、ストーリー展開からハッピーエンドが期待できないような緊張感を観る者にあたえているところはマイケル・マン的な手法で大好きだ。派手ではないが、マイケル・マンの秀作の一つとして持っておきたい作品だ。





レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙
販売元: 20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン

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 内容はともかく、レクターがアンソニー・ホプキンスじゃないのが許せませんでした。レクターは彼が演じるからこそのレクターであり、他の俳優になっていてがっかりです。
 超傑作「羊たちの沈黙」や、若干グロさがあるものの秀作といえる「ハンニバル」は、レクターのもつ、完全なるサイコパスであり、非常に知能が高く、かつ、無礼な人間に対する徹底的な嫌悪など、レクターのもつ全てを演じることができるベストの俳優がアンソニー・ホプキンスだと思います。「ハンニバル」ではスターリングがジョディ・フォスターじゃなくなっていたのにがっかりしましたが、彼女の雰囲気はスターリングの雰囲気にまあまあ合致していたと思います。しかし、この作品でのレクター役の俳優は(すみません、名前は知りません)、全くレクターの雰囲気に合致していません。
 また、レクターが「羊たちの沈黙」で、刑務所においてあれほど厳重な警戒体制のもとに置かれていたことも、彼がいかに恐ろしく危険な人物であるかを見事に物語っていました。実際、70年代に300人以上を殺害したとも言われているヘンリー・ルーカス(数年前に刑務所内で病死)がレクターのモデルになっており、ルーカスも「羊たちの沈黙」でレクターが置かれていたのと全く同様の警備体制のもと獄中生活を送っていたといいます。ルーカスも、ペンの類は絶対渡さない、看守ですらルーカスを見てはいけない、とされていたといいます。
 ルーカスについての記述が長くなりましたが、要は、レクターは完全なる警備体制に置かれていたからこそ、その恐ろしさも実感できたわけですが、この作品では、全く普通の刑務所の独房におり、厳重な感じも全くなく、見た瞬間に拍子ぬけしました。
 とにかく、レクター役が変わっていて、しかもレクターの雰囲気とも全く合致しないこと(ちっともサイコパスにも恐ろしい人物にも見えない普通の人)、レクターを周囲の看守たちがいかに警戒していて、それがレクターの油断ならない恐ろしさを物語っていた「羊たちの沈黙」の雰囲気もぶち壊しです。あんな普通の人にしか見えないレクターなら、いっそ出さない方がよっぽどましです。
 主人公の元刑事がレクターと面会する場面までは観ましたが、面会場面を観た瞬間、心の底からがっかりして観るのをやめてしまいました。ですから以下の内容は知りません。知らないくせにレビューを書いて申し訳ありませんが、私にとっては、レクター役がアンソニー・ホプキンスでなく、あんな普通っぽい人が演じているだけで、星1つ以外の何物でもありません。




レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙 [MGMライオン・キャンペーン]
販売元: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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 主役の人はもしかしてCSIに出ている人では?若い!
 猟奇殺人の話ですが、血なまぐさい部分はけっこう抑え気味に表現されているので大丈夫でした。CSIの方がグログロだからかそう感じるのかな。




逃亡者 スチール・イン・ザ・ダーク
販売元: トランスワールドアソシエイツ

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マラソン マン 〈スペシャル・コレクターズ・エディション〉
販売元: パラマウント ジャパン

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ニューヨーク、大学生のベーブ(D・ホフマン)が知らず知らずの内に巻き込まれた恐るべき陰謀。絶体絶命の窮地に立たされた彼は崇拝する長距離ランナー、アベベと同じく孤立無援のまま生き抜く為に孤独な戦いを開始するのだが・・・。
1976年の作品ですが今でも話題に上る事の多い作品ですね。
その理由は映画の中盤、ホフマン氏演じる主人公がローレンス・オリビエ扮する旧ナチの残党「白い天使」こと、ゼルから受ける壮絶無比の拷問シーンにあります。
稀代の名優二人が繰り広げるこのシーン、迫真の出来で・・・コワっ!
ゼルは本来、著名な歯科医でその知識と技術を駆使して拷問を加えていくのです。
「それは安全かね?」そういいながらホフマン氏の歯に・・・(なっ、何するんですかぁっ!?)。
これを観て歯医者に行くのが怖くなった人は数知れず。
元々ベストセラー作家にして名脚本家のウィリアム・ゴールドマンの作品ですからしっかりしております。
徹頭徹尾シリアスでかなり疲れるかもしれませんが最近のヌルい「サスペンス・スリラー」に物足りない方は是非どうぞ。




マラソン マン スペシャル・コレクターズ・エディション
販売元: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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 この映画を見た人の多くは満足しているとは思うが、公開当時から現在にいたるまで、この映画に関する評価は定まっていないような気がする。ニュー・シネマの巨匠ジョン・シュレシンジャー監督ということで見る側が余計な先入感を持ってしまうのかも知れない。
 しかしサスペンス・スリラーのようであり、ニュー・シネマのようであり、名優の演技合戦でもあり、様々な映画的要素を織り込みながら、シュレシンジャーが描く当時のニューヨークの街の雑多な風俗描写や、冒頭の何が何だか判らない、老人同士の喧嘩から衝突事故にいたる場面やパリの冷たい描写なども秀逸で、ついつい映画の世界のに引き込まれてしまう。主人公がマラソンを日課としていることや、父親の過去の汚名、恋人との恋愛関係の描き方に若干の物足りなさはあるが、ニュー・シネマのヒーローとして当時、もっとも脂の乗っていたダスティン・ホフマン、まだ新人だったマルト・ケラー、メイキングで本人も語っていたほどに適役だったロイ・シェイダー、そして本作でアケデミー賞ノミネートのオーレンス・オリビエまで、出演者のハイレベルな演技だけでも見ごたえ十分だった。
 特にローレンス・オリビエの演技は凄かった!!メイキングで語られていたが、癌の転移による病魔との闘いの最中の演技とはとても思えない。「安全かね?」と聞きながら淡々と拷問の準備をする姿、ユダヤ人街を歩く姿の緊張感、隠していたダイヤを見たときの興奮した奇声、ホフマンにダイヤをばら撒かれた時の苦悩と屈辱の表情まで、後半はオリビエの主演作みたいだった。




マラソン マン
販売元: パラマウント ジャパン

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 次々と繰り出されるエピソードが、クライマックスに向かうに従い、統一されていくストーリー展開。それは、まるでジグゾーパズルを完成させていく作業にも似て、一つのシーンもおろそかにできない、脚本として完璧な仕上がりになっていると思います。
 そして、そのクライマックスは、シェークスピアの1字1句もおろそかにせず、舞台俳優としての栄光をほしいままにしたローレンス・オリビエらしい、冷徹なまでの完璧な演技力と、アメリカン・ニューシネマで鍛えられたアドリブたっぷりのダスティン・ホフマンの、内面の人間心理がにじみ出る演技力との対決に見られる、痺れるような緊張感に集約されて行きます。何度見ても新たな発見がある、希有な作品だと思います。




マラソン マン〈スペシャル・コレクターズ・エディション〉
販売元: CICビクター・ビデオ

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マラソンマン スペシャル・コレクターズ・エディション
販売元: パラマウント ジャパン

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メイキング映像で製作者ロバート・エバンス(「くたばれハリウッド」の人です)が芸術映画としてのサスペンススリラーを創りたかったというようなことを言っていますが、その目的は充分達せられていると思います。とにかく映像・編集がスタイリッシュでカッコイイです。怖ろしい拷問シーンや主人公がハイウェイを疾走するところ、ロイ・シャイダー暗殺未遂シーンの緊迫感は相当なものです。ホフマン、オリビエの演技も凄い。シャイダーのカッコ良さ、W・ディベインの不気味さ。どこを取ってもサスペンススリラーの名作と言えるでしょう。当時のメイキングではオリビエの誕生日を皆で祝うシーンが印象的。新しいメイキングは、マルト・ケラーが魅力的なことと、やっぱりホフマンの映画に対する熱意、とにかく作品を良いものにしたいという姿勢が素晴らしいの一言です。ニューヨークの街を魅力的に描いたところも特筆に価するでしょう。


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