戻る

前ページ   次ページ

DVD/ビデオ 775858 (162)



ミッシング
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

南米という地域はなぜいつまでたっても民主的で、平和にならなのでしょうか。この話は実話です。40年近く前、チリに初の社会主義政権が生まれました。しかし、そのアジェンデ政権はあっという間にクーデターで倒され、アジェンデは殺害されました。その最中、チリにいた若い作家志望の米国青年が行方不明になります。息子の行方不明の知らせを受け、父親が駆けつけます。そして、息子の妻と懸命な捜索を行います。明らかに軍によって検挙されたのに行方がようとしてしれません。米国大使館も全面協力と口では言うのですが、腑に落ちないことばかり。この悪名高きクーデターでは何万とも10万とも言われる人たちが虐殺されています。息子はそれに巻き込まれたのです。しかし、なぜ?どこを探しても、死体をすべて検分しても見つからないのか。ちょっと世間知らずの青年が大意なくとったちょっとした行動から非情な仕打ちを受ける。国民を守ってくれると思っていたのに国家に裏切られる親子の悲劇。いまでは、だれでも知っているこの歴史的事実、善良なる米国市民の父親役のジャック・レモンが「国家」に対する怒りを熱演しています。若い妻を演じたシシー・スペイシクも良かった。とてもシビアな内容の映画ですが、こんな映画も米国はつくったのです。




ミッシング
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ミッシング
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この事件に無知な状態で見たら、全く面白くなかった。事件について調べて概容を頭に入れて見たら、とても面白かった。
日本語字幕ではだいぶ台詞が省略されてるので、吹替えが大いに役立つ。そういう意味でDVD向きの作品です。英語字幕などでニュアンスを再確認とか、分かりにくいところを何度も見るとか、色々できるしね。

主演のレモン&スペイセクは素晴らしいし、他の俳優達もいいのだが、やっぱり映像的に感じさせる物があまり無いので、事件に興味ない人に訴えるものがあるかというと、疑問ですね。
クーデター前の平和な状態と後の状態、保守的な父とリベラルな息子夫婦などの対比が映像的に示されれば良かったのですが、それは無かった。やっぱり言語による情報にかなり依存しないと面白くないので、「映画的」なんて言いそうなシネフィルにはウケが悪いでしょう。

(平和の象徴らしき)白馬を軍が発砲しながら追い回す幻想的なシーンも単体では美しいけど、作品全体の中で見ると、「こんなことやる暇があるなら、もっと本題を映像的に分かりやすく表現してくれよ」と思ってしまった。
DVD時代が来て、はじめて大きな価値をもつ作品という気もする。値段も安価なので購入する意義は大いにある。ネットでもこの事件について調べられるしね。




ミッシング デラックス・コレクターズ・エディション
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ネイティブアメリカンと白人、父と娘、母と娘、祖父と孫娘、それぞれの人間関係を柱に、人買いインディアンに誘拐された娘奪還が描かれている。舞台は未開の地1885年コロラド。
20 年もの間家族を捨てネイティブインディアンと共に暮らし生きてきた父(トミー)の考え方はすでに白人の考え方ではなかった。それを含めて父を許せないマ ギー(ケイト)の考え方が、父の有言実行の姿に次第に心が穏やかになっていく様は、観る者の心をも解きほぐす。トミーの顔には、年相応とはいえ深いしわが 刻まれており、20年の生き方を彷彿とさせる上でプラス要因となっていたと思う。髪振り乱して戦うケイト・ブランシェトの姿は母の強さを強く印象付け た。
「ネイティブアメリカンと白人」とくれば、ネイティブアメリカンの血を引くバル・キルマーは、特に彼にこだわるような役柄ではなかったにもかかわら ず、やはりという感じで出演していた。

結末事態は決してハッピーエンドではなかったが、マギー母娘にとっては「心のハッピーエンド」だったような気がした。「血」の絆は強かった。




ミッシング (ユニバーサル・セレクション2008年第1弾) 【初回生産限定】
販売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

73.9.11クーデターについて調べている間に、この映画にたどり着いた。

この映画を見ている間じゅう、私の頭の中では、あのクーデターで死を覚悟したアジェンデのあの最後の演説(電話経由のラジオ)が、あの爆撃と銃撃の音とともに鳴り響いていた。

「歴史は我々のものであり、人民が造るものである...人民は自分自身を守らなければならない、しかし自分自身を犠牲にしてはいけない。人民は圧殺されても、迫害されてもいけない。しかし卑屈であってもいけない...私はチリを、チリの運命を信じている。やがて大道が開かれ、自由になった人々が、よりよき社会の建設を目指して歩む日が来るだろう。チリ万歳!人民万歳!労働者万歳!以上が私の最後の言葉です」

http://jp.youtube.com/watch?v=LkKyJWGoEts
http://jp.youtube.com/watch?v=SXJLcGURXok
http://www.youtube.com/watch?v=en8yqVxuT-U
(ビクトル・ハラの遺言)
http://jp.youtube.com/watch?v=DI9ibKK8OOA
(オリジナル『サンチャゴに雨が降る』より、ビクトル・ハラの最期)
http://www.youtube.com/watch?v=lGtCeyu9hxQ
(そして、チリからアイルランドへ)

あのクーデターから33年を経て、2006年、その33年前のクーデターで殺されたアジェンデ派将校の娘が大統領に就任した。今まさに、アジェンデの予見の正しさが証明されようとしている。しかし、あのクーデターを首謀した北の「亜流アメリカ」は今も当時と変わっていない。むしろ、昨今ますます凶暴さを増しつつあるように見える。

映画に携わっている方々に問いたい。
なぜ『サンチャゴに雨が降る』は『特攻要塞都市』に名前変更された末に封殺されたのか?
サンティアゴの雨は、本当にやんだのか?




ミッシング [SUPERBIT(TM)]
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)






ミッシング
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

役者の魅力は楽しめたけど、
物語は、いまいちピンと来なかった。

なぜインディアンは悪なのか。
その一方的な描き方が鼻についた。

父娘の確執も、偏った民族描写に
共感できず、色あせてしまった。

良かったのはケイト・ブランシェット。
呪いを受けるシーンなど迫力でした。

トミー・リー・ジョーンズもいい感じ。
味があるし、存在感がありました。

つまらなくはないが、強く惹かれる
ものもなく、心に響かない映画でした。




ミシシッピー・バーニング
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

最初は重いんですが、どんどん引き込まれていきます。歴史の勉強にもなると思いますよ。以外とおすすめの作品です。




ミシシッピー・バーニング
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

R・レスター、K・ラッセル、J・ブアマン、R・スコット、、、と、ハリウッドで成功したイギリス人監督は、独自の強烈な映像感覚を持った鬼才が多い。アラン・パーカーも、70年代から90年代に掛け、才気溢れる作品を連発したが、今作は、中でも、彼の最高傑作と呼んで相応しい力作だ。64年のアメリカ南部のミシシッピーで起こった3名の公民権活動家の失踪事件を元に、リアリズムタッチで描く硬質のサスペンスで、エンタテインメントとしても存分に楽しめる作品だが、アカデミー撮影賞に輝いたピーター・ビジウによるひりひりと乾いた、荒涼とした色調の中、“人種隔離主義”、“貧困”、“差別”、“偏見”、“恐怖”と言ったキー・ワードを背景にアメリカの病根がえぐられたジャーナリスティックな社会派ドラマとしても、見応え十分だ。冒頭のタイトル・シークエンスの、“WHITE”と“COLORED”と区分された水飲み場の対比の1ショットで、観る者に作品のテーマを理解させるのが凄い。北部のリベラルでインテリなFBI捜査官と、南部出身で保守的な叩き上げの捜査官という好対照な2人組が挑む、最も保守的な、しかし極めてアメリカ的でもある田舎町での「底知れぬ陰湿な事件」は、ブラッド・ダリフやマイケル・ルーカーといった残忍なツラ構えの単なる白人優位主義者の犯罪に留まらず、プアホワイト層の鬱屈や妬みを内包させて、差別というものの根の深さを感じさせる。劇中、ハックマンが、デフォーが、マクドーマンドが、そして、公民権活動家の黒人を埋葬する際に弔辞を述べる黒人神父が、それぞれに発する叫びの数々に、胸が締め付けられてしまう。ハックマンが、ポパイ=ドイル刑事を彷彿させる名演。極悪な犯人たちを追い込むのが、威嚇、でっち上げ、強要、強引、違法捜査と、FBI(と、CIA)お得意の捜査なのが妙にナットクしてしまう。




ミシシッピー・バーニング
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

アラン・パーカー、地味だが何ともユニークで面白い作品を作る監督だ。
ストーリーは省くが、まず配役がいい。ジーン・ハックマン、途中から怒りを爆発させる演技は彼のはまり役。ウィレム・デフォーも一見やさ男のFBI捜査官、しかし内には激情をたぎらせている。最近では二人とも悪役っぽい人物像が多いが、大好きな俳優である。あと脇役もおや、こんな役でという役者が出演していてうれしい発見も出来る。
すでに10回くらい視聴したが、展開はわかってるのに何回見ても興奮するのはシナリオと監督の技量、普遍的なテーマによるものだ。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ