戻る

前ページ   次ページ

DVD/ビデオ 775858 (163)



ミシシッピー・バーニング
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ウィレム・デフォーを観たくて観た作品だが、予想以上に良かった。
デフォー演じるFBIのエリート捜査官と、
ジーン・ハックマン扮するベテラン刑事という対極的なふたりが、
真相究明へと向かって次第にシンクロしていく過程の心理描写も克明だ。
『ミッドナイト・エクスプレス』で見せたアラン・パーカー監督の才気は、
表現の方法論こそ異なるが、この作品でも遺憾なく発揮されている。
合衆国大統領の民主党候補にオバマ氏がアフリカ系として初めて選ばれた2008年、
アメリカに深く強く根ざす人種差別の一面を理解する一助にもなるだろう。
本作品のモチーフとなった事件が実際に起きたのは、ほんの40年ほど前のこと。
その哀しい事実が何よりも、サスペンスとしての本作を際立たせている。
万人向けではないかもしれないが、
楽しんだ後に、考えさせられる、とても深い1本だと思う。





ミシシッピー・バーニング
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

本作は、公民権法が成立する以前の1964年アメリカ・ミシシッピ州で起こった、
人権活動家失踪事件をモデルに、
その捜査に尽力するFBI捜査官の奮闘と絶望的な人種差別の闇とを描くもので、
アカデミー撮影賞を受賞しています。

凸凹の捜査官コンビを演ずるのは、
アカデミー賞男優ジーン・ハックマンと名優ウィレム・デフォーです。
二人はともに正義感にあふれながらも、くっきり対照的に描かれていて双方魅力的です。
また、真相究明の鍵となる女性を演ずるのは、
アカデミー賞女優(「ファーゴ」)のフランシス・マクドーマンドです。
差別を許せないと思いながらも、彼女はあくまで生まれ育った土地に留まり続けます。

本作で印象的なのは、確かにヒロイックな捜査官が正義の鉄槌を振り下ろすものの、
それはあくまで個別事案の解決に過ぎず、歴史的背景を抱えた人種差別自体は、
決して消えることはないという可能性を示唆している点です。
もっとも、ラストのワン・シーン、人種の垣根を越えた集会の様子は、
本件をきっかけに辛うじて垣間見えた希望への期待が込められているように思えました。

また、勇気の尊さ。
失踪してしまう活動家の勇気、真相究明のため証言をする少年の勇気、
踏みにじられていながらついに抵抗を試みる牧場主の勇気等々、
結果的にはKKKの圧倒的な暴力の前に屈してしまいますが、
彼らの勇気のバトンがつながったからこそ、とりあえず悪は敗れたのだともいえます。
非常に考えさせられます。

アメリカの人種差別(そして「差別」全般)、サスペンス、
勧善懲悪と問題提起を見事にブレンドした本作は、
多くの方にお薦めしたい素晴らしい映画です。





ミシシッピー・バーニング
販売元: ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

黒人を人間とも思わない所業を繰り返す者達。
その理由は、彼らの中にそれを許す正義が存在するからだ。
所業の苛烈さ。最早悪行と言うには度が過ぎている行為。
怒りに満ちた映画。




暗くなるまでこの恋を
販売元: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

原題は「ミシシッピー号の人魚」。ウィリアム・アイリッシュの「暗闇へのワルツ」の映画化で、後にアンジェリーナ・ジョリー主演の「ポワゾン」として再映画化されています。カトリーヌ・ドヌーブの美しい悪女(ヌードも2回見れます!)と愛する女のために殺人を犯してしまう若き日のジャン・ポール・ベルモントの組み合わせが最高!フランソワ・トリュフォー監督が尊敬するスリラーの巨匠、アルフレッド・ヒッチコック監督を意識したタッチで、個人的には大好きな作品です。




ミスト
販売元: ポニーキャニオン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

人間の内面と世界の理不尽がよく描かれていると思う。単純に主人公が異常な状況をサバイブして切り抜けていく映画ではない。
ステレオタイプなSFパニックホラーに飽きてる方にはお薦め。
色んな表現があるから映画は面白い。





ミスト コレクターズ・エディション
販売元: ポニーキャニオン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

衝撃の結末、とは使い古された言葉だ。しかし、その陳腐ともいえる言葉が真に当てはまる作品といえるだろう。
とにかく暗い。重い。そして気持ちわるい。とてもキュートな女優さんがでてくるが、彼女のうけるしうちときたら................

いまいちアメリカではうけなかったらしいが、そりゃそうでしょ、ある意味あまりにリアルで、そんなものこんなどうしようもない時代にだれも直面したくない。宗教的なバックボーンが日本人とはかなりちがうので日本人には素直に共感できない部分もある。
マークアイシャムのスコアも素晴らしい、の一言。




モナリザ
販売元: ビクターエンタテインメント

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

この映画には、「会いたい、一緒にいたいと想い焦がれる」という意味において、主人公ジョージの二人の“Mona Lisa”が描かれている。
ひとりは当然シモーヌであるが、約7年の“お勤め”となったチンピラの主人公に、愛想を尽かして離れた妻のもとにいる娘がもうひとりだ。
マイケル・ケインの手下がシモーヌの命を狙うあたりのカメラワークはヒッチコック的ですらある。
しかし、シモーヌの指導の甲斐あってそれなりにダンディーに変身する様は微笑ましく、
随所に描かれる若き日のロビー・コルトレーン演ずる変わり者の親友とのユーモラスな交流や、
娘になんとか会おうとけなげに努力するジョージの姿がシビアな物語に温もりを与える。
対極の世界を見事に織り込むことで、この映画は単なるフィルム・ノワールを超えた、
英国的ユーモア感覚にあふれた見応えある作品になっている。
映画の中で何度も流れるタイトル曲であるが、クスっとさせるエンディングが一番似合っていた。




マネートレーダー/銀行崩壊
販売元: クロックワークス

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

 90年代に世界経済を激震させたベアリングス銀行事件。
歴史ある名門銀行がたった一人のトレーダーによる不正
取引によって、一夜のうちにこの世から消えてしまう。
信用取引の増幅による仮想資本をばらまくマネーゲーム
の行き着く先を描いた傑作である。

 労働者階級に生まれ、苦労を重ねながら名門銀行へ入
行し、一族郎党の期待を一身に背負いながら、やがて崩
壊していく男をユアン・マクレガーが熱演。クライマッ
クスの日経平均の推移を見守る場面の、息苦しい緊迫感。
取引所の無味乾燥なデジタル表示(今ではそれすら珍し
くなってしまったが)が空虚感を誘う。そして、倒産直
前まで気づかないどころか、ユアンの虚偽報告を鵜呑み
にして、濡れ手に粟と信じた銀行幹部の愚かさ。

 純朴なインドネシアの青年達が、次第に金の魔力にと
りつかれて表情を変えていく。金の持つ根源的な畏怖を
感じると同時に、逆説的に資本主義があらゆる民族・国
家に対する、最も普遍的な訴求力を持ちうるのではない
だろうか。






ポエトリー,セックス
販売元: パイオニアLDC

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

ひどすぎる!
女優の演技も見た目もだめ!
ストーリーもだめ!
駄作中の駄作だ・・・
大体、ケリー=マクギリスといえば
あの「トップガン」でトム=クルーズの
相手役を務めた教官役で有名。
あの頃、彼女は美しく、スタイルも良く
この先が楽しみな女優だったのに・・・
こんな太った中年のシワシワのおばさんに
なっているとは・・・
もう、目も当てられない。




デス・パズル
販売元: ポニーキャニオン

Amazonのカスタマーレビュー(口コミ)

誰かに追われているかのように逃げ出した末に、トラックに轢かれて死ぬ男性、ブレーキ事故で死亡の女性、ひき逃げされた男性、そして何者かに殺された少女。すべてが同じクラスの同級生だった。そして32名の同級生の集合写真に一緒に移っている33人目の生徒…担任教師も同級生すら名前がわからない。
警部補だけに犯行を話す入院中の殺人犯はこの事件にどうからんでくるのか?と、なかなか渋い感じのサイコミステリーが展開するのかと、1枚目のディスクは結構わくわくしながら見てました。また、陰鬱なイギリスの風景がよく似合ってます。
が、しかし!
警部補をねちねちといたぶるように、執拗に面会を要求する殺人犯は2枚目のディスクには出てこないし、なぜに急に犯行が加速するのかも不明だし、33人目の同級生のことはわかっても、どうして写真に写りうるのかがわからない。
なんだか2枚目ディスクの内容の構成は、特に後半部分は手抜きとまでは言わないが、よくある結末で、正直がっかりした。


前ページ   次ページ

戻る

仮想世界 - シューティング/レース/電車ゲーム フライトシミュレータ